規制有害物質項目セットⅣ
(重金属+微生物+農薬10項目+添加物2項目+カビ毒+その他1項目)
検査項目 | 規制有害物質項目セットⅣ (重金属+微生物+農薬10項目+添加物2項目+カビ毒+その他1項目) |
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別名 | ペットフード有害物質検査 |
分析期間 | 15-30 営業日 |
料金 | 203,500 円 |
説明
◎ 規制有害物質セットⅣとは?
ペットフード検査―規制有害物質セットⅣは、ペットフードに含まれる
規制有害物質として規定されている「重金属」「微生物」「農薬(有機塩素系化合物)」
「農薬(有機リン系農薬)」「カビ毒」「その他」を合わせて検査できる
プランになります。
※ 「カビ毒」
カビ毒は、カビ等の細菌類が繁殖することにより生成する毒素成分です。
・ カビが生育できる環境ならどこでも発生する危険がある。
・ 汚染源がカビなので、増殖し、広がる可能性もある。
・ 農薬などと比較し、生体毒性の強い物が多い。
・ 殺菌で菌は死んでも、カビ毒は食品中に残ることが多い。
という厄介な性質を持ち合わせています。
汚染されたペットフードを食することにより、食欲減退、嘔吐、
胃腸炎、下痢など消化器系への症状や、免疫機能の抑制等や、
肝臓がんのリスクを高めることが知られています。
具体的には「アフラトキシン」等の物質が有名で、このカビ毒は
1960年にイギリスで七面鳥が大量死した際の分析中に発見されました。
特に、ペットフード中に含まれる飼料作物のうち、
温帯・熱帯地域で生産された穀物類(米・大豆・トウモロコシ等)や
豆類(ピーナッツ・アーモンド・コーヒー豆等)には注意が必要です。
◎ 規制有害物質セットⅣ内容
※ 全 21 項目
・ 鉛(Pb) ・ 無機ヒ素(As) ・ カドミウム(Cd)
・ 腸管出血性大腸菌O-157 ・ サルモネラ菌 ・ カンピロバクター
・ 農薬成分 10 項目
(DDT、BHC、アルドリン及びディルドリン、 エンドリン、
ヘプタクロル及びヘプタクロルエポキシド、メタミドホス
ピリミホスメチル、マラチオン、クロルピリホスメチル、グリホサート)
・ カビ毒 (アフラトキシンB1、デオキシニバレノール)
・ 添加物(エトキシキン・BHA・BHT、亜硝酸ナトリウム)
・ その他(メラミン)
※ ご希望により個別の検査も可能です。
◎ ペットフード基準値 (抜粋)
(ペットフード安全法より) | |
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物質 | 基準値(ppm) |
アフラトキシンB1 | 0.02 |
デオキシニバレノール | 犬用-2 猫用-1 |
※ その他食品の詳しい基準値については、どうぞお気軽にご相談ください。
◎ 検体の送付方法等
・ 弊社検査の流れはこちらをご覧下さい→「検査の流れ 」
・ 検体は宅配便等で弊社までお送り下さい。送料はお客様負担となります。
・ 温度変化の影響を受けやすいものは、冷蔵指定でお願いいたします。
・ 検体必要量については、
一般的な固形ペットフード(加工製品)など、全体が均一な場合は100g以上、
缶詰や干し肉、製品原料などの全体が不均一な検体については、
無造作に200g以上を選択し、弊社までお送りください。
上記必要検体量を準備することが困難な場合は、事前にご連絡下さい
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◎ 水分測定について
ペットフード安全法基準規格では「規定する成分の販売用ペットフードにおける含有量を算出するにあたっては、そのペットフードの水分含有量を10%に設定する」と定めており、水分含有量が分からない試料につきましては合わせて水分検査を行う事をお勧めしております。
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