東京都には多数のアスベスト調査・分析業者が存在し、どの業者に依頼するべきか迷われる方も多いかと思います。
アスベストの調査は、JIS A 1481に基づく適切な分析手法を用いることが求められ、精度の高い調査を実施できる業者を選定することが重要です。
この記事では、東京都内で豊富な実績を持ち、正確な調査を行う技術を有するアスベスト調査・分析業者を5社厳選しました。
各社の特徴や提供する調査・分析方法について詳しく解説しますので、ぜひ業者選びの参考にしてみてください。
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【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 5営業日 | 11,400円 |
【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 3営業日 | 12,350円 |
【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 特急 | 19,000円 |
調査・採取 | 5万円〜※1 |
東京都のアスベスト調査・分析業者おすすめ5社を厳選
【全国対応】アスベスト分析NAVI|株式会社食環境衛生研究所
調査・分析プラン詳細 | |
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調査・分析納期 | 1~3営業日 |
対応する分析方法 | 【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 |
料金プラン |
【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 5営業日:11,400円 【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 3営業日:12,350円 【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 特急:19,000円 調査・採取:5万円〜(※建物の規模や調査難度・調査方法・アスベストレベルなどにより変動) |
事前調査、報告書作成の可否 | 厚生労働省の様式で作成可能 |
対応エリア | 全国 |
官公庁や大手ハウスメーカーの調査・分析依頼を受ける実績多数の研究機関
株式会社食環境衛生研究所は、食品・水質・環境・動物用医薬品などの検査を行う研究機関ですが、アスベスト(石綿)分析・調査事業もおこなっています。
短納期対応の特急プラン(最短1営業日)が注目で、緊急性のある分析調査も可能。全国対応で試料郵送での分析も可能なので、どのような調査・分析依頼にもスピーディに対応。
また、厚生労働省の様式に準拠した報告書作成も対応しているので、安心して分析調査を依頼できます。
会社概要 |
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事業内容 | 食品や水質、環境、動物用医薬品などに関する検査・コンサルティング |
所在地 | 〒379-2107 群馬県前橋市荒口町561-21 |
電話番号 | TEL: 027-230-3411 / FAX: 027-230-3412 |
資格(一部抜粋) |
石綿作業主任者 建築物石綿含有建材調査者 石綿分析技術評価事業 高所作業車 局所排気装置 作業環境測定士 |
公式HP | https://www.shokukanken.com/ |
環境未来株式会社
調査・分析プラン詳細 |
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調査・分析納期 | 2~5営業日 |
対応する分析方法 | 【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1、JIS A1481-2 【JIS規格】定量分析 JIS A1481-1、JIS A1481-3 |
料金プラン | 要問い合わせ |
事前調査、報告書作成の可否 | 作成可能 |
対応エリア | 全国 |
国内最大規模の検査ラボが行う多種多様な調査分析
正確性を重視した調査と分析が特徴で、自然・生活環境に関わる総合的な調査測定・検査分析を行っています。
環境分野を幅広くカバーしているため分析項目が豊富な点がポイントです。
定性・定量分析どちらも対応可能なのと、最短2営業日での分析調査、3営業日での報告書発送というスピード感も魅力です。
会社概要 |
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事業内容 | 環境分析・衛生検査など |
所在地 | 〒184-0003 東京都小金井市緑町四丁目6番32号 |
電話番号 | TEL:042-316-7610 FAX:042-316-7613 |
資格(一部抜粋) |
環境計量士(濃度) 作業環境測定士(1種) 石綿含有建材調査者 |
公式HP | https://kankyomirai.co.jp/ |
株式会社マルマ|エムテック衛生検査所
調査・分析プラン詳細 |
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調査・分析納期 | 2~5営業日 |
対応する分析方法 | 【JIS規格】定性分析 JIS A1481-1 |
料金プラン |
20,000円(税込 22,000円)~ ※現地検体採取および事前調査おまかせの場合には別途料金が発生 |
事前調査、報告書作成の可否 | 作成可能 |
対応エリア | 全国 |
総合衛生管理を掲げ、独自の衛生管理手法を開発する研究機関
株式会社マルマは、害虫駆除および防除(ペストコントロール・ターマイトコントロール)の専門企業として、長年にわたり信頼されているサービスを提供しています。
1964年に個人商店としてスタートし、食品製造業を中心に運営。その後化学事業部を立ち上げ、アスベスト分析事業もなど幅広いサービスを展開しています。
会社概要 |
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事業内容 | 環境分析・衛生検査など |
所在地 | 【東京支店】〒194-0005 東京都町田市南町田2-15-14 |
電話番号 | TEL:042-850-6454 FAX:042-850-6456 |
資格(一部抜粋) |
環境計量士 記載はないが、石綿含有建材調査者と同等の資格があると想定される |
公式HP | https://www.maruma-ec.co.jp/asbestos/ |
株式会社ティーシージャパン
調査・分析プラン詳細 |
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調査・分析納期 | 要問い合わせ |
対応する分析方法 | 要問い合わせ |
料金プラン | 要問い合わせ |
事前調査、報告書作成の可否 | 要問い合わせ |
対応エリア | 東京、岐阜、埼玉、大阪など |
全国各地に拠点あり!幅広いエリアに対応
株式会社ティーシージャパンは、アスベスト調査・診断を中心に、アスベスト除去工事やその収集・運搬業務までを一貫して提供する専門施工会社です。
東京をはじめ、関西や上海にも拠点を持ち、国内外で幅広いアスベスト調査を実施しています。
豊富な実績を基に、建築物や構造物におけるアスベストの含有有無を精密に調査し、適切な除去作業を実施。初期相談から含有調査、除去工事、撤去まで、一貫したプロセスでの対応を行い、企業としての信頼性と専門性を確立しています。
会社概要 |
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事業内容 | アスベスト調査・診断 アスベスト除去工事 ダイオキシン対策工事 各種改修工事 空調ダクト清掃 雨漏りストップ材 次亜塩素酸水生成器 販売 |
所在地 | 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-5-12 萬武ビルディング 2階 |
電話番号 | TEL:03-6264-8741 FAX:03-6264-8742 |
資格(一部抜粋) |
建築物石綿含有建材調査者 社団法人日本石綿協会アスベスト診断士 |
公式HP | https://tc-japan.net/ |
日本環境エンジニアリング
調査・分析プラン詳細 |
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調査・分析納期 | 問い合わせの翌営業日に調査可能 採取から最短2〜5営業日 採取から最短10営業日で報告書提出 |
対応する分析方法 | 要問い合わせ |
料金プラン | 調査採取・分析費用:40,000円~+経費実費 |
事前調査、報告書作成の可否 | 要問い合わせ |
対応エリア | 東京、岐阜、埼玉、大阪など |
創業120年の信頼と実績を誇り、調査から除去までワンストップで対応可能
日本環境エンジニアリングはアスベスト含有建材調査からアスベスト除去工事、さらにその除去に伴う解体工事まで、すべてをワンストップで提供しています。
各工程では豊富な経験と高度な技術を駆使し、多様な手法とノウハウを活用することで、あらゆるニーズに対応しています。
会社概要 |
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事業内容 | アスベスト調査・診断 石綿含有建材調査業 石綿除去工事 石綿除去機材販売 解体工事 消臭・抗菌事業 施工事業 建築工事及び設備工事 |
所在地 | 〒120-0026 東京都足立区千住旭町21-7クワイエット21 2階 |
電話番号 | TEL:03-6806-2112 FAX:03-6806-2113 |
資格(一部抜粋) |
建築物石綿含有建材調査者 社団法人日本石綿協会アスベスト診断士 |
公式HP | https://www.nke.biz/ |
アスベスト調査・分析業者の選び方
アスベスト調査・分析業者は地域によっては選びきれないほど沢山存在することもあります。
その中から、優良な業者を選ぶために、選び方のポイントをいくつか知っておくと選定に迷いがなくなるかもしれません。
どのようなアスベスト調査・分析業者を選べばよいのか、ひとつずつ解説していきます。
アスベストの調査・分析の国家資格を所有している業者を選ぶ
アスベストの調査・分析を正確に行うには、高度な専門知識と経験が必要であり、一定の国家資格を有する者のみが事前調査と分析を実施できるようになっています。
2023年10月からは「建築物の事前調査」に関して、有資格者でなければ実施できないと法律で定められました。
つまり、アスベストにおける資格を持たない業者に依頼すると、調査結果が法的に無効となる可能性があり、解体工事の遅延や行政指導の対象になってしまいます。

アスベスト調査・分析がおこなえる資格には、次のようなものがあります。
- 石綿含有建材調査者(国家資格)
- 工作物石綿事前調査者(国家資格)
- アスベスト診断士(民間資格)
- 分析調査講習を修了し考査に合格した者
- アスベスト定性分析技能試験に合格した者
- 社団法人日本作業環境測定協会Bランク以上の認定分析技術者
- 石綿分析技術評価事業修了者
アスベスト事前調査が可能となる資格
資格名 | 種類 | 概要 |
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建築物石綿含有建材調査者 | 国家資格 | 建築物の建材に含まれるアスベストの有無を調査する資格。 「一般」「特定」「一戸建て」の3種類に分類され、それぞれ対象となる建築物が異なる。 |
工作物石綿事前調査者 | 国家資格 | 橋梁、プラント、煙突などの工作物に含まれるアスベストの事前調査を行う資格。 建築物石綿含有建材調査者と同様に、アスベストの含有状況を評価し、適切な管理措置を提案する。 |
アスベスト診断士 | 民間資格 | 日本アスベスト調査診断協会が認定する民間資格。 アスベストのリスク評価や管理に関する専門知識を有することを証明する。 |
アスベスト診断士は国家資格ではないものの、アスベストの適切な管理や建築物の安全性評価に役立ちます。

アスベスト分析調査が可能となる資格
アスベスト分析調査を行う技術者として必要な条件は、すべて満たす必要があります。具体的には、以下のような条件をクリアすることが求められます
- 分析調査講習を受講し、修了考査(学科講習・実技講習)に合格
- 建材中のアスベスト定性分析技能試験に合格
- 社団法人日本作業環境測定協会Bランク以上の認定分析技術者
- 石綿分析技術評価事業修了
■分析調査講習を受講し、修了考査(学科講習・実技講習)に合格
アスベストの分析に関する知識と技術を習得するための講習を受け、その後の試験(学科と実技)に合格することで資格を得られます。学科講習ではアスベストに関する基礎知識、実技講習では分析手法に関する実践的な技術を学びます。
■建材中のアスベスト定性分析技能試験に合格
「建材中のアスベスト定性分析技能試験」はアスベストを含む建材を分析するために必要となる技能を基にした試験です。この試験に合格することで、アスベストを含む建材の定性分析ができる技術者として認められます。
■社団法人日本作業環境測定協会Bランク以上の認定分析技術者
日本作業環境測定協会(JWEHA)が定めた認定基準に基づき、Bランク以上の分析技術者として認定されることです。この認定を受けることで、アスベスト分析における専門的な技術と信頼性が保証されます。
■石綿分析技術評価事業修了者
石綿(アスベスト)分析技術評価事業を修了したことを示します。この事業は、アスベスト分析の技術向上を目的とした評価プログラムであり、修了者は高い技術力を持つことが認められます。
対応している分析方法を確認する
アスベストの含有を確認するためには、適切な分析方法を選択する必要があります。
まずアスベストの分析方法は大きく分けると「定性分析」と「定量分析」の2つがあります。それぞれの中からさらに細かく分析方法が分かれていますが、実際に依頼する際は依頼先の分析業者と相談してもらえればよいので、専門的な分野まで理解しておく必要はありません。
また、覚えておくこととしては解体工事などのアスベスト事前調査においては、ほとんど「定性分析」だけで事足ります。要するにアスベスト含有の有無だけ分かれば、問題なく対処できます。
分析方法によって精度やコスト、納期が異なるため、目的別に分析方法が多く用意されている業者を選ぶと幅広い調査に対応できます。
調査~分析までの納期を確認する
アスベストの調査・分析には、試料の採取、分析、報告書作成までの流れがあり、各工程の納期は業者によって変わってきます。
報告書作成の納期は解体工事の進行に大きく影響を与えるため、納期確認はとても重要です。
業者のホームページなどでアスベスト調査・分析にかかる納期が記載されていることがほとんどなので、必ず確認しておきましょう。
分析調査における標準的な納期の目安としては以下です。
- 簡易検査(定性分析):2~3日
- 偏光顕微鏡法(PLM):5~7日
- X線回折法(XRD):7~10日
また、依頼相談時に「納期短縮が可能か」「工事のスケジュールに間に合うか」「報告書の様式」などについても良く確認しておきましょう。
料金プランや見積もりが明確かどうかを確認する
アスベストの調査・分析を依頼する際には料金プランをまず必ず確認しておくことが大切です。
基本的には調査や分析にかかる日数が短ければ料金は割増となります。加えて、建物の規模や調査内容、分析手法、報告書の作成様式などによっても料金が変わります。
そのため、プランをしっかりと確認しておかないと後々追加料金が発生するなど、コスト算出にも影響が出てしまいます。
アスベスト調査・分析の費用は個々の現場によって変わるので相場が分かりにくいということから、業者ごとにしっかりと料金プランの比較をするのも大切です。

報告書作成の有無や形式を確認する
アスベスト事前調査の報告書は、公的機関に提出する際に厳格な審査を受けます。
不備がある場合、受理されず修正を求められることがあります。
そのため、公的機関に受理される書式で報告書を作成する必要があります。
アスベスト調査・分析の報告書作成を行っている業者であれば「厚生労働省の書式」で作成できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
報告は、原則として石綿事前調査結果報告システムから電子申請で行いますが、書面での報告をする際には定められた様式である必要があります。
試料採取や事前調査の対応可否を確認する
アスベストの調査・分析業者を選定する際には、試料採取や事前調査に対応できるかも確認することが重要です。
アスベストの事前調査では、対象建材の種類や使用状況を的確に把握し、資格保有者が適切な方法で試料を採取する必要があります。
また、試料採取には専門的な技術が求められ、適切な手順を踏まなければ飛散リスクを高める危険性もあるので、事前調査の経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。
アスベスト分析実績数も確認する
アスベスト分析の精度は、業者の技術力や経験によって大きく左右されます。
そのため、分析調査の実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
分析実績が多い業者は、さまざまな建材の検査経験を持ち、適切な分析手法を選択する能力に優れている可能性が高いです。
また、アスベスト分析は精密な作業であり、適切な測定機器や手法(例えば、偏光顕微鏡法やX線回折分析法など)を用いる必要があります。
実績のある業者であれば、こうした手法を適切に使い分け、正確な分析結果を提供できる可能性が高まります。
そして、実績の数だけではなく、どこから調査・分析依頼を受けているかも確認すると良いでしょう。
例えば、大手ハウスメーカーや国からの調査・分析依頼が実績としてある業者は信頼性が高いので安心です。
アスベスト調査・分析の専門業者に依頼する理由
アスベストの調査や分析をなぜ専門業者に依頼するのかですが、まずアスベストを見た目だけで判定することが非常に難しいということから、必ず調査を行って含有の有無を判定し、報告しなければいけないという決まりがあります。
アスベストは肺がんや中皮腫など重大な健康被害につながる恐れのある建材です。そのため、曖昧な判断で作業者や周辺住民に被害が出る前に、調査や分析を専門業者が正しく適切に判定する必要があります。
そもそも前提として、法律でアスベストの調査や分析は資格保有者でなければできないのと、含有の有無の判断も調査者じゃないと判定を下せないというのが専門業者に依頼する理由です。
資格保有者でしか事前調査・分析調査はおこなえないため
まずアスベストの事前調査は専門的な知識と技術が必要であり、一定の資格を有する者でなければ実施ができません。
具体的には、「建築物石綿含有建材調査者」や「工作物石綿事前調査者」などの資格が求められ、法令に基づいた正確な調査・分析を行うことが義務付けられています。
また、アスベストの分析においては高い専門技術を必要とするため「石綿分析技術者」などの資格を持つ分析者が在籍していることも重要です。
これら資格を持ち合わせた専門業者に依頼することでスムーズに工事をおこなうことができます。
アスベスト含有の有無を明確にするため
アスベスト含有の有無は、アスベストに詳しくない人は判断できません。
いくら建材の見た目に詳しい人でも、専門資格を持っていなければ安易に判断してはいけないため資格保有者である専門業者の力が必要となるのです。
ただし、アスベストの有無を明らかにせず、アスベストが含まれているみなして工事を行う「みなし判定」というものもあります。
みなし判定を簡単に説明すると、調査分析をする時間が無い緊急を要する現場などで、アスベスト有りとみなし、アスベストレベル1と同等の最高レベルの対策を講じた上で、解体工事などを進めるといった判定の方法となります。
実際にはアスベストレベル2程度であっても、最もコストのかかるアスベストレベル1の対策をしなければならないので、状況によっては無駄なコストをかけてしまう可能性もあります。
この場合であっても、省略できるのは分析調査からなので、現場の目視調査が必要となった際にはどちらにせよ専門資格を持った業者の力が必要となります。(書面調査のみで問題ない現場は専門業者への依頼は不要)

なぜアスベストの調査が必要なのか?
アスベストは、かつて建材として広く使用されていましたが、吸入すると健康被害を引き起こすことが判明し、現在では使用が禁止されています。
古い建物には今もなおアスベストが含まれている可能性があり、適切に除去しなければなりません。
その際の解体や改修工事の際には、アスベストの飛散リスクを事前に防ぐ対策をするために事前調査が必要不可欠です。
なぜアスベストの調査が必要なのか、さらに詳しく解説していきます。
アスベストを適切かつ安全に除去するため
前提としてアスベストは飛散・吸引すると健康被害を引き起こす恐れがあるため、適切な調査と管理が法律で義務付けられています。
適切な調査とは具体的にいうと、建築物の解体・改修時には「大気汚染防止法」および「石綿障害予防規則(労働安全衛生法)」に基づいて、着工前にアスベストの含有有無を調査する必要があります。
もし調査を行わずに、アスベスト建材が使われる建築物を取り壊したりすると、作業員や周辺住民が飛散したアスベストを吸引し、重大な健康被害に見舞われることとなります。
そのため、どんなアスベストが存在するのか、どのくらいの対策を講じれば安全なのかなどを定めるために事前に調査を行う必要があります。
飛散リスクのないケースでは分析調査は不要
アスベストの事前調査は義務付けられていますが、すべての建材において詳細な分析を行う必要があるわけではありません。
アスベスト成形板など、粉砕しない限りアスベストが飛散しないような建材の場合は分析調査を省略して除去することができます。
また、過去にアスベストが取り除かれた記録があり、それから建築物の構造などが変化していない場合においても調査は書面と目視のみで問題ありません。
まとめ
群馬を拠点にアスベスト調査・分析を専門として行う業者を紹介してきました。
アスベストの調査・分析を行う業者は地域によっては数が少なく、選びようがないこともあります。
その際は全国対応している業者も視野に入れると良いでしょう。
また業者を選ぶ際のポイントも知っておき、納期や対応している分析方法などをよく確認して、状況に最適な業者に依頼することが大切です。
当社食環境衛生研究所では、石綿分析技術評価事業認定技術者並びに、一般建築物石綿含有建材調査者の資格を保有する者が分析・調査を行っており、お客様からのアスベストに関する不安や質問に対応すべく、準備を整えております。
早急な分析が必要な場合でもご相談可能です。信頼性のある的確な分析調査をおこない、お客様のご希望に最大限対応いたします。
アスベストの調査・分析を検討している方はぜひ当社までお問い合わせください。