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「ひ〜」は、203件です。

表示
【JAS規格以外にも、表示に関連した法律もしくはルールがありますか?】

JAS法以外に、食品衛生法や計量法や景品表示法があります。JAS規格に関連したルールとして、公正競争規約等があります。食品のジャンル毎に取り決めされているので確認の必要があります。また、規格等は各省庁で改正できるので、1年間に数回に渡り改正される事があります。よって、改正の確認も必要となります。T090415

ヒアルロン酸
【ひあるろんさん】

哺乳動物の結合織に多量に分布するほか、硝子体、関節液、臍帯、鶏のとさかなどに存在する。親水性の粘稠な物質で、粘滑剤として働いているほか、組織の水分代謝や構造の維持に役立っており、また、細菌の侵入に対して防御的な役割を演じているとされている。<獣医学大辞典より抜粋>N100507

ビートトップ
【びーととっぷ】

ビートの根塊頭部は、塩類を多く含むため砂糖製造上、悪影響を及ぼすため切り取って搾汁材料としている。このように得られた不用の根塊部に葉の付いたものをビートトップという。ビートトップは軟便性が高く、ビート葉はシュウ酸を多く含むので、家畜に給与しすぎないようにすべきである。サイレージにすれば良質飼料となる。<獣医学大辞典より抜粋>F110502

ビートパルプ
【ビートパルプ】

ビートから糖液を搾り取った残渣をビートパルプといい、生のビートパルプは水分を約90%含み、そのままあるいはサイレージにされて牛の飼料として利用される。乾燥ビートパルプは粗繊維が20%近くあり、牛にとっても嗜好がよいので多給すると、軟便・下痢を惹起しやすい。<獣医学大辞典より抜粋>F110502

P波
【ぴーは】

心電図の基本波形は大小2つの緩やかな波と1つの急峻な棘の群から成り、これらの間は水平な直線で結ばれている。P波は小さな緩やかな波で、心房の興奮を示すものである。P波の持続時間・振幅・波形は導出方法によってわずかに異なるが持続時間は馬約0.13・牛約0.08・めん羊約0.08・犬約0.038・ラット約0.025などである。P波の波形・持続時間・振幅の変化などの異常により心房内の伝導障害などが診断される。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

脾炎
【ひえん】

脾臓の炎症で、通常膿毒症によって起こる。牛では第二胃からの先鋭金属異物の刺入による外傷性脾炎がみられることがある。<獣医学大辞典より抜粋>N100507

非炎症性浮腫
【ひえんしょうせいふしゅ】

炎症によらない浮腫をいい、熱感、発赤および疼痛を伴わない。原因として循環障害(うっ血性浮腫)、貧血性の血液病(水血性浮腫)、腎臓疾患(腎性浮腫)および血管運動神経麻痺などが挙げられる。<獣医学大辞典より抜粋>N100507

ビオチン欠乏症
【びおちんけつぼうしょう】

多量の卵白を含む飼料を与えることにより卵白中の特殊タンパク質であるアビジンとビオチンが腸内で結合するため、ビオチンの吸収が妨げられ、ビオチン欠乏症をおこす。豚では後肢の痙攣、褐色滲出物の出る皮膚炎などが現れる。反芻動物や他の草食動物は消化管内にいる微生物により合成されるため、欠乏症はあまり起こさない。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

皮温
【ひおん】

体内温度に対して体表の温度をいい、一般に生理的条件下では内部温度よりも皮温の方が低く、皮膚毛細血管の拡張程度によって左右される。全身病や局所の炎症があると変動する。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

皮下気腫
【ひかきしゅ】

空気またはガスが皮下織に蓄積した状態で、創傷、肋骨骨折、第一胃穿刺孔などから侵入するほか、肺気腫が拡大して生ずる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

被殻毛球
【ひかくもうきゅう】

胃内に飲み込まれた被毛が胃内容を核として球状または扁平円盤状物を作ったものを毛球と呼び、球の表面に無機塩が沈着被覆した場合、被殻毛球と呼ばれ、牛の第一胃にみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

東海岸熱
【ひがしかいがんねつ】

ピロプラズマ亜目、タイレリア科のタイレリア・パルバを病原体とする牛の住血原虫病で、中央および東アフリカに分布する。主な媒介者はコイタマダニで、潜伏期間は8〜15日。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

皮下鼠径ヘルニア
【ひかそけいへるにあ】

鼠径輪が異常に拡大し、腹腔臓器特に小腸、腸間膜、大網などが脱出したものであり、発生頻度は低い。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

鼻カタル
【びかたる】

鼻粘膜の舞w炎をいい、急性型は粘膜の充血・乾燥、呼気の高温、鼻漏が主症状で、感冒、腺疫、ジステンパーなどの伝染病や他の呼吸器病に伴って発症したり、外的な物理・化学的刺激が原因となって起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

非化膿性脳炎
【ひかのうせいのうえん】

充血、出血、水腫などの循環障害、リンパ球、形質細胞および大食細胞の血管周囲性浸潤、神経細胞の変性、グリア細胞の増殖を特徴とする脳炎で、神経細胞の変性の程度は原因によってもさまざまである。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

皮下膿瘍
【ひかのうよう】

皮下の組織内に空洞を形成し、膿汁の貯留したものをいう。フレグモーネ、汚染した刺創などからの局所感染によって起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

飛関節炎
【ひかんせつえん】

外傷、打撲、骨折、捻挫などの外力および過度の運動負荷に基因する急性および慢性の足根関節周囲炎として発症することが多く、主として馬、牛に多発する疾患である。<獣医学大辞典より抜粋>N100701

非還納性ヘルニア
【ひかんのうせいへるにあ】

ヘルニア内容が体腔内に還納できなくなったヘルニア。ヘルニア内容は脂肪、大網、腸管、妊娠子宮、膀胱などであり、症状はその大きさや経過によっても異なる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

ヒガンバナ中毒
【ひがんばなちゅうどく】

ヒガンバナは本州、四国、九州などの堤防、墓地、原野などにみられる多年草の植物で、毒成分としてリコリンやセキサニンなど、9種類のアルカロイドを含有している。家畜においてはヒガンバナ科のスイセン属による中毒例が認められている。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻鏡
【びきょう】

家畜の鼻麺、すなわち外鼻の鼻尖と上唇は明らかな境界がなく、移行的になっていて、鼻唇平面(牛)、鼻平面(犬、めん羊)、吻鼻平面(豚)を形成し、被毛もほとんどなく、潤滑して光沢があるので鼻鏡と呼ぶ。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻鏡白斑症
【びきょうはくはんしょう】

南西諸島の主として黒毛和牛における沖縄糸状虫による鼻鏡の慢性深層性皮膚炎、夏期放牧牛、繋牧牛に発生し、冬期は軽快する。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

皮棘
【ひきょく】

吸虫類の体表しみられる鱗状構造で、吸虫類の皮棘は薄い板状のクチクラで虫体の成熟度や部位によっても形態を異にする。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

皮筋
【ひきん】

皮膚の直下にあって、頭、頸部、体幹を包む薄い横紋筋で、骨格筋や関節筋と区別される。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻腔癌
【びくうがん】

鼻腔に腺癌、扁平上皮癌がまれにみられる。くしゃみと片側性の血液を含む鼻汁の流出がみられ、病状の進行とともに両側性になる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻腔内異物
【びくうないいぶつ】

原因としては草や小枝などの吸引、採食時における飼料の歯根部から鼻腔内への進入、ならびに嘔吐により吐物が咽喉頭から鼻腔へ入る場合のほか、鼻骨骨折時の遊離骨片、腐骨、寄生虫、鼻腔内腫瘍などが考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻憩室
【びけいしつ】

馬の外鼻孔の背方にみられる深さ5〜6cmの円錐形の盲嚢。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

ヒゲナガチマダニ
【ひげながちまだに】

チマダニ属としてむしろ例外的種で、触肢などはマダニ属に類する円筒状の形態をもつ。西日本の有蹄類(牛、カモシカ、鹿および馬)での成体寄生が確認されている。<獣医学大辞典より抜粋>N100816

鼻甲介
【びこうかい】

鼻前庭から続く固有鼻腔においてみられる巻紙状の骨性基台の構造物で、背・腹鼻甲介の粘膜は、呼吸部で多数の鼻腺と豊富な血管が分布する。中鼻甲介の粘膜は厚く、嗅細胞が存在し、嗅部となる。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

鼻甲介壊疽
【びこうかいえそ】

馬では腺疫、血斑病、鼻炎に継発し、犬ではジステンパーの経過中に発生する。悪臭の鼻漏、呼吸困難、顎下リンパ節が腫脹し、血液の供給喪失と関係があり、細菌の侵入および腐敗によって鼻甲介組織が死に至るものがある。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

鼻甲介洞
【びこうかいどう】

背・中・腹鼻甲介が囲む洞で、副鼻腔に属す。背・中・腹鼻甲介洞にわかれ、複雑な鼻甲介胞を作って蜂巣を表す。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

微好気性菌
【びこうきせいきん】

微量の酸素の存在下で発育する細菌と定義されるが、酸素が直接それらの発育に関係しているのではなく、二酸化炭素の比が酸素よりも高い環境下でもっともよく発育する細菌をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

ピコルナウイルス科
【ぴこるなういるすか】

直径20〜30nmのRNAウイルスで、エンテロウイルス属、ライノウイルス属、カルジオウイルス属、アフトウイルス属があり、ポリオ、口蹄疫、豚水胞病が代表的。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

非細菌性血栓性心内膜炎
【ひさいきんせいけっせんせいしんないまくえん】

悪液質性心内膜炎。種々の伝染病や消耗性疾患の経過中に合併する疣贅性心内膜炎で、心臓の弁膜に灰白色砂状、顆粒状または疣状の増殖物が膠着する状態をいう。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

ヒ酸鉛中毒
【ひさんなまりちゅうどく】

農薬として用いるヒ酸鉛の誤食または薬剤の付着した飼料の採食による。症状は、食欲低下、反芻停止、流涎、嘔吐、悪心、呼吸速迫ないし困難、痙攣、運動麻痺、貧血、白血球増加、異常赤血球の出現などである。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

ヒシガタウモウダニ
【ひしがたうもうだに】

無気門類のフテロリクス科に属するダニで、体長約0.4mm。褐色を帯び、ひし形の体形を有している。主に鶏の翼羽の間隙に多数寄生する。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

皮脂腺腫瘍
【ひしせんしゅよう】

皮脂腺から生ずる腫瘍性病変は、結節性過形成、皮脂腺腫、皮脂上皮腫、皮脂腺癌に分類され、犬に好発する上皮性皮膚腫瘍の代表的なもので、他の動物ではなれである。高齢犬に多く、孤在性もしくは多発性である。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

微弱発情
【びじゃくはつじょう】

発情徴候が微弱でかつ持続時間が短い発情をいい、卵巣機能が休止から活動状態に移行する際に発現する生理的現象と考えられている。卵巣の周期的活動が正常な場合でも現れるが、小卵胞が発育の途中で閉鎖退行して排卵に至らなかった場合に多く現れる。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

脾腫
【ひしゅ】

脾臓が腫大し、重量の増加した状態をいい、原因にはうっ血、伝染病などがあるが、急性伝染病でもっとも著明で、特にこれを伝染性脾腫という。脾腫はほとんどの伝染病でみられるが、炭そ、ピロプラズマ症、トリパノソーマ症、馬伝染性貧血、豚丹毒、鶏チフス等でもっとも顕著である。<獣医学大辞典より抜粋>N101119

鼻出血
【びしゅっけつ】

鼻孔からの滴々または細流の出血をいい、症候名であって、独立病ではない。原因は、鼻粘膜の損傷・挫傷・寄生虫・骨折・激性炎、異常血圧上昇、血管病、新生物および潰瘍、出血素質のある全身病などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

被乗駕
【ひじょうが】

発情牛のもっとも特徴的な性行動として、雌牛が群飼されている場合に、他の牛に乗駕したり、あるいは乗駕されることがあげられる。特に発情の最盛期にはほかの牛に乗駕されても逃げることなく、静かにこれを許容するもので、この状態はスタンディング発情と呼ばれる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

尾状突起
【びじょうとっき】

家畜動物において、肝臓の尾状葉が発達し、肝門の背縁に沿って右方に伸びてできる隆起。牛でもっともとく突出し、めん羊、犬、ウサギでもみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

皮静脈
【ひじょうみゃく】

家畜動物の深在性静脈は大体において動脈に伴行するが、皮静脈とは皮下にあって動脈と関係なく独立して走行するもの。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

尾状葉
【びじょうよう】

家畜動物の肝臓に形成される肝葉のひとつで、左右両葉に挟まれて中心部の肝門の背位にみる。鶏では尾状葉の形成はない。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

鼻唇腺
【びしんせん】

反芻家畜の上唇より鼻孔に至る領域の皮下に分布する漿液性ないし、漿粘液性の腺。皮膚腺のひとつの変形腺で、この腺の分泌物でここは常に浸潤し、光沢ある鼻鏡がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

ヒスタミン
【ひすたみん】

生体内では主としてタンパク質と結合、または遊離の形で分布し、動物では、肺、肝臓、胃粘膜に多く、肥満細胞には特に多く存在する。毛細血管拡張作用、動・静脈収縮作用、消化管平滑筋収縮作用、子宮平滑筋収縮作用、胃酸分泌作用などがある。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

ヒスタミン潰瘍
【ひすたみんかいよう】

過度のヒスタミンが胃のH2受容体を刺激して、胃酸分泌を盛んにした結果できる胃潰瘍をいい、潰瘍形成は急速に進む。犬、猫において、肥満細胞腫に継発する胃潰瘍があり、この腫瘍は多量のヒスタミンを含み、血中ヒスタミンの増量による胃の過酸症や運動亢進のために潰瘍が起こることが推定される。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

ヒストモナス
【ひすともなす】

鞭毛虫亜門、動物性鞭毛虫網、トリコモナス目に属する原虫で、七面鳥、クジャク、鶏、ウズラなどの盲腸、肝臓に寄生し、黒頭病を引き起こす。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

ビスナ
【びすな】

レトロウイルスによって起こるめん羊の脳脊髄炎で、2〜3年以上の極めて長い潜伏期と数か月〜数年におよぶ経過を経て、最終的には死の転帰をとる遅発性、進行性の疾患。2歳以下の動物には発生しない。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

微生物
【びせいぶつ】

フランス人C.E.Sedillotの提案によることばであるが、1878年当時と異なり、現在では肉眼で見ることのできない小さな微生物の総称で、そのなかには細菌、マイコプラズマ、リケッチア、真菌、原虫、ウイルスなどが含まれる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節外腫
【ひせつがいしゅ】

飛節の外側面に発生する限局性の腫瘤をいう。原因としては飛節を構成する立方骨を中心とした慢性骨髄炎、骨瘤が主因であるが飛節内腫に併発することもある。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節屈折
【ひせつくっせつ】

尾位における難産のひとつで、1肢または両後肢が飛節において屈折するものである。単胎動物でよくみられる。多胎動物では四肢が短く屈曲するので、後肢失位が難産の原因になることはまれである。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節後腫
【ひせつこうしゅ】

飛節後面において踵骨結節下にみられる腫瘤を飛節後腫といい、その発症原因は飛節内腫と同様に飛節の構造不良、過重負担、装蹄や削蹄の失宜などのほか、倒馬時の打撲などである。骨性、腱性、先天性にられる。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節内腫
【ひせつないしゅ】

慢性奇形性飛関節炎。飛節の内側面に発生する骨瘤をいい、飛節を構成する足根骨のうち主として中心足根骨、第三足根骨に生じるが、周囲の足根骨にも波及する場合がある。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節内腫跛行
【ひせつないしゅはこう】

飛節内腫の際にみられる特有の跛行で、多くは潜在的に徐々に発症するが、突発することもある。厩舎から馬を引き出すときなど、特に運動の初期に著しい跛行を示す。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

飛節軟腫
【ひせつなんしゅ】

滑液(粘液)嚢炎とは異なり、慢性の飛関節炎の結果、飛関節の関節嚢に水腫を生じた軟腫の一種である。原因は飛節の先天的な構造不良、飛節への過重負荷などのほか、装蹄、削蹄の失宜なども誘因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N10125

尾腺
【びせん】

鳥類の皮膚腺のひとつ。尾端骨の背位に対をなして皮膚面から盛り上がっており、その先端に導管が乳頭状に開く。水禽類でよく発達する。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

鼻腺
【びせん】

固有鼻腔の後位の粘膜下組織に含まれる腺。この呼吸部粘膜は線毛円柱上皮をもつが、ここに小窩を作って鼻腺が開口する。管状胞状型で、分泌物は漿液性ないし漿粘液性の性質を示し、粘膜面に湿度を与える役割を果たす。<獣医学大辞典より抜粋>N101125

ヒゼンダニ類
【ひぜんだにるい】

無気門亜目のキュウセンダニ科、ヒゼンダニ科、アシヒゼンダニ科に属する小型、円形ないし卵円形、半透明白色のダニで、体表し無数の紋理(しわ)がある。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

鼻前庭
【びぜんてい】

外鼻孔から鼻腔に入ったばかりの領域で、色素に富む重曹扁平上皮と鼻前庭腺をもつ鼻粘膜で覆われる。ただし馬では顔面皮膚の連続で覆われ、太い触毛型鼻毛を備え、脂腺、汗腺もみる。鼻前庭には鼻涙管が開口し、また馬では鼻憩室を形成する。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

鼻疽
【びそ】

馬、ロバ、ラバなどの鼻腔・気管粘膜、肺、脾臓、肝臓などの内臓実質、皮膚、リンパ節などに鼻疽結節を形成する伝染病で、急性型と慢性型がある。ロバやラバは馬に比べて急性型が多く、猫、犬、ヒトへも感染する。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ヒ素中毒
【ひそちゅうどく】

ヒ素化合物には三価と五価のものがあり、前者は特に毒性が強い。家畜の急性中毒は殺鼠剤、農薬、防虫剤、外用薬などに使用されたヒ酸化合物による場合が多かったが、規制以来激減した。急性経口中毒の場合、嘔吐、流涎、粘膜の充出血、出血性下痢、心機能障害などをみる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

肥大型心筋症
【ひだいがたしんきんしょう】

家畜では成猫でみられ、心肥大、心室壁の著しい肥大、左心室の間隙状狭窄、左心房拡張、心筋線維の配列不整が特徴的である。原因不明。ペルシア猫に好発するので、遺伝的要因が疑われている。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

肥大吸虫
【ひだいきゅうちゅう】

豚、ヒトなどの小腸に寄生する肝蛭科に属する大形の吸虫である。舌状を呈するが、肩部の突出はなく、丸味を帯びている。日本での感染例は知られていない。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

肥大性骨ジストロフィ
【ひだいせいこつじすとろふぃ】

犬の肥大性骨形成異常には、バーロー病、巨大犬の肥大性骨ジストロフィ、ビタミンA過剰症、肺性肥大性骨関節症の4型がある。バーロー病はビタミンC欠乏症、巨大犬の肥大性骨ジストロフィはビタミンとミネラルの大量摂取、ビタミンA過剰症は肝臓の大量摂取、肺性肥大性骨関節症は肺の病変か胸腔臓器の疾患によって起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンA過剰症
【びたみんAかじょうしょう】

過剰のビタミンAを長期間投与すると中毒を起こす。犬、猫では大量の肝臓、特に生の肝臓を長期間にわたって投与すると本症を発する。骨の融合性外骨腫を生じ、四肢骨の腫脹・疼痛、体重減少、知覚過敏、振戦、尿失禁などが認められる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンA欠乏症
【びたみんAけつぼうしょう】

ビタミンAが欠乏すると夜盲症や涙眼、角膜炎、角膜軟化、眼球乾燥症など、特異的変化が起こり、ついには失明する。妊娠動物では流・死産や盲目の子が生まれる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンD過剰症
【びたみんDかじょうしょう】

ビタミンDを過剰投与すると高カルシウム血症が起こり、カルシウムが動脈壁、腎臓、その他の諸臓器や組織に沈着し、機能不全が発生する。牛では乳熱、起立不能症の予防のため大量のビタミンDを反復投与した場合に発生し、食欲減退、頻尿、反芻・第一胃運動の廃絶、乳量の著減、発育遅延、徐脈、心音不正などの症状がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンD欠乏症
【びたみんDけつぼうしょう】

ビタミンDは肝油にもっとも多く含まれ、卵黄、牛乳中にも含まれる。ビタミンDが欠乏すると成長中の動物は、骨の石灰化が遅れ、骨に変化が起こり、くる病になり、成獣では骨軟症となる他、泌乳中のものは食欲不振、呼吸速迫、泌乳量減少あるいは停止がみられ、豚では麻痺や痙攣をおこすこともある。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンE欠乏症
【びたみんEけつぼうしょう】

ビタミンEは、飼料中に広く分布し、穀実類特にコムギ、トウモロコシなどの胚芽やその油、緑飼や多葉の乾草特にアルファルファなどに多く含まれている。ビタミンEが欠乏すると、授精率の低下、筋肉萎縮、脂肪組織の炎症などの症状がみられる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ビタミンK欠乏症
【びたみんKけつぼうしょう】

哺乳類は飼料中および腸内細菌が生産したビタミンKを吸収利用しているので、欠乏症はほとんど起こらないが、化学療法を長期に行った場合や、飼料の腐敗などにより欠乏症を起こすことがある。欠乏症になると血液凝固時間が延長し、出血斑が現れる。牛のスイートクローバー病は一種のK欠乏症である。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

飛端腫
【ひたんしゅ】

踵部嚢腫。主として馬、まれに牛、犬に発生する踵骨隆起部の挫傷性腫瘤。滑液嚢の炎症による水腫と皮膚の肥厚を特徴とする。急性症では局所の腫脹、増温、疼痛、波動を呈し、皮膚損傷を伴うことも多い。慢性症では、無痛性の限局性水腫となり、運動障害はほとんどみられない。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ひっかき反射
【ひっかきはんしゃ】

犬や猫の頸髄を切断したいわゆる脊椎動物の背部や胴部の皮膚を機械的あるいは電気的に刺激すると同側の後肢に刺激部をひっかくような律動的な屈伸運動が生ずる。この反射をさす。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

羊吸吮ヒゼンダニ
【ひつじきゅうせんひだに】

吸吮ヒゼンダニ科に属するダニで、馬吸吮ヒゼンダニの変種とするのが一般的で、羊飼育地帯では最も重要な疾患となっている。めん羊の皮膚表面に寄生し、疥癬を起こし、被毛の経済的価値をなくし、かつ、重篤な皮膚症の原因となる。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ヒツジキンバエ
【ひつじきんばえ】

クロバエ科、ヒロズキンバエ属の昆虫で、黄緑色ないし青緑色の金属光沢を呈し、腹部末端は細くとがる。人家周囲、ごみ処理所などに発生する。全世界に分布するが熱帯に多い。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

羊鉤虫
【ひつじこうちゅう】

鉤虫科の線虫で、灰白色ないし赤味を帯び、めん羊、山羊の空腸と回腸上部に寄生する。日本を含む世界各国に分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

羊条虫
【ひつじじょうちゅう】

犬、狐の小腸に寄生する条虫科の条虫で、世界各地に分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

ヒツジシラミバエ
【ひつじしらみばえ】

シラミバエ科の昆虫で、一生をめん羊の被毛のなかで送る。個体数は秋から増え、冬に最高となる。温帯の各地に広く分布する。<獣医学大辞典より抜粋>N101202

必須アミノ酸
【ひっすあみのさん】

動物が体内で合成できない、もしくはきわめて合成しにくいため、外部より食物として取り込まなければならないアミノ酸。動物種・性別・年齢によって必須アミノ酸の種類は異なり、全ての必須アミノ酸を同時に与えなければ、生体内でのタンパク質合成に支障をきたす。反芻家畜ではルーメン内微生物がタンパク質を合成するので考慮する必要はないとされているが、高泌乳牛では食物として外部より補給を要する事もある。<獣医学大辞典より抜粋>F110425

必須脂肪酸
【ひっすしぼうさん】

組織の構造と機能に不可欠な外部よりとる必要のある高度不飽和脂肪酸のこと。必須脂肪酸が欠乏すると、ラットでは脱毛・皮膚病・生殖能力の消失が起こるといわれる。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

必須重金属
【ひっすじゅうきんぞく】

金属のうち比重4以上のもので、体内における濃度が環境中濃度と無関係に一定で存在しており、呼吸や排泄のバランスが自己調節により行われているものをいう。これらは欠乏すると生体障害が現われ、主なものに亜鉛・銅・クロム・コバルト・セレン・マンガン・モリブデン・鉄・バナジウムなどがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

必須発育因子
【ひっすはついくいんし】

細菌の増殖に必要な発育素のこと。例としては、ヘモフィルス属のヘミンやニコチンアミドアデニンジヌクレオチド。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

必須無機質
【ひっすむきしつ】

動物・植物の成長または正常な機蝿ロ持に不可欠な無機物をいう。これらの無機物がないと、成長・健康状態・生理機能などが正常に作動しない。各種動物のこれらの無機質の利用性は、生理条件・遺伝条件などの多くの要因によって異なる。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

引っ張り反射
【ひっぱりはんしゃ】

骨格筋が受動的に引き伸ばされたときにその筋の張力が増し、伸長に対抗して姿勢を保つための伸張反射の一種。屈筋の腱を急激に引っ張ったときに起こる瞬間的な反射収縮をいう。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

筆毛動脈
【ひつもうどうみゃく】

脾臓の中心動脈は白色脾髄を通るとき多くの毛細血管枝を出すが、主脈は筆毛状に枝分かれすることから、この部分を筆毛動脈という。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非定型抗酸菌
【ひていけいこうさんきん】

結核菌群:M.tuberculosis complex(M.tuberculosis、M.bovis、M.africanum、M.microti、M.canettii)を除くミコバクテリウムの総称。ただし、M.laprae(らい菌)及びM.avium ssp.paratuberculosis(ヨーネ病)は除く。YK-N090703

非定型抗酸菌
【ひていけいこうさんきん】

近年ヒト・豚・鶏などの結核様病巣から分離され、動物に対する病原性が明らかにされた。これらの菌は4群に分けられ、発育速度が比較的速やか・室温でも発育・集落に発育が見られる・種々の抗結核剤に体勢を示すことなどから結核菌とは区別されるが、主な性状は鳥型結核菌と似ている。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非定型性間質性肺炎
【ひていけいせいかんしつせいはいえん】

世界中で発生がみられている牛の急性呼吸器病の病名。8〜11月頃に牧草地に移された牛が発病する事が多く、発症牛は突然、呼吸困難・口からの発泡・うなり声を示し、重傷牛の約1/3が2日以内に死亡する。肉眼的に、肺の充血・水腫と気腫が特徴。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

ビテリン
【びてりん】

鳥卵黄中のリポタンパク質であるリポビテリンの脂質を除いたアポタンパク質部分のことで、卵黄中の主なタンパク質成分である。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

皮刀
【ひとう】

難産の救助の際に、胎児の皮膚を切断するのに用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

脾洞
【ひどう】

脾洞は、脾索とともに脾臓の赤色脾髄を構成する。脾洞の壁はほぼ縦位に並ぶ桿状細胞(脾線維)と、その外側にほぼ直交する細網線維の輪状線維(たが線維)とから成る。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非働化
【ひどうか】

血清を56℃で30分間加熱することによって補体を不活性化することをいう。ザイモサン・コブラ毒素・抗原抗体複合物を加えることによっても、血清中および動物体内の補体活性を除去できる。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非透析性カルシウム
【ひとうせきせいかるしうむ】

血液中のカルシウムは赤血球中にはほとんど含まれず主に血漿中に含まれ、その量は9〜11mg/100mlであるが、このうちアルブミンやグロブリンなど血漿タンパク質と結合して透析されないものを非透析性(非拡散性)カルシウムといい、その量は3.2mg〜5.5mg/100ml程度である。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

脾動脈
【ひどうみゃく】

腹腔動脈から分かれる1枝。通常、馬・犬では単独に起こるが、豚は左胃動脈と共通幹をなす。反芻家畜類では右第一胃動脈と共通幹をなして脾第一動脈(幹)を形成し、終枝として脾門に入る。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

尾動脈
【びどうみゃく】

一般には、腹大動脈→正中仙骨動脈(馬では退化)→尾動脈の経路をとって尾椎腹面に沿って尾端に向かうが、馬では内腸骨動脈→外側仙骨動脈から正中尾動脈を分けるほか、腹外側尾動脈、更に背外側尾動脈が分かれて分布する。犬では内腸骨動脈から起こる浅外側尾動脈があり、尾の側壁皮下を走る。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非特異反応
【ひとくいはんのう】

血清反応の際、本来は陰性になるべき反応が陽性になることがある。これは、特異的な抗原抗体反応ではなく、用いる血清に反応に関与する物質が存在したり、あるいは抗原液に問題があったりして、陽性反応を示すためである。これらを総称して、非特異反応という。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

非特殊投射系
【ひとくしゅとうしゃけい】

視床にある核群は大脳皮質への投射機狽ゥら特殊投射系と非特殊投射系に区分される。非特殊投射系は視床から新皮質へ広範に投射する神経線維系で覚醒反応や漸増反応を起こす部位であり、大脳皮質の活動水準を全体的に調節している。<獣医学大辞典より抜粋>F110428

鼻突起
【びとっき】

鼻骨先端の遊離縁の長い突起。犬・猫ではむしろ鼻骨間切痕となり、兎でははなはだ短い。馬・豚・めん羊では長く突出し左右のものが内縁で合する。牛・山羊・兎では先端が切痕になっている。犬を除き、切歯骨との間に鼻上顎切痕を形成する。<獣医学大辞典より抜粋>F110502

ヒト閉経期尿性性腺刺激ホルモン
【ひとへいけいきにょうせいせいせんしげきほるもん】

ヒト閉経期尿性ゴナドトロピン。閉経後の婦人の尿中から得られる下垂体由来の性腺刺激ホルモンで卵胞刺激ホルモン(FSH)作用が強く、若干の黄体形成ホルモン(LH)作用も含まれている。高価なため一般の獣医臨床では用いられず、わずかに牛の過剰排卵処置に医薬が研究的に応用されているに過ぎない。<獣医学大辞典より抜粋>F110502

ヒドラジド誘導体
【ひどらじどゆうどうたい】

MAO阻害による感情興奮薬。イプロニアジド・フェネルジン・ニアラミド・イソニルボキサジドなどがある。幹細胞障害・過度の興奮作用・中毒性精神異常など毒性・副作用が強い。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドララジン
【ひどららじん】

分子量160.18の白色〜帯黄白色の結晶。塩酸塩(C8H9ClN4)は水に溶ける。血管平滑筋に直接作用し、末梢の抵抗血管である細動脈の平滑筋を直接弛緩させて末梢抵抗を低下させることにより降圧作用を示す。降圧薬として本態性高血圧症・妊娠中毒による高血圧症・子癇や高血症性脳症などの高血症性緊急症に用いる。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシアミノ酸
【ひどろきしあみのさん】

側鎖にヒドロキシル基をもつアミノ酸をいい、天然のアミノ酸にはセリン・トレオニン・チロシンの3つがある。トレオニンのみ必須アミノ酸で、他は非必須アミノ酸である。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシアンフェタミン
【ひどろきしあんふぇたみん】

C9H13NO、p-(2-aminopropyl)phenol。分子量151.20の白色の結晶性粉末で、水に溶ける。交感神経興奮薬であり、散瞳・鼻充血除去・昇圧の目的で用いられる。臭化水素酸塩(C9H13NO・HBr)として用いる。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

5-ヒドロキシインドール酢酸
【ひどろきしいんどーるさくさん】

C10H9NO3、分子量191.19の5-ヒドロキシトリプタミン(セロトニン)の代謝産物で、尿中に排泄される酸化生成物。クロム親和細胞腫ではかなり量が増加し、抑うつ症では比較的多くなる。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシカルバミド
【ひどろきしかるばみど】

CH4N2O2、分子量76.06の白色の結晶性粉末で、水によく溶ける。抗腫瘍薬として用いられるが、特に慢性骨髄性白血病に有効である。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシジン
【ひどろきしじん】

C21H27ClN2O2、[2-[4-(p-chloro-o-phenyl-benzyl)-1-piperazinyl]ethoxy]ethanol、分子量374.92の淡黄色の粉末で、水に溶けにくい。視床および視床下部に作用し、静穏・鎮吐・鎮痛・筋弛緩・抗アレルギー・麻酔増強作用を示す。鎮静薬・抗アレルギー薬として用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシナフトエ酸ベフェニウム
【ひどろきしなふとえさんべふぇにうむ】

C28H29NO4、benzyldimethy(2-phenoxyethyl)ammonium 3-hydroxy-2-naphthoate、分子量443.54の苦みのある白色結晶で、線虫類、特に鉤虫の駆除剤として用いる。第四級アンモニウム化合物のため、消化管からの吸収がほとんどなく、副作用も少ない。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシプロゲステロン
【ひどろきしぷろげすてろん】

C21H30O3、17-hydroxypregn-4-ene-3、20-dione、分子量330.45のプロゲステロンの17α位に水酸基が導入されたもの。臨床的にはカプロン酸エステルが用いられ、動物用としては家畜の受精卵の着床不全に対して用いる。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

17-ヒドロキシプロゲステロン
【ひどろきしぷろげすてろん】

C21H30O3、17α-hydroxypregn-4-ene-3、20-dione、分子量330.47のステロイドホルモンの一種で、副腎皮質ホルモン生合成の中間産物。プロゲステロンの17位がヒドロキシル化されて形成されるステロイドホルモンで、周期性黄体・妊娠黄体・胎盤・副腎などから分泌される。それ自体の生物活性度は低いが、17α-OH基を有機酸エステル化すると強力なゲスタゲン(黄体ホルモン活性をもつ物質)に変わるため、合成黄体ホルモンの原型として重視されている。<獣医学大辞典より抜粋>F110506

ヒドロキシル化
【ひどろきしるか】

水酸化。有機化合物へのヒドロキシル(OH)基の導入をいう。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロキャRバラミン
【ひどろきそこばらみん】

分子量1346.41の暗赤色の結晶で、水に溶けやすい。補酵素型への転換および腸管からの吸収はシアノコバラミンより容易で、体内での利用率が高い。あらゆる種類の悪性貧血に有効だが、再生不良性貧血には無効である。動物用としては牛・馬・犬・猫の各種肝炎・湿疹・栄養性神経障害・造血機能障害などに用いる。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロクロロチアジド
【ひどろくろろちあじど】

分子量297.72の白色の結晶で、水に難溶。臨床的には降圧利尿剤として本態性・腎性・若年性・悪性の各高血圧症・うっ血性心不全・腎性浮腫・妊娠浮腫などに用いられ、動物用としては牛の分娩後の乳房浮腫に用いる。ただし治療中および最終治療後72時間以内に搾乳した牛乳は食用に用いてはならない。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロコドン
【ひどろこどん】

分子量299.36のコデイノンを水素化するかジヒドロコデインを酸化して作られる半合成アヘンアルカロイド。コデインとモルヒネの中間くらいの鎮痛・鎮咳作用を持っている。麻薬。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロコルチゾン
【ひどろこるちぞん】

分子量362.47の副腎皮質から抽出されるステロイドホルモンで、糖代謝に強い作用を示す他、タンパク質のアミノ酸への分解・糖新生などに関与する。コルチゾンと共に糖質コルチコイドを代表するが、牛・豚ではヒドロコルチゾンが主体をなす。コルチゾンとは体内で相互に変換する。ラットには存在しないといわれる。医薬品として合成され、抗炎症薬としても用いられる。犬の外傷性ショック・牛のケトーシス・急性乳房炎など炎症性疾患に応用されている。抗炎症作用はコルチゾンより強く、副作用はほぼ同程度である。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロフルメチアジド
【ひどろふるめちあじど】

分子量331.29の白色の結晶で、水に溶けにくい。収斂性のある苦味を有する。利尿薬として心臓障害・腎臓障害・肝硬変・妊娠などに起因する浮腫に用いる。降圧薬として高血圧症に用いるときはレセルピンなどの降圧薬と併用する。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロペルオキシド
【ひどろぺるおきしど】

脂肪は脂肪含有食品の放置・保蔵過程で徐々に酸化され、ある段階で急に酸化が進み変質する。これは酸素によって起こる反応で、反応が遊離基を含み、連鎖的に進行するので一般に自動酸化と呼ばれる。この際、水素が引き抜かれ生ずるものがヒドロペルオキシドであって、常温で脂肪に蓄積される一次安定生産物(ROOH)である。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒドロホルモン
【ひどろほるもん】

分子量285.33のモルヒネを還元して作られる半合成アルカロイド。鎮痛作用はモルヒネより強いが、持続性ではなく、嗜癖は現われるが、副作用は弱い。モルヒネと同様の目的で用いられるが、繁用されていない。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

皮内注射
【ひないちゅうしゃ】

皮膚真皮内に薬液を注入する方法であり、主に診断液により遅延型過敏反応を示す結核等の診断に用いられる。薬液の注入に際し針先が皮内に達している場合には抵抗感があるが、皮下の場合には抵抗感がない。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

皮内反応
【ひないはんのう】

病原体(微生物・寄生虫)または培養濾液の成分を皮内に注射してアレルギー反応による発赤を観察して診断を下す。牛の結核病におけるツベルクリン反応・肝蛭症・あるいはヨーネ病のヨーニン反応が臨床に応用されている。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

皮内縫合法
【ひないほうごうほう】

皮膚に瘢痕を残すことを避けるために考案された縫合法で、糸を皮内に埋没させて行う連続縫合である。犬・猫の避妊手術のごとき、皮膚創孔の小さな手術では本法によれば抜糸の必要がなく応用されている。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

ヒナ白痢
【ひなはくり】

ヒナ白痢菌の感染により起こる鳥類の疾病で、家畜法定伝染病の一つ。本病は主として卵黄に菌が含まれるin-eggの介卵伝染により広がり、幼雛が白色下痢を伴い敗血症死する急性疾患である。成鳥では菌が臓器や組織に潜み、保菌鳥となることが多い。我が国では、全血凝集反応による保菌鶏の摘発淘汰が進み、最近の本病の発生は著しく減少した。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

避難舎
【ひなんしゃ】

放牧地で牛が雨や夜露などを避けるために設置する屋舎。牛は一般に寒冷環境に対する適応範囲が広いといわれるが、それは順調に発育し、環境にある程度順応した牛の場合であり、幼若なものや発育途上のもの、あるいは急激な寒冷感作の場合に格別な配慮が必要である。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳
【ひにゅう】

完全生殖周期の最終段階が泌乳期であり、この期間産子は乳腺から分泌される乳汁(泌乳)によって栄養をとり成長する。家畜では抗体が乳、特に初乳によって子に伝えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳維持
【ひにゅういじ】

泌乳維持に必要なホルモンは動物の種によって異なり、兎ではプロラクチンだけでよいが、山羊では完全な泌乳維持には、プロラクチン・成長ホルモン・甲状腺ホルモン・副腎皮質ホルモン・インスリンが必要であるといわれる。反芻動物では搾乳・吸乳によってプロラクチンの血中濃度が増加するが、泌乳維持に対して特に必要とは言い難く、泌乳維持に必要なホルモンは成長ホルモンであると考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳黄体
【ひにゅうおうたい】

ラット・マウスなどでは分娩後の排卵によって形成された黄体が泌乳期間中プロゲステロンを分泌するが、この黄体が泌乳黄体である。プロゲステロンの分泌は吸乳刺激によって分泌されるプロラクチン(ラット・マウスでは黄体刺激ホルモン)によるものであり、乳児を除去するとプロラクチンとプロゲステロンの分泌がともに低下し、発情・排卵が起こる。家畜では泌乳初期、特に豚では泌乳中発情・排卵が停止するが、これは泌乳中に下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌が減少していることによると考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳開始
【ひにゅうかいし】

泌乳開始に重要な役割を持つホルモンはプロラクチンだが、このほか成長ホルモン・副腎皮質刺激ホルモン(または副腎皮質ホルモン)・胎盤性ラクトゲンなどとの共同作用(乳汁分泌開始ホルモン群)によって引き起こされる。牛では分娩の数週間前に乳腺はほぼ完成し、乳汁も分泌されるが、多量の泌乳が開始するのは分娩後である。これは妊娠中に優勢な黄体ホルモンが乳汁分泌ホルモン群の作用を抑え乳汁分泌を抑制しているが、分娩と同時に黄体ホルモンの分泌が低下するためこの抑制がとけ、急激な乳汁分泌が起こると考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳期間
【ひにゅうきかん】

泌乳開始から離乳までの乳汁を分泌している期間。一般に産出された子が自ら採食できるようになるまでの期間に相当する。しかし乳牛では多量の乳を生産するように改良され、かつ搾乳が行われるので、泌乳は搾乳を停止する(乾乳)まで継続する。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳曲線
【ひにゅうきょくせん】

泌乳量は分娩後やや少なく、次第に増加して最高に達し(最高乳量)、その後漸減する。この泌乳量の変化を示す曲線が泌乳曲線であり、このような変化は幼畜の成長に伴う体重の増加や他の飼料を摂取する能力の発達に適合していると考えられる。乳牛の泌乳曲線の型は最高乳量に達するまでの期間(分娩後1〜2ヶ月)と最高乳量およびその後の泌乳量およびその後の泌乳維持性によって決まり、個体によって異なる。また産次あるいは分娩の季節によって変化する。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

泌乳持続性
【ひにゅうじぞくせい】

最高乳量に達した後の泌乳量を維持する能力をいい、1…前月の乳量に対する各月の乳量の百分率、2…最高乳量期から泌乳末期までの乳量の直線回帰の減少量などで表される。一般に高泌乳牛は最高乳量が高く泌乳維持性も高いが、そう乳量との関係では最高乳量のほうが影響が大きい。泌乳維持性は初産から徐々に下がり、6産以後にほぼ一定となる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

泌乳能力
【ひにゅうのうりょく】

乳汁を生産する能力であり、乳腺実質の量とその機能に関係し、乳牛改良の主眼をなしている。泌乳能力で最も重要なものは総乳量であるが、乳質や搾乳性もその中に含まれる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

泌乳量
【ひにゅうりょう】

泌乳量は量的形質であるので遺伝と環境によって支配される。1日当たりの乳量は牛で11〜45kg、馬9〜23kg、山羊1.4〜4.5kg、めん羊0.7〜4.5kg、豚2.3〜9.0kgである。乳量の尺度としては総乳量・最高乳量などがあるが、乳牛の総乳量は1乳期

泌尿器
【ひにょうき】

内臓の構成部で、家畜動物では腎臓・尿管・膀胱および尿道から成る。鶏では腎臓と尿管だけから成る。発生学的・解剖学的に、生殖器と密接な関係があるので、尿生殖器として扱われることがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

泌尿器症候群
【ひにょうきしょうこうぐん】

泌尿器は尿の分泌と排泄を介して生体が分解作用の産物の大部分を体外へ排出する器官であるが、これには尿を分泌する2個の腎臓・尿管・尿がたまる膀胱・尿を体外に排出する管である尿道から構成されている。これらの期間において原因は種々であっても同時に出現する一群の症状が一つの疾患あるいは異常な病像を作り上げる場合にこの表現が用いられる。したがって泌尿器における各器官の病変はもとより全身的にも種々な症状が複合して見られる場合が多い。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

泌尿生殖器
【ひにょうせいしょくき】

泌尿器と生殖器は発生学的にも密接な関係にあるばかりでなく、成体においても両器官の導管の末端は共通の通路になっている。一般に下等な脊椎動物ほど共通の部分が長く、哺乳動物の雄では尿道以下が共通の通路になっている。以上のように密接な関係にあるため、両器官を併せて泌尿生殖器という。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

ビニルエーテル
【びにるえーてる】

分子量70.09、沸点28.3℃の揮発性の液体で引火性であり、麻酔作用は強く、導入も速やかである。全身麻酔薬として導入麻酔や短時間麻酔に使用する。刺激性はないが、長時間麻酔すると肝障害を起こす。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

避妊
【ひにん】

繁殖可能な状態において妊娠を避けることを避妊という。血統の良い牛・犬・猫に望ましくない交配が行われたとき、その着床を阻止するためにはエストロゲンの注射や経口投与でその目的を達し得る。犬や猫で永久に子を産ませないようにするためには、卵巣または卵巣と子宮を摘出する不妊手術が行われる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

ピネン
【ぴねん】

分子量136.24の2環性モノテルペンでテレビン油やその他の精油の成分である。溶剤やカンファー製造に用いられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

鼻粘膜
【びねんまく】

鼻粘膜は鼻腔の上部の嗅部と、下部の呼吸部とに分けられる。嗅部の鼻粘膜は嗅上皮と呼ばれ、3つの細胞(支持細胞・基底細胞・嗅細胞)から構成されている。鼻粘膜は、鼻腔や副鼻腔の内景を作る骨格の上を直接に覆っているから、ほとんど骨格の形そのままを現している。鼻粘膜はリンパ管系も発達しており、大部分は尾側方に一部は吻側に出るものもあり、下顎リンパ節などに注ぐ。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

鼻膿漏
【びのうろう】

気道における病的な滲出により、鼻腔に排出された滲出物を鼻漏といい、特に粘液性かつ膿性の鼻漏が多量に排出する場合を鼻膿漏という。鼻漏には多量の白血球や上皮細胞を混じ、起炎菌によって帯黄色・帯黄白色あるいは帯黄緑色を呈する。気道の急性カタルの極期や副鼻洞炎・肺脳傷・鼻カタル・ジステンパーなどで、片側性または両側性にみられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

肥培管理
【ひばいかんり】

放牧地の草生を維持する目的で、耕起・施肥・掃除刈り・雑草の除去などを行うことを肥培管理という。放牧地には自然草地と人工草地に区別されるが、人工草地では計画的な肥培管理が行われるが、自然草地の場合は草生の維持には特にその状況に応じた処置が必要であり、有毒植物の除去などにも心がけねばならない。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

非白血性白血病
【ひはっけつせいはっけつびょう】

臨床症状や造血臓器の解剖所見が全く白血病に一致するが、末梢血液では白血病性変化が見られない白血病をいう。最近では狭義には異常細胞が造血組織内に限局していて末梢血液中には出現せず、末梢血液中の白血球数が増加しない例も非白血性白血病と呼ばれている。また、非白血性白血病は、骨髄性とリンパ性に分けられ、経過によって急性症と慢性症に区別される。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

脾破裂
【ひはれつ】

打撲・墜落など左季肋部への直接的あるいは介達性鈍力の作用により脾臓に生じた種々の程度の裂傷。隣接する臓器も損傷を受けやすい。通常、多量の内出血のためショック症状を伴う。患畜は貧血・脈拍細小・血圧低下・不安などの内出血の症状を示す。治療は輸血・輸液を行い、緊急に開腹して脾臓摘出手術を実施する。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

非繁殖季節
【ひはんしょくきせつ】

季節繁殖動物で繁殖が行われない季節をいい、雌の非発情期と同義語である。馬では冬が、めん・山羊では春から夏にかけてが非繁殖季節である。非繁殖期の長さは遺伝的影響を受けるため品種によって異なり、また熱帯地方では短くなる傾向がある。非繁殖季節が現われるのは気候的要因によるが、特に日照時間の変化がもっとも大きな影響を持っており、したがってめん羊は短日処理を行う事により、馬は長日処理を行う事により非繁殖季節にも繁殖することができる。<獣医学大辞典より抜粋>F110513

非伴性原発性免疫グロブリン欠乏症
【ひはんせいげんぱつせいめんえきぐろぶりんけつぼうしょう】

原発性免疫不全症候群の1つに分類されている重症複合免疫不全症(SCID)は、その遺伝様式において常染色体性型(スイス型)・伴性型(ギトリン性)・散発型に分けられ、本型は遺伝様式が不明であり、発言時期ならびに経過が不定である発散型SCIDの1つである。本症は、その本質において免疫幹細胞の異常と共に、T細胞ならびにB細胞にも異常機能があると考えられ、胸腺およびファブリキウス嚢相同器官の機能不全によるものと考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

ピバンピシリン
【ぴばんぴしりん】

分子量463.55の広範囲抗生物質に属する半合成ペニシリンの一種である。経口投与すると腸管で分解し、アンピシリンとなって吸収される。アンピシリンと同量の投与で、アンピシリンの2倍の血中濃度が得られる。適応および有効菌種はアンピシリンと同じである。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

非必須アミノ酸
【ひひっすあみのさん】

飼料のタンパク質中に必ずしも含まれる必要のないアミノ酸をいい、動物体内で糖質や脂肪の中間代謝産物、あるいは必須アミノ酸から合成される。動物体タンパク質の生合成には欠くことができず、むしろ多量を要するが、餌料中に必ずしも含まれてなくてもよいという意味である。アミノ酸中ほぼ半数を占める。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

非ヒナ白痢反応
【ひひなはくりはんのう】

急速凝集反応で、ヒナ白痢菌の感染がないと思われる鶏群に陽性反応鶏を見る事がある。この理由として、鶏がヒナ白痢菌と共通抗原性を持つ細菌に感染し、作られた抗体により交差反応を示すことや、鶏の血液の性状に関連したり、抗原液に問題があって、凝集反応を陽性(非特異的な陽性反応)に示すことが挙げられる。これらを非ヒナ白痢反応と呼ぶ。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚
【ひふ】

動物身体の全面を覆う広い膜型器官。物理的・化学的刺激から身体内部の組織を保護し、汗の分泌によって体温を調節し、また皮膚には多くの神経が分布して触覚・圧覚・温度覚・痛覚をつかさどる終末を形成し、外界の刺激を敏感に感受する。固有の皮膚とこれに所属する皮膚付属器を合わせて外皮という。固有の皮膚は、舞wから部轣E真皮・皮下組織から成る。皮膚と深部の組織を連結する構造を皮膚支帯という。真皮から起こって吻合して粗網となり、身体の部位によってその緊張度が異なる。皮膚の表面にみる大小のしわは体の各部の伸展や屈曲することによって生ずる。家畜動物で皮膚紋様をみるのは牛の鼻紋だけである。皮膚は口唇・鼻腔・眼瞼などで粘膜に移行する。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚移植
【ひふいしょく】

家畜における不慮の創傷、特に下肢の広範な肉芽腫性損傷の治療に有効な手段となる。恵皮者と被植皮者とが同一個体である場合を自家植皮というが、現在は実験的な場合を除いてこの方法が用いられる。我が国の家畜に対する皮膚移植はまだ一般的ではない。患畜を全身麻酔下で横臥保定とし、移植床消毒後、移植片を0.5mmの厚さに採取し創縁に縫合する。術後は滅菌パラフィンガーゼで覆い弾性包帯を施す。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

腓腹筋
【ひふくきん】

下腿骨後面にある下腿三頭筋の主要筋。大腿骨顆上窩ないし顆上粗面に近く内・外側頭を持って起こり、ヒラメ筋と合して強大な踵骨腱となり、踵骨隆起に終わる。足根関節を伸ばし、踵を挙上し、また膝関節を屈する作用もある。脛骨神経が分布する。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

被覆薬
【ひふくやく】

主に皮膚を被覆保護する目的で用いる外用薬剤で、外来の刺激を緩和し自然治癒を促進するものであり、次のようなものがある。1.油脂・ワセリンなどは皮膚の乾燥を防止し、かつ皮膚に浸潤して柔軟にする。2.硬膏類は、皮膚面に密着して気密の層を形成し、創縁を接合する。3.水および組織液に不溶の粉末は、浸潤な創面に散布してこれを包被し、分泌液を吸収して乾燥結痂を促す。また、化学的に非活性な粉末を内服して被覆薬または吸着薬として用い、潰瘍壁面を覆って機械的に保護するものもあり、これには次炭酸蒼鉛・次硝酸蒼鉛などがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚呼吸
【ひふこきゅう】

皮膚を通しての酸素の取り込みと二酸化炭素の放出をいう。肺・鰓など特別の呼吸器官をもたない環形動物のミミズ・ヒル・触手動物のホウキムシ・コケムシなどの動物では重要な呼吸様式であり、また呼吸器官をもつ動物でもある種の環形動物・節足動物・昆虫類・腔腸動物などでは皮膚呼吸も併用する。またカエルをはじめ両性類では鰓呼吸から肺呼吸への転換には皮膚呼吸が重要な役割を果たしてる。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚刺激薬
【ひふしげきやく】

皮膚近辺の病的産物の吸収促進および炎症の限局と消退・疼痛の軽減・遠隔臓器または組織の炎症に対する消炎・鎮痛・浸出物の吸収を目的とする薬物。作用の強度により引赤薬・発泡薬・化膿薬の3種に分けられるが、同一薬物であっても適用量と時間とにより作用強度は異なる。作用が適度の強さであれば付近の組織にも血管拡張を起こし、自然治癒を助ける。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚糸状菌症
【ひふしじょうきんしょう】

皮膚糸状菌と呼称される一群の糸状菌に起因する疾患である。本菌群はヒトや動物の皮膚角質層を侵す糸状菌で病原学的立場から便宜的に考えられたもので、分類学的には不完全菌亜門の線菌網に属する粉状型分生子菌群に分類されている。小胞子菌属・白癬菌属・部迢ロ属の3属からなり、約40菌種が知られている。これらの菌が感染し、皮膚に脱毛・落屑・痂皮などの病変を形成する。菌種によってはきわめて伝染性が強く、人畜に共通して感染する。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚糸状虫症
【ひふしじょうちゅうしょう】

糸状虫上科の線虫の寄生による家畜の皮膚炎で、パラフィリア・セタリア・オンコセルカなどの属の糸状虫の成虫またはミクロフィラリアが原因と考えられている。初期には頭部・頸部・背部などに丘疹や湿疹様の変化を呈し、痒覚が認められる。次いで脱毛し、皮膚は肥厚し、慢性化すると皮膚は象皮様になる。治療には、アンチモン剤などが有効である。これらの疾病の発症にはアレルギーが深く関与しており、最近は原因虫を媒介する昆虫の刺咬によるアレルギーとの説が有力である。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚腫瘍
【ひふしゅよう】

皮膚に部轣E皮膚付属器・結合織などを母地とする多種多様な腫瘍が生じる。皮膚の扁平上皮癌は、牛や猫のメラニンを欠く部分に頻度が高く、紫外線との関係が重視される。牛の皮膚乳頭腫はウイルス性腫瘍で放牧牛に多発する。犬はもっとも多彩な皮膚腫瘍を生ずる動物で、ことに皮脂腺腫瘍や肥満細胞腫は好発腫瘍に数えられている。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚真菌症
【ひふしんきんしょう】

真菌感染に起因する皮膚疾患の総称で、皮膚糸状菌症の他、アスペルギルス症・カンジダ症・スポロトリックス症など皮膚に病巣の形成が認められればすべてこの範疇に入れられる。ただし、真菌性皮膚炎は真菌性でなく原因菌がデルマトフィルス属であり細菌であるため除外される。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚真菌類
【ひふしんきんるい】

不完全菌類に属する真菌。ヒトおよび各種動物の浅在性の皮膚真菌症である黄白癬・輪癬・匐行疹の原因菌がこれに含まれる。主な菌属としては、小胞子菌属・白癬菌属・ミクロイデス属・部迢ロ属・ケラチノミセス属がある。ヒトおよび動物にとって重要な菌種として有毛部邇・ロ・犬小胞子菌・毛瘡白癬菌・紅色白癬菌などが挙げられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚生検法
【ひふせいけんほう】

咽頭糸状虫・沖縄糸状虫などの糸状虫は皮膚組織に寄生し湿疹様の病変を作り、ここにミクロフィラリアを産出する。このような皮膚病の確実な診断には虫体を検出することによらなければならない。この目的で生きている皮膚を採取することを皮膚生検法という。通常、真皮層に達する大豆大の皮膚を採取し、薄切後37℃の生理食塩水中に浸漬し、組織内の虫体を水中へ遊出させる。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

皮膚腺
【ひふせん】

皮膚に付属する腺。分泌物を部軆の表面に排泄する腺。鳥類に脂腺として尾腺をみる。哺乳類の皮膚腺には、汗腺・脂腺・乳腺がある。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚?痒症
【ひふそうようしょう】

?痒が非常に強い状態を示す。ただし、掻破による皮膚剥離以外の皮疹が認められないものに限定される。全身性と局所性に分けられる。一般的にはできるだけ刺激を避けるようにすることが肝要である。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚適用
【ひふてきよう】

薬物の適用経路の1つ。多くの薬物は健康な皮膚からの吸収は極めて悪く、したがって薬物の皮膚適用は多くの場合局所作用を目的としている。しかし薬物によっては皮膚から容易に吸収されるものもあり、この場合適当な基剤を用いることにより吸収が増加される。薬物の有効成分を皮膚を通して吸収させる方法を経皮治療システムといい、消炎・鎮痛を目的にしたものがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚洞
【ひふどう】

豚・めん羊・犬・猫・ニホンカモシカなどは身体の特定の所の皮膚に洞状に陥凹する皮膚小嚢を作っている。皮膚嚢の壁には脂腺や汗腺が特に発達しており、そのため嚢内にその脂肪様分泌物が堆積していることが多い。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚乳頭腫
【ひふにゅうとうしゅ】

上皮性の成熟型腫瘍のうち、乳頭状・樹枝状・などを呈して表面に突出した腫瘍は一括して乳頭腫と呼ばれ、そのうち皮膚に生じたものを皮膚乳頭腫という。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚の緊張線
【ひふのきんちょうせん】

皮膚真皮に含まれる太い結合組織線維の配列の大勢は身体の部位より一定の方向を示すようになっている。実験的に刺具を用いて真皮を穿孔すると、その解離が裂線状を呈して現われる。こうして作られた一定方向を示す皮膚の傷裂を緊張線・割線・ランゲル線などという。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

ヒプノゾイト
【ひぷのぞいと】

霊長類および鳥類寄生のある種のマラリア原虫の宿主体内における生活史の中で、媒介昆虫から宿主体内に進入したスポロゾイトは肝細胞内でシゾゴニーによって増殖し、メロゾイトへと発育して赤血球内に侵入する。この間、肝細胞内シゾントの一部に発育を休止するものがあり、これをヒプノゾイトと呼ぶ。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚ハエ幼虫症
【ひふはえようちゅうしょう】

ハエの幼虫が動物およびヒトの皮膚に寄生して障害を与える場合をいう。馬の胃に寄生するウマバエの幼虫と、牛の皮膚に寄生し、皮膚穿孔や皮膚腫脹を起こすウジバエとキスジウシバエの幼虫はヒトで皮膚爬行症を起こす。家畜ではそのほか本来非寄生性のニクバエ類やクロバエ類の幼虫が皮膚に寄生することがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

ヒフバエ類
【ひふばえるい】

双翅目、短角亜目、環縫群、ヒフバエ科に属する昆虫の総称。中南米に分布するヒトヒフバエは幼虫がヒトのほか多くの動物の皮下に寄生する。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

皮膚反射
【ひふはんしゃ】

皮膚受容器への刺激によって生ずる反射の総称。代表的な例として、腹壁反射・足底反射・ひっかき反射・立毛・乳汁排出などがある。一般には皮膚の求心性繊維には、他の屈筋反射と共通の反射を引き起こす線維と皮膚固有の反射を引き起こす線維とが知られている。固有の反射を起こすものは、ある筋を覆っている皮膚を刺激すると促通され、ほかの領域の皮膚を刺激すると抑制されることが知られている。また、この反射は、末梢の遠心性または求心性繊維がブロックされるかまたは錘体路の障害で消失する。病的反射として小指球反射・バビンスキー反射などがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110517

病性鑑定
【家畜の解剖検査を依頼したいが、材料の送付方法は?】

屠体または臓器については冷蔵便(月〜金着指定)にて送付してください。

微生物学的検査
【酵母の菌種同定はできますか?】

できます。PDA寒天培地上で発育した集落を形態毎に分離培養し、同定検査を行います。(T091023)

表示
【仕出しに表示は必要ですか?】

原則として、製造場所と同じ敷地内で販売する際は、表示の必要はありません。また、お客さんから注文を受け、製造し、その製品を製造者が直接手渡す場合は表示の必要はありません。製造場所と販売場所が異なったり、注文を受けても宅配便のような第三者に配達を委ねる場合は表示が必要となります。

病性鑑定
【出荷した鶏が斃死しているので原因を調べたい。時期的に(冬)疑われるものは?】

解剖検査にて判定いたします。マレック氏病、大腸菌症、粘膜型鶏痘、ILT、IBなどが疑われます。

微生物検査
【食品検微生物検査の納期を教えてください。】

真菌を含むと2週間、それ以外は基本的に7〜10日間で結果判定報告となります。検査の混み具合により変わることもありますので、詳しくはその都度お問合わせください。

微生物
【生物界とは?】

生物界は大きく分けて一般生物界とウイルスに分けることができます。一般生物界には、動物・植物・原生生物がありますが、このうちで微生物は原生生物にあたり、さらにはっきりした核をもちより複雑に進化した真核生物である高等微生物と、核膜を持たない原核生物である下等微生物に分かれます。ウイルスは一般に生物と無生物の間ですが、その微小からいって 微生物の範囲にいれることが多くあります。(t100323)

病性鑑定
【豚舎で敷床をオガコからバークに変更したことで抗酸菌が増えた理由とその対応策】

敷床をオガコからバークに変更したことで抗酸菌が増えた理由として、より外気にさらされている樹皮を使用しているバークの方がオガコより抗酸菌が多いことが考えられます。対策としては、@ 可能であれば敷く前に、バークを天日殺菌する。(抗酸菌は高い温度に弱い)、A 石灰を撒く:方法1.バークを敷く前に石灰を一面に敷き、その上にバークを敷き詰め、さらに石灰を上から撒く。方法2.バークに3〜5%ほど石灰をまんべんなく混和して敷き詰める。できれば天日殺菌と石灰の両方を実施することを推奨いたします。

病性鑑定
【肥育舎で行ったへコへコ症状での死亡豚から何も分離されていないのはどう言う理解で今後対応すれば良いか?】

疾病感染があって死亡した場合⇒理由@大規模飼育農場の場合、1頭の病性鑑定検査では正確性に欠ける(たまたま自然死を検査)場合があります。A今回実施したヒネ豚が症状を示してから早い時期に死亡している場合ではなく、かなり時間が経過してから死亡している場合については、治療回数や抗体価上昇により、病原菌に感染していたとしても末期症状下では何も分離されなく、内臓諸器官の機能低下での死亡と言う例も考えられます。疾病感染がない死亡の場合⇒理由@あえて考えられるとすれば胃腸障害(胃潰瘍)による衰弱死が考えられます。

肥満細胞腫
【肥満細胞腫が再発した】

肉眼的に病変部が切除されていても、転移をしていた可能性は否定できない。完治は難しいことから、大きくなるようだったら外科的切除・プレドニゾロンを投与し、コントロールしていくしかない。090207

肥満細胞腫
【肥満細胞腫とは】

全身の真皮または皮下組織に発生しますが、特に後肢上部、会陰部、包皮に好発します。良性のまま長期間経過した後突然悪性化することがあり、悪性の場合は増殖が急速で、リンパあるいは血液により転移します。

肥満細胞腫
【肥満細胞腫の治療について】

第一の選択として、外科的手術が候補。余裕があれば、病変部を病理検査に出し、所見を出してもらう。治療法は所見により変わる。090207

肥料分析
【肥料の主成分のうちアンモニア性(態)窒素とは?】

略赴L NH3−N 畜糞はアンモニア含量が高く、堆肥化の進行とともに低下する。地下水の汚染源となります。t090213 

肥料分析
【肥料の主成分のうちカリウム(加里)とは?】

略赴LK2O肥料三要素の一つで、植物多量必須要素です。主に有機物の成分として含まれます。t 090213     

肥料分析
【肥料の主成分のうちカルシウム(石灰)とは?】

略赴L CaO 植物多量必須要素。石灰は、土壌の酸性矯正としてとして用いられることが多いです。t090213

肥料分析
【肥料の主成分のうちケイ素(ケイ酸)とは?】

略赴L SiO2 植物微量必須要素。植物微量必須要素に含まれることがあり、水稲に非常に有効です。t090213 

肥料分析
【肥料の主成分のうちホウ素とは?】

略赴L B2O3。植物微量必須要素です。t090213 

肥料分析
【肥料の主成分のうちマグネシム(苦土)とは?】

略赴LMgO 。植物多量必須要素です。葉緑素の構成要素であり、多くの酵素の構成要素とその活性に関与します。石灰と同じく土壌の酸性矯正として用いられることもあります。t090213 

肥料分析
【肥料の主成分のうちマンガンとは?】

略赴L MnO 。植物微量必須要素です。t090213

肥料分析
【肥料の主成分のうちリン(リン酸)とは?】

略赴L P2O5。肥料三要素の一つで、植物多量必須要素です。主に有機物の成分として含まれます。t090213

肥料分析
【肥料の主成分のうち硝酸性(態)窒素とは?】

略赴L NO3−N。植物がそのまま吸収できる窒素の形態。家畜の硝酸塩中毒や地下水の汚染源となります。t090213 

肥料分析
【肥料の主成分のうち炭素全量とは?】

略赴LT‐C。植物多量必須要素です。有機物の主要成分であり、堆肥化の進行に伴い含量は減少していきます。t090213

肥料分析
【肥料の主成分のうち窒素全量とは?】

略赴LT-N肥料三要素の一つで、植物多量必須要素です。炭素と同じく有機物の主成分でありますが、堆肥開始時の含量がもともと低いため、減少率は炭素量に比べ小さいです。t090213

肥料分析
【肥料分析法における灰分(粗灰分)とは?】

強熱により有機物と水分を除いた残留物量であり、大体の無機物の量の事です。t090213

肥料分析
【肥料分析法における水素イオン濃度とは?】

略赴LpH。堆肥化過程で窒素化合物アンモニアから硝酸に変化するので、一般的に堆肥完了時は中性付近になります。t090213

肥料分析
【肥料分析法における水分とは?】

堆肥の品質・腐熟度の判定の目安になる最も基本的な項目です。多水分ならば、未熟である、取り扱いしにくい(ハンドリングが悪い)といったことが考えられます。また、堆肥開始時の水分含量は、一般的に40〜60%以下に調整されることが推奨されています。t090213

肥料分析
【肥料分析法における電気伝導率とは?】

略赴LEC。性塩類の含量が高ければ、対応して高い値となります。土壌の塩類集積による作物障害を予防するための重要な指標となります。t090213

被験動物
【被験動物とは】

治験薬若しくは製造販売後臨床試験薬を投与される動物または当該動物の対照とされる動物。(動物用医薬品等製造販売指針より抜粋)

非臨床試験
【非臨床試験」とは】

ヒトを対象とした試験にうつる前に実験動物を用いて科学物質の安全性(毒性)に関して、現在の科学水準に照らして考えられる万全の検討を加えるもので、毒性試験が主体となる。090207

微生物
【微生物とは?】

肉眼で見ることのできない微小生物のことです。多くの微生物は一つ一つは顕微鏡を使わなければみることはできません。しかし、キノコのように 生活環のなかで 肉眼で観察できる時期もあります。また、細胞分裂によって大量になると集落として見る場合もあります。(t100323)

微生物
【微生物の構造について】

細菌細胞の外側を細胞膜で構成し、細菌を取り囲んでいる模様構造である。内側から細胞質膜・細胞壁・粘層からなります。このうち細胞壁とは、炭水化物・たんぱく質・脂質がモザイク状に配列している高分子の複合成分で非常に固く、また強い物質で細胞を外部環境から保護しています。また粘層とは、細胞壁の外側を取り巻く粘液性の物質で菌から分泌された多糖類やポリペプチドから構成されています。(t100323)

病性鑑定
【病理解剖検体を冷凍で送りたいが可能?】

組織観察については困難であるが、菌分離、ウイルス分離は可能です。通常は冷蔵でお送りください。

微生物学的検査
【浮遊菌検査はできますか?】

落下菌検査とエアーサンプラーを用いた吸引検査が可能です。検査方法ですが、落下菌検査は寒天培地上に落下する細菌を計数します(開放時間は5~20分)。吸引試験は、エアーサンプラーを用いて10L~1000Lの室内空気を吸引して行います。(T091023)

微生物学的検査
【浮遊菌殺菌試験はできますか?】

密閉空間を使用して各種材料の空間浮遊微生物の効果試験が可能です。ただし、使用できる微生物は指定させていただきます。検査方法ですが、密閉空間を用意(ボックスまたは実験室)し、微生物ミストを噴霧し、試験材料を反応させます。一定時間後空間微生物数を測定します。(T091023)

病性鑑定
【約30日齢の子豚の病性鑑定で腸管よりクロストリジウムが分離された場合、出荷時に食肉処理場等に報告する必要があるのか。】

以下の理由により、出荷時に食肉処理場等に報告する必要はない。@ クロストリジウムは数が多いと腸炎を起こしますが、もともと腸管内の常在菌であること。A ご依頼いただいた病性鑑定の結果は、約30日齢の豚で出荷前豚への影響は考えにくいこと。B 仮に腸管内にクロストリジウムが多くいたとしても、屠場でも検査しているので、その時点で腸管廃棄等の処理をすること。

"PS ""プロダクションスコア""(ブロイラー成績)"
【"ぴーえす ""ぷろだくしょんすこあ"""】

ブロイラー農場成績の指標のひとつ。 生産性を表す生産指数です。 PS = (育成率 × 平均体重) ÷ (平均日齢 × 飼料要求率) × 100   O140227

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