毎月25日以前の火曜日14時に発表されている「気象庁3か月予報」。
20日(火)に9月から11月の3か月について発表がありました。
全国の「気温と降水量」の見込みです。
>>全国の「気温と降水量」の見込み
3か月トータルでは「気温⇒高め」「降水量⇒多め」ですが、特に9月と10月は気温・降水量ともに平年を上回りそうです。
ラニーニャ現象の発生が見込まれ、太平洋高気圧の勢力がなかなか衰えないのが高温傾向の要因です。
秋の訪れは遅くなりそうです。
11月は東日本と北日本で気温が平年より高めに推移し、西日本の気温は概ね平年並みとなりそうです。
21日夜9時の気象庁予想天気図です。
>>21日夜9時の気象庁予想天気図
本州は南からの湿った空気で大気の不安定なところが多いでしょう。
北海道はオホーツク海側の高気圧から比較的涼しい北東気流が入るので、30℃には届かない見込みです。
さて、22日は二十四節気の「処暑」で、厳しい夏の暑さが収まって朝晩は涼しくなる頃とされています。
近年は、晩夏以降の季節の移ろいが後ろ倒しになっている傾向に。
これから地球温暖化が進めば、暦と体感のずれがより一層大きくなりそうですね。
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