アフリカ豚熱(African swine fever:ASF)のワクチン開発について

アフリカ豚熱ウイルス(ASFV)によって引き起こされる発熱及び出血性病変を主徴とする豚疾病で、その致死率はほぼ100%に達する。
アフリカ大陸由来の疾病ですが、ジョージアから始まりロシア、ヨーロッパに拡散し、2018年には、中国、韓国、モンゴル及び東南アジアでも発生が確認されている。
日本では発生が確認されていないが、近隣のアジア諸国において終息していないことから注意を要する。
宿主動物は豚、イノシシで、臨床症状は多岐にわたり、甚急性型、急性型、亜急性型、慢性型および不顕性感染の5型が確認されている。急性型が最も多く、発熱、食欲不振、元気消失等で発症から7日前後で斃死する。その致死率は概ね100%となる。
肉眼的病理所見として、脾臓の腫大及び黒色化、腎臓及び内蔵リンパ節の出血性病変が認められる。急性型では、感染した豚は中和抗体が作られないまま斃死するので、感染豚及び感染が疑われる豚の早期摘発と淘汰が唯一の蔓延防止策となる。
現在まで効果的な治療法は知られていない。

本病のコントロールを難しくしているのは前述のASFV感染豚の体内においてウイルスを中和する抗体が誘導されないことにあります。ワクチン開発は弱毒生ワクチンなど研究中ではあるが、病原性の復帰問題、遺伝的背景の違いによるASFV株間での性状の違いにより防御効果の低下などが課題となっている。なお、安全で効果があるといわれる不活化ワクチンにおいても効果が認められないのが現状である。

新型コロナウイルスのPCR検査が年内で中止に?。

新型コロナウイルスのPCR検査が中止になるかもしれない?
米国CDCが年内で新型コロナウイルスのPCR検査を中止を検討しているらしいです。
ただこれは、新型コロナウイルスしか検出できないPCRキットの事で、来年度以降は、より優れたキット、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス(A型・B型)の両方が検出できるキットに切り替えたいみたいです。
何でも、現在販売されている新型コロナウイルスしか検出できないキットは、緊急(臨時)使用で承認されたもので、CDCの本来の意向ではなかったものだそうです。インフルエンザウイルスが同時に流行すると新型コロナウイルスとの区別がつかないから、感染が区別できるキットにしたいという事のようです。

          新型コロナウイルスPCR検査

デルタ株が猛威を振るっているさなかの発表で混乱しているようですが、もっと優秀なキットが使用されるようになるという事は歓迎です。今年もインフルエンザの発生が無い事を願うばかりです。

新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス同時PCR検査

設備の紹介

こんにちは
毎日暑い日が続きますね
こまめな水分補給など心がけて
熱中症対策をしていきましょう!!
今日は、「分析センター」にある設備のご紹介をしていきます!
下記写真の機械は「トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS/MS)」という機械になります。

弊社では、この機器の特徴を生かし、主に「農薬検査」や「異臭検査」などで使用しています。
特に胃袋型インサートによる試料の大量注入は、
今まで見極めが困難であった雑物中のピークを鮮明に可視化し、
より高感度な農薬検査を可能にしています。
さらに異臭検査では、過去の異臭事例を参考にして、
食品の異臭150成分を一斉に検査できる最先端の検査を行っています。

高精度な最先端の検査を是非お試しください (*^^*)

「ORIGAMIマスクハンガー」

食環研ではクラウドファンディングにより資金を募集しております。

・資金集めの目的:ORIGAMIマスクハンガーを大量生産したい

・いただいた資金のリターン:ORIGAMIマスクハンガー本体

ORIGAMIマスクハンガーとは、自社で開発した製品で、現在特許出願中です。

現在この「ORIGAMIマスクハンガー」を応援購入していただける方を募集しております。

クラウドファンディングページについては、こちらをご確認ください。

クラウドファンディング(ORIGAMIマスクハンガー)

 

ご確認後、「資金集めに協力したい」「ORIGAMIマスクハンガーを購入したい」などご興味がありましたらログイン後、是非応援購入をお願いいたします!!

 

 

 

枝豆収穫

こんにちは

7月30日は研修で枝豆の収穫を行いました。

枝豆は食べることあっても

収穫するのは初めてでした。

当日は朝5時から約2時間ほど

収穫をしました。

実際に収穫した枝豆がこちら

実がとても大きな枝豆です。

自分で収穫した枝豆は、

塩茹でと混ぜご飯に入れていただきました。

採れたての枝豆を食べるのは初めてで、普段食べる枝豆より味が濃く、豆の味がとても感じられました。

やっぱ自分収穫した枝豆は最高ですね。

 

衛生検査 こyす

(枝豆の採り方を教える吉澤さん)

 

 

フィス長切り絵作品展示会

ご無沙汰しております。

フィス長マツヲです。

切り絵作品をいくつかご紹介します。一枚の紙をあーだこーだして作りました。

どうぞお楽しみください。作ってほしいというご要望があれば、検討します笑

 

 

 

~~~フィス長切り絵作品展示会~~~

作者:フィス長マツヲ

 

【くまのプーさんとクリストファーロビン】

 

 

【バンビ】

 

 

【くまのプーさんとピグレット】

 

 

【Beauty And The Beast】

 

 

↓こちらは食環研が誇る最新技術を最大限に用いて作成しました。

①の作品では表情などが分かりにくいのですが、①に光を当ててできた影が…!

【アリエル ①】

 

【アリエル ②】

 

梅雨と言ったらこれ

こんにちは!

梅雨と言ったら何を思い浮かべますか?

私は、紫陽花を思い浮かべます。

紫陽花が咲き始めると夏の訪れを感じます。

14日に梅雨入りが発表され、蒸し蒸しとした日が続いています。

そんな中、紫陽花を撮りに桐生市の松源寺に行ってきました。

松源寺には、約800株の紫陽花が植えられていて、行った時には見頃を迎えていました。

紫陽花を撮っていると、同じ株から色の異なる紫陽花が咲いていました。

調べてみると、土のpHによって紫陽花の色が変わるそうです。

酸性だと青色。アルカリ性だと赤色になります。

(リトマス紙とは逆なんだ、、、)

他にも知らなかったことがあり、紫陽花の花はとても小さいことです。

私は今まで、紫陽花の花びらだと思っていた部分は萼でした。

萼の中心にあるのが花です。

とても小さいですよね、、、

身近に紫陽花があればまだ咲いているので、是非見てください。

以上、新しい発見もあった休日でした。

衛生検査所 こyす

 

【ハート型の紫陽花】

 

市販鶏卵のサルモネラ汚染状況調査    令和3年6月14日

農水省が全国を10ブロックに分け、市販鶏卵のサルモネラ汚染状況を把握するために、1,870点の鶏卵(1点あたり鶏卵20個)を購入し、卵殻と卵内容に分けて(合計3740点)、サルモネラ菌の保有調査を行いました。

卵殻については6点(0.3%)からサルモネラ(うち1点はSalmonella Enteritidis)が分離され、卵内容については1点(0.05%)からS. Enteritidisが分離されました。混合した20個の鶏卵のうち1個が汚染されていたと仮定すると、卵内容がS. Enteritidisに汚染された市販鶏卵の割合は0.0027%程度と試算されました。

結果

市販鶏卵のサルモネラ菌は低い水準で保たれていると考えられました。厚生労働省の食中毒統計によると、鶏卵やその加工品を原因とするサルモネラ食中毒の年間届出数は平成27年以降、0-2件で推移しているものの、今後も引き続き、農場、GPセンター等での衛生管理や、流通段階での温度管理、実際の食中毒事例を教訓としつつ、割卵したのち液卵を放置しない、ひび割れ卵は十分加熱するといった飲食店や家庭等での予防策など、フードチェーンの各段階で適切に鶏卵を取り扱っていくことが重要です(農水省発表)。

サルモネラ検査

皆既月食

2021年5月26日

業務終了後、赤城山の麓まで月食を見に行きました。

今回の月食は、24年ぶりにスーパームーンと重なることで普段よりも明るく大きく見れるそうです。

18時45分頃から月が欠け始め、

月食のピークは20時11分〜20時26分の15分間

そこから1時間半後の21時52分には、元の明るさに戻ります。

残念ながら天候が曇りで、欠け始めから月食のピークは見れませんでした。

諦めて帰っている途中、雲の隙間から月が見れました。

次の月食は、2022年11月8日、

スーパームーンと月食が重なるのは12年後だそうです。。。

次は晴れることを祈って、リベンジしたいと思います。

衛生検査所 こyす

 

個人初!月(ピンクムーン)撮影

こんにちは。

4月27日

仕事終わり月が綺麗で、普段真っ暗な道も月明かりで明るいぐらいでした。

そんな中、先日購入した三脚を使って個人初の月撮影

誰もいない広い駐車場でいざ撮影!

月面、月の輪郭が映るように

f値、シャッタースピード、ISOをマニュアルで設定し、ピントを合わせていきます。

納得いくまで細かく設定していき、やっと!

 

 

ついにシャッターを!!!!

 

カシャ!

 

 

 

 

!?!?(小さっ、、、、)

 

理由は私が使ってるレンズです。

本来月の撮影に使用するレンズは、200-300mmくらいのレンズを使用しますが、私の持ってるレンズは最大75mmなのでこれが限界でした。

撮影後iPhoneに転送して、写真をトリミングして完成した写真がこちら。

初にしては上手く撮れました!!

ピーキングやセルフタイマーを使うことでもっと綺麗に撮れると後で調べてわかりました。

また満月の綺麗な日にリベンジ!!

衛生検査所 こyす

 

【過去の写真(おまけ)】