お米にわく虫、コクゾウムシにご注意!対策とは?

※【閲覧注意】こちらのコラムには昆虫が出てきます。

米びつや袋の中に小さい虫がいるのを見たことはありますか?
春から秋口にかけて、米などの穀類に発生しやすい昆虫が「コクゾウムシ」という甲虫目の昆虫です。
体色は茶褐色で、白米の中では気が付きやすい色をしています。また特徴的な長い口を持ち、かわいらしい見た目をしていますが、この口を使って穴を開け、米粒1つに卵を1つずつ産み付けていく性質を持っています。
その卵は1か月程度で成虫となるため、長期保管をしている食べ物の中に入ってしまった場合、気が付いた時には大発生ということも考えられます。
発生を防ぐ方法としては、穴をあけられないような頑丈な容器に入れる方法があります。簡単な対策ですが、これだけでもコクゾウムシは侵入できなくなります。また温かい環境を好むので、風通しがよくて涼しい環境で保管をすることが、大発生の対策になります。
まだ寒い時期ですが、温かくなる春が来る前に、食べ物の保管状況の確認や、清掃などをするとよいかもしれません。


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