徳島県によりますと、今月1日に採取された試験用に養殖されたカキから、国の基準値を超える麻痺性貝毒が検出されたということです。
県によりますと、これまでのところ貝毒による健康被害情報は寄せられていませんが、貝毒は熱に強く、高温で調理しても毒性が弱くならないことから注意を呼び掛けています。
○麻痺性貝毒とは?
・貝自体が毒を作っているのではなく、その海域にいる餌となる藻類が毒性を持ち、それを貝が食べて毒を蓄積することで、ヒトがそれを食べて食中毒につながります。
・餌とする生物全てが毒性を持つ可能性があり、カキなどの二枚貝のほか、マボヤや一部のカニ等で検出された事例もあります。
・症状:食後30分程度で軽度の麻痺がはじまり、麻痺は次第に全身に広がり、重症の場合には呼吸麻痺により死亡することがあります。
関係者の方々はご注意ください。
麻痺性貝毒の詳細はこちら →
『農林水産省リスクプロファイル』
弊社では麻痺性貝毒の検査を実施しております。 →
『麻痺性貝毒』
お気に留めいただければ幸いです。
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