新型コロナウイルスのふき取り検査をご活用ください

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の主な感染経路は、感染者を媒介した「飛沫感染」と「接触感染」です。感染者との接触をしないこと、環境中に存在するウイルスを失活させる(消毒)ことが、感染を広げないための重要なポイントです。消毒方法としては、以前のニュースで紹介したようにウイルスで一般的に効果がある塩素のほか、界面活性剤、石鹸、次亜塩素酸水等について効果が証明されております。ただし、ウイルスは目で見ることが出来ないので、本当に正しい消毒方法が出来ているのか?といった不安が募ります。

コロナウイルスの環境中での生存時間については、皮膚の上で9時間、ステンレスでは約84時間、耐熱ガラスでは約86時間、プラスチックでは約58時間程度生き残ることが研究で示されております。これはA型インフルエンザウイルスの5倍以上、環境中で長く生き残るということになり、汚染があった場所の消毒が不十分な場合には接触による感染リスクが生じることになります。

「きちんとした消毒対策が出来ているのかどうかを確認する」ことは、食品関連業界を含め教育現場や公共的な環境においても広く要望されていることから、弊社におきましては、「新型コロナウイルス拭き取り検査」において対応をしております。 本検査の実施によって、新型コロナウイルス感染症対策における「清掃・消毒方法の確認」が出来ます。 普段から行っている消毒の効果確認の一助としてご利用いただけると幸いです。

また、海外では輸入食品より新型コロナウイルスが検出された事例が報告されています。さらに中国では、輸入する冷凍食品の検疫が強化され、食品自体やその包装のふき取り検査が行われ、陽性時には一定期間の輸入停止措置を取られるなど、今後同じような対策を取る国が出てくる恐れがあります。本検査では「食品パッケージ」や、「野菜・肉・加工品の表面」に付着するウイルスも当検査で確認可能です。感染が拡大している地域からの輸入品についてウイルス付着の懸念や輸出時に確認をしたい場合等ございましたら、拭き取り検査による陰性証明をご活用ください。

検査の詳細はこちら → 【新型コロナウイルスPCR検査(ふき取り)】

こちらのニュースもご参考にしてください

【経産省】新型コロナウイルスの消毒方法として、次亜塩素酸水や石鹸も

【新型コロナウイルス】皮膚の上での生存時間は約9時間

【輸出】食品の新型コロナウイルス検査等対策強化(中国)


新型コロナウイルス検査(ヒト:PCR:唾液)

新型コロナウイルス検査依頼フォーム


youtube