検便検査(ノロウイルス)

気温が下がり始めると、弊社でもお問い合わせやご依頼が多くなる検査に検便検査のノロウイルスがあります。
数年前に、集団食中毒などでマスコミをにぎわせてから、以前に比べてメジャーになった食中毒のひとつです。
ノロウイルスによる食中毒は、非常に厄介です。
ノロウイルスは感染力が強く、10~100個程度で感染発病させることが出来るといわれています。ノロウイルスは感染者の腸管内で増殖し糞便によって排出されますが、糞便1g中に1億個以上のウイルスの存在が確認されたデータもあります。糞便などによる汚染が極めて少量のものであったとしても、そこには大量のウイルスの存在が推測されるのです。
また、アルコールなどの消毒薬も効きづらく、対策もとりづらいのです。(比較的、塩素系の薬剤や加熱が効果的です。)
基本的な対策としては、十分な加熱調理、従業員さんの体調管理、手洗いの徹底となります。加えて定期的な検査によるチェックを導入するのも良いでしょう。

副所長

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