食品セミナーを実施しました

食環境衛生研究所 の従業員が書き込むブログです
「日本畜産振興会」発行の「養豚の友10月号」に記事を投稿しました。
食環境衛生研究所に導入されている「走査電子顕微鏡 JSM-IT100」について紹介いたします。
走査電子顕微鏡(SEM)は医学、生物学、素材開発、金属材料、半導体関連などの分野で利用されおり、金属部品、めっき、電気部品、食品、化粧品、医薬品等、各種工業製品などの材質確認、異物・不良解析に幅広く利用できます。
食環境衛生研究所では、現在までのところ細菌類や昆虫類、毛髪の鑑定などに使用しています。生物試料では前処理を施すことにより20000倍程度まで拡大観察が可能になっています。
今後は昆虫類の亜種などの判別、蜂蜜の中にある花粉の種類、汚染菌の付着状況の観察などにも利用可能と考えてます。
観察例①:酵母菌(20000倍)
観察例②:イヌの毛髄質(1000倍)
さらに、走査電子顕微鏡(SEM)の電子線により発生する特性X線を利用したEDS分析により、観察領域の元素組成の定性、定量分析および元素マッピングが可能です。
現在までのところ、岩石表面の元素組成の観察や食材に混入した金属粉の材質の判別などに使用しています。衣類に付着したPM2.5(2.5μm)程度の物質についても元素分析が可能と考えられます。
分析例:岩石破断面のEDS分析

走査電子顕微鏡(SEM)を使用した解析について、お気軽にお問い合わせください。
食品検査室(イワザキ)
2018年9月14日(金曜日)
新潟県十日町市にある「いこて」という会場にて
弊社農畜産営業部:木間が新潟県養豚農場、
新潟県の家畜診療に携わる方、動薬メーカー、飼料メーカーに向けて
「先進農場の飼養管理とそのポイント」をテーマに
講演会を行いました。
日齢に合わせた飼育環境の設定見直し、ワクチンの目的や接種時の
ポイントなど普段行っている作業を一つ一つ確認することが飼養管理の第一歩であると実感いたしました。
この度はお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
講演後の情報交換を兼ねた懇親会も新潟の日本酒や豪華な食事を
とりながら、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
弊社では講演会、勉強会についてご要望に合わせて対応させて
いただきます。お気軽にご連絡のよろしくお願いいたします。
(TEL:027-230-3411)
農畜産営業部 水野
2018年8月27日(月曜日)
栃木県のあるレストランを貸し切り、弊社農畜産営業:木間が栃木県養豚農場、飼料メーカーの方々に向けて「離乳後~子豚期における飼育管理」について発表いたしました。
場所がレストランということもあり、コーヒー飲みながらまったりとしていましたが、
途中から質疑応答もまざり活発な勉強会となりました。
発表後は全員で食事をとりながら情報交換を行い有意義な時間を過ごさせていただきました。
勉強会が始まる前から嵐のような大雨となりましたが、
お越しいただきありがとうございました。
ご興味のある方は一度、弊社にお問い合わせいただければと思います。
(TEL:027-230-3411)
日本全国どこでも対応させていただきます。
農畜産営業部 水野
2018年8月19日(日曜日)
先日弊社のラボ見学ツアーを開催しました。
【農水省より】アフリカ豚コレラへの注意喚起について、情報開示がありましたのでご連絡をさせていただきます。
今月3日、中国の養豚場にてアフリカ豚コレラが発生したことを受け、農水省より注意喚起情報が開示されました。アフリカ豚コレラは人には感染しないが、豚やイノシシにウイルスが感染して起こり、極めて致死率が高いとのことです。
アフリカやロシアでもすでに確認されていますが、有効なワクチンや治療法はないとのこと。土産として持ち込まれる、豚まんや餃子、シューマイなどにもウイルスが残っている可能性があるとのことで、空港では肉製品を持ち込まないよう呼びかけるなど、水際対策が急務となっています。
引用:http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
弊社では、加工食品だけでなく農畜産段階からのご相談が可能ですので、
(URL:http://www.shokukanken.com/consul/)
お気に留めいただければ幸いです。
matsu