脂肪酸

検査項目脂肪酸
英名fatty acid
分析方法

AOAC 996.06(水素炎イオン化検出-ガスクロマトグラフ法)(定量限界:0.1%)

分析期間 10 営業日
検体必要量50g
料金38,500 円

説明

検査項目

本検査では、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の検査を行います。
脂肪酸図

脂肪酸検査
飽和脂肪酸不飽和脂肪酸
炭素数脂肪酸名炭素数脂肪酸名
C4 : 0酪酸C14 : 1ミリストレイン酸
C6 : 0カプロン酸C15 : 1ペンタデセン酸
C8 : 0カプリル酸C16 : 1パルミトレイン酸
C10 : 0カプリン酸C17 : 1ヘプタデセン酸
C12 : 0ラウリン酸C18 : 1 n-9オレイン酸
C13 : 0トリデカン酸C20 : 1エイコセン酸
C14 : 0ミリスチン酸C22 : 1エルカ酸
C15 : 0ペンタデカン酸C24 : 1セラコレイン酸
C16 : 0パルミチン酸C18 : 2 n-6リノール酸
C17 : 0マリガリン酸C18 : 3 n-3α-リノレン酸
C18 : 0ステアリン酸C18 : 3 n-6γ-リノレン酸
C20 : 0アラキジン酸C20 : 2 n-6エイコサジエン酸
C22 : 0ベヘン酸C20 : 3 n-6エイコサトリエン酸
C24 : 0リグノセリン酸C20 : 4 n-6アラキドン酸
C20 : 5 n-3エイコサペンタエン酸 (EPA)
C22 : 2ドコサジエン酸
C22 : 6 n-3ドコサヘキサエン酸(DHA)

 

脂肪酸とは

脂肪酸とは脂質を構成する成分で、食品中の脂質ではそのほとんどが脂肪酸により構成されています。
脂肪酸には様々な構造があり、大きくは「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類に分類できます。
その構造の違いにより様々な役割を果たしますが、不飽和脂肪酸の中のリノール酸やα-リノレン酸などは、生命の維持に不可欠であるにも関わらず、体内で作ることができないため食事からとる必要があることから、「必須脂肪酸」と呼ばれています。
脂肪酸検査では脂質を構成する脂肪酸を調べる事が出来るため食品の特性や特徴等を知ることが出来ます。
 

検体の送付方法等

・弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ
・検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願いいたします。
・検体必要量については、野菜、果物などの場合は
 200g以上(無作為に選んでください)、加工製品などの
 全体が均一な場合は100g以上となります。
 

関連情報

【コラム】脂肪酸とは?(良い脂質、悪い脂質について)
 

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