東京都福祉保健局により歳末一斉立ち入り監査について、
情報開示がありましたのでご連絡をさせていただきます。
12月1日~12月30日までに、都及び特別区・八王子市・町田市が
協力して、食品衛生歳末一斉監視を実施するとのことです。
重点的に監視指導を行う項目として以下の5項目があげられています。
(1) クリスマス、年末年始用食品等の検査
短期間に大量に製造されるクリスマスケーキ、正月用そうざい等の年末年始用食品を中心に、法違反等の不良食品を排除するため、流通食品の検査を実施します。
(2) 老人ホーム等の集団給食施設に対する監視指導(O157、ノロウイルス対策)
冬期はノロウイルスの流行期であることや、平成28年に発生した都内老人ホームで腸管出血性大腸菌O157により複数名が死亡した食中毒を踏まえ、高齢者施設をはじめとした集団給食施設に対し、食中毒対策の指導を徹底します。
(3) HACCPの取組支援
食品衛生法改正により制度化された、HACCPに沿った衛生管理について、事業者に対する周知や着実な導入に向けた指導を行います。
(4) 食品の表示に関する監視指導
食品表示法に基づく表示の適正化の徹底を図るため、期限表示や添加物、アレルゲン等の表示事項について監視指導を強化します。
(5) その他
近年、鶏肉の生又は加熱不十分な調理での提供による食中毒が相次いで発生していることから、食肉の適切な提供について監視指導を徹底します。
また、テイクアウトや宅配等を実施する飲食店に対して、食品の衛生的な取扱いについて監視指導を行います。
クリスマスやお歳暮、お節など様々な食品が大量に流通する時期になりました。
また、例年の場合、年末に差し掛かり、ノロウイルスニュースが目に付くようになることからも、食品関連企業としては食品衛生に対してなお一層の注意が必要な時期が来たといっていいでしょう。
弊社では、フードサービス業者様向けに、Eラーニングによる衛生技能認証サービスを実施しております。
お気に留めいただければ幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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