消費期限と賞味期限

さんがスーパーやコンビニエンスストアなどで食料品を購入する際よく目にするのは消費期限、賞味期限でしょう。消費期限は弁当・パンなど、賞味期限はスナック菓子・飲料などに多く表示されていますがその違いは何でしょうか?

 

消費期限:安全に食べられる期限。期限を過ぎたら食べない方がいい。

賞味期限:おいしく食べられる期限。期限を過ぎても食べられないわけではないが、おかしいと思ったら食べない方がいい。

 目安は5日間です。5日以内なら「消費期限」と設定します。

期限の設定は国のガイドラインに沿って食品メーカーが決めます。科学的検査で「この食品は〇〇日まで大丈夫」などと求めた「可食期間」に、1未満の安全係数を掛けて出します。

国は、品質にばらつきガ少ない加工食品については、安全係数0.8以上を推奨しています。

つまり科学的検査で「この食品は100日まで大丈夫」と判断した場合、安全係数0.8を掛けた結果、「この食品の賞味期限は80日」と設定するのです。

安心・安全のため賞味期限・消費期限は守らなければいけないのはもちろんですが、期限を過ぎた食品を廃棄することは近年叫ばれているフードロスにつながります。

「安心」「ロス」のバランスを考慮し、適正な数量を適正な品質にて製造し、できる限りロスを減らすことが近年求められているのではないでしょうか。

 

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