(株)食環境衛生研究所(食環研)は、食の「生産者」から「消費者」まで・・・人の「安全・安心」と「命」を守る企業です。 English page | Shoku-Kan-Ken,inc.

どうぞお気軽にお問い合わせください TEL.027-230-3411 営業時間/平日8:30~17:30(土日祝 休)

食環研コラム

本当に大丈夫?トキソプラズマ感染

  生産現場の皆様なら良くご存じのトキソプラズマ症。 ヒトへも感染し、先天性トキソプラズマ症を引き起こす人獣共通感染症です。 とりわけ、豚肉からヒトへの感染が問題視される原虫感染症ですが、 生産者方々の努力によって飼養衛生レベルを向上したお陰もあり、 今では畜産経営上大きな問題と  して捉えられなくなっています。

   ヒトにおける本症の大規模調査も30年以上前に実施されましたが、 それ以降詳しい感染動態を調査したものはほとんどないと言って良いと思います。 その一方で、家畜や野生動物におけるトキソプラズマ抗体の保有率については、 ここ10年間だけでも数多くの調査報告を知ることができます。 それによると、食肉処理場の調査で豚は5~10%、牛においても2~5%の抗体陽性率が確認されています。 野生動物ともなると、ニホンカモシカで24%やアライグマで16%、イノシシで6%といった具合に、 かなりの個体でトキソプラズマ抗体が陽性と検出されています。

 豚の令和2年度の食肉処理頭数は、約1,700万頭です(農水省畜産物流通統計)。 仮にそのうちの10%が陽性だとすると、実に170万頭がトキソプラズマ抗体陽性ということになります。 この数字がそのままイコール枝肉内に感染性シストを保有しているか?とは言えませんが、 公衆衛生上無視はできない数字ではないでしょうか?

 これらの学術的調査知見から、 本当に"過去の病気"として考えて良いのか疑問です。 いや、それ以上に、豚だけでなく牛も含めて"サイレント感染"状態になっていると思います。 
ジビエ料理や生食なども拡がるグルメブームもあり、いま一度、トキソプラズマ症の危険性を再確認する必要があると、 我々は強く考えております。弊社では、これまでトキソプラズマ抗体が陰性と判定されたものも陽性と検出できる、 高感度で特異性の高い抗体検査系を開発しております。 
 
 この機会に、しっかりとしたトキソプラズマ感染動態のチェックをお勧めいたしますので、 実施をご検討される場合は、是非ともご相談ください。

参考文献 → こちら(東京大学)
こちら(岐阜大学)
こちら(愛媛県食肉衛生検査センター)
こちら(広島市食肉衛生検査所)

« 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について | 畜産に関するコラム | 保温ばかりに気を取られていませんか »

検査項目

食品分野
食品分野


1. 食品表示成分検査


2. 安全性確認検査


3. クレーム対応・付加価値検査

環境・衛生分野


1. 衛生検査


2. 環境検査


3. 資材・廃棄物検査

畜産分野
動物病院向け検査

新型コロナ対策(お役立ち情報)

セミナー・イベント情報

お役立ち情報

ISO17025 認定検査

用語辞典

病気

コラム

採用情報

食環研Blog

ORIGAMIマスクハンガー

ページの先頭へ戻る

株式会社食環境衛生研究所

【本社】
〒379-2107 群馬県前橋市荒口町561-21
TEL:027-230-3411 FAX:027-230-3412
※検体の送付先は 本社 へお願い致します。
 石綿(アスベスト)分析は 品質管理センター へお願い致します。

【アニマルリサーチセンター】
〒379-2104 群馬県前橋市西大室町286-1
【食品医薬品分析センター】
〒379-2104 群馬県前橋市西大室町1228-1
【品質管理センター】
〒379-2106 群馬県前橋市荒子町643-4
【東京オフィス】
〒105-0004 東京都港区新橋1丁目5番5号
国際善隣会館 6階A
TEL:03-6264-5313 FAX:03-6264-5314
【東北営業所】
〒981-3341 宮城県富谷市成田2-3-3
TEL:022-342-9614 FAX:022-342-9615
【高崎営業所】
〒370-3334 群馬県高崎市本郷町66-1
【西日本営業所】
〒790-0925 愛媛県松山市鷹子町716-2

・国際規格 ISO/IEC 17025:2017
・登録衛生検査所 第41号
・計量証明事業 環第51号
・GCP 29動薬第1665号-3
・GLP 元動薬第2730号-3
・GLP 24消安第4322号
・動物用医薬品製造業 元製造薬第442号
・学術研究機関
・届出伝染病等病原体取扱施設
・実験動物生産施設等福祉認証17-015号
・GMO二種使用等拡散防止措置確認

会社概要
  • 地域未来牽引企業

  • 事業継続力強化計画

  • 採用情報リクナビ