「性病かもしれない、もしかして…」と不安な状況になった時、誰にも知られずにできるだけ早く検査して結果を知りたいと思うのではないでしょうか?
昨今、自分だけでできる性病検査キットも豊富に流通しており、中には即日で検査できるキットもあります。
自宅にて即日検査できる性病検査キットを使えば、15分~1時間程度で簡易的に検査が可能です。
ただし、検査結果については簡易判定(精度が低め)、もしくは検査機関に郵送してから数日後に分かるシステムになっているので、その場で確定的な結果が出る検査キットはほとんどありません。
また、自分だけでおこなう即日性病検査キットは「偽陰性(陽性反応がまだ出ていない)」や「検査キットでの自己判断ミスが起こる可能性がある」などのリスクもあるので、それらを理解した上で使用することが大切です。
加えて、あらゆる性病の検査ができるわけではなく、性器ヘルペス・尖圭コンジローマなど性病の種類によっては、性病検査キットだけでは正しい検査ができないモノもあるため注意が必要。
性病検査キットは「性病の早期発見を手助けする目的のもの」と覚えておきましょう。
性病検査キットの使用する場合は、以下のようなケースに該当する場合に使用を検討しましょう
- 性器にかゆみや痛みなどの異常があり、症状が顕著な場合
- パートナーや性交渉相手が性病だと診断されたとき
- 性病かどうかの不安を早めに払拭したい
医療機関や衛生検査機関などの精度が高めな郵送検査キットを使うことも検討すると良いでしょう。
この記事では、性病をすぐに検査できる方法は無いのか、即日性病検査キットの正確性や精度は信頼に足るものなのか、などの悩みを解消します。
加えて、性病検査キットの特徴やクリニックなどで行う検査との違いなど、知っておくべき大切な情報を詳しくお伝えしていきます。


性病の有無を即日で検査する方法
性病を即日検査できる方法はいくつかあります。
まず「即日対応の性病専門クリニックや泌尿器科・婦人科での迅速検査(精密検査)」。
最近では、即日で検査結果が分かる医療機関も増えており、迅速な性病検査が可能になっています。確実性のある検査が魅力ですが、費用が割高などメリットデメリットがあります。(詳しくはこちらの項目で解説しています)
次に「即日性病検査キット」を使う方法です。(詳しい解説はこちらの項目で解説しています)
病院などに行かなくても、自宅で検査ができるという手軽さが魅力で、検体を郵送して専門検査機関に調べてもらうことも可能です。郵送と到着のタイミングによってオンライン上で当日中に検査結果が分かることもあります。
また、その場で判定まで行える性病検査キットもありますが、検査精度については少し不安があります。
人によってはなるべく費用を抑えたいなどの事情もありますので、その場合は自宅で検査ができる検査キットを使用することも視野に入れると良いでしょう。
性病検査キットを使うと結果が即日でわかる?
結論から伝えると、性病検査キットは即日で結果が分かるものもあります。
まず、クリニックなどが行う迅速検査や精密検査といわれるものは、その場で検体を検査していくため最短即日で結果がわかります。
それ以外だと、テスターを使用してその場で結果まで分かる自宅用の性病検査キットもあり、このキットも数十分から1時間で結果が出ますが、クリニックなどで行う検査よりも精度が低いとされます。
また、自宅用の検査キットで「郵送検査キット」の場合は、結果がわかるまで平均4、5日程度要します。
郵送検査キットは検体を検査機関に郵送するタイプのキットなので、郵送時間がかかるため結果が出るまでに数日を要します。(タイミングによっては当日に結果が判明することもある)
性行為後すぐに即日性病検査キットは使えるのか
性行為後にすぐ即日性病検査キットを使っても、正確な結果は得られないことがあります。
性病は潜伏期間があるものが多く、性行為で感染した直後では検出されないのが通常です。
即日検査キットを使った性病検査のタイミングは、感染の可能性のあった日(性病にかかったと思われる日)から数日経過してからがよいでしょう。
厳密に言うと性病ごとに、推奨される検査タイミングが明言されています。
性病 | 推奨される検査タイミング(性行為、感染機会から) | 備考 |
---|---|---|
クラミジア・淋病 | 24時間以上経過後 | 尿検査・咽頭検査が一般的 |
HIV | おおよそ3~4週間経過後(即日検査は4週間後~) | 核酸増幅検査(NAT検査)の場合は2〜3週間程度の経過後、抗体検査では1か月以上経過後など検査方法によって若干タイミングが異なる(※あくまでタイミングは目安です) |
梅毒 | おおよそ4〜8週間後(1ヶ月以上の経過後の検査が望ましい) | 感染初期は検出しづらいことと、3ヶ月以降であれば確定的な診断が可能 |
B型・C型肝炎 | B型肝炎はおおよそ2ヶ月経過後、C型肝炎は3ヶ月以上経過後 | 即日検査は2ヶ月経過以降に可能 |
トリコモナス | 24時間以上経過後 | 女性は検出しやすいが、男性は検出されにくい(腟トリコモナス原虫の検出率が低い) |
尖圭コンジローマ(HPV) | 症状発現時 | 目に見える症状が出るまで時間がかかる(数ヶ月かかる場合もある) |
ヘルペス | 症状が出たらすぐ | 症状がないと検出しづらい |
上記が性病ごとの検査タイミングの目安ですが、絶対にこの期間に検査を行わなければならないというわけではありません。
感染リスクが高い行為をしたなどで不安な場合や、性病と疑わしい症状が出た時はすぐに医療機関で検査を受けることが大切です。
参考:ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除く)|厚生労働省
参考:性感染症|厚生労働省
即日で検査可能な性病検査キットの信頼性はどのくらい?
即日で結果が分かる性病検査キットは、特にHIVや梅毒などの迅速検査に利用されることが多いです。(あくまで早期発見を手助けするもの)
精度は大丈夫なのかと不安に思う人も少なくないと思いますが、昨今の医療技術の発達によって性病検査キットの精度も高まっています。
しかし、通常の医療機関での検査と比較すると精度が劣るのは事実としてあります。
特に自宅で完結する自己診断型の性病検査キットの場合だと、医療機関で行う高度な性病検査(PCR検査など)ではないため、精度は若干下がります。
郵送型の性病検査キットは信頼性が高め
検査機関に郵送で送るタイプの性病検査キットの場合だと、性病検査における専門家がきちんとした設備で精度が高い検査と判定を行うため信頼性は高いです。
専門検査機関の多くは登録衛生検査所という「臨床検査技師等に関する法律」で定められた施設基準を満たした認定施設なので、正しく迅速に検査を進めます。
なので、検査の信頼性や判定の確実性を重視する場合は、しっかりとした検査機関が提供する郵送型の性病検査キットを使用するのがおすすめです。
関連記事:性病検査キットに信頼性はあるの?精度の信憑性が高い性病検査キットを選ぶポイントを解説


性病検査キットで調べることができる性病は?
検査キットで調べられる性病は主に以下となります。
また、性病ごとに適切な検査キットがあり、検査の方法も異なってきます。
- HIV
- 梅毒
- B型肝炎
- C型肝炎
- 性器クラジミア
- 性器淋病
- 性器マイコプラズマ
- 性器ウレアプラズマ
- トリコモナス
- HPV
- 性器カンジダ
- 皮膚カンジダ
- 咽頭クラジミア
- 咽頭淋病
- 咽頭マイコプラズマ
- 咽頭ウレアプラズマ
性病に感染していても、ウインドウ期(検出できない期間)に該当すると、陰性と判定されることがあります。
また、正しく検査キットを使用しないと、検査結果が正しく出せないこともあるのでキットの使い方なども知っておく必要があります。
検査キットには男性用と女性用があるので、そのあたりも確認の上で購入しましょう。
性病検査キットの注意点
性病検査キットは、迅速に感染の有無を確認できる便利なツールですが、いくつかの重要な注意点があります。
特に「偽陰性」や「過去の感染歴による陽性反応」については、正しく理解する必要があります。
また、自宅でできる検査キットの場合、通常は検査機関に検体を郵送する必要があるので即日その場で確定的な感染有無は分からないという点は、理解しておきましょう。
性病検査キットは必ず即日で結果が出るわけではない
オンラインなどで販売されている性病検査キットは、即日で検査自体はできても結果が出るまでには少し時間を要します。
通常は医療機関や検査機関に検体を郵送して検査してもらった後に検査結果が判明するので、多くの場合は翌日以降になることが多いです。
当日中に検体が検査機関に到着した場合などでは、即日で検査結果まで分かるケースもありますが、郵送と到着のタイミングによっては結果がわかるまでに数日かかることもあります。
ちなみに、その場で検査と判定ができる検査キット(妊娠検査キットと同じような仕組み)もありますが、あくまで簡易検査なので検査の確実性には不安があります。
すぐに検査して数時間以内に検査結果が知りたいという人は、クリニックで直接検査してもらうのがおすすめです。
感染初期では偽陰性となる場合がある
性病検査キットは、病原体の抗原や抗体、または遺伝子を検出することで感染の有無を判断します。
しかし、性病の感染初期では検出精度が低下し、検査結果が偽陰性(感染しているが判定されない)となる場合があります。
そのため、性病検査キットを使用する場合は、感染機会から数日経過してから検査することが望ましいです。
以前に罹った性病の影響で陽性となる可能性がある
一部の検査では、過去に感染した病原体に対する抗体が残存していると、現在の感染とは無関係に陽性反応を示すことがあります。
例えば、性病で最も有名な梅毒。
梅毒の検査には、TP抗体検査(トレポネーマ検査)とRPR/VDRL検査(非トレポネーマ検査)があります。
梅毒は感染すると完治後であっても抗体が体内に残り続けるため、過去の感染歴がある場合はTP抗体検査で陽性反応を示す場合があります。
ただし、RPR検査は活動性感染を示唆するため、完治後は陰性になることが通常です。そのため、二つの検査を併用しつつ症状が出ていないかなどを総合的に判断する必要があります。
関連記事:梅毒の検査はいつから?信頼性が高い検査を受けるタイミング
性病検査キットの選び方や見るべき箇所
性病検査キットを選ぶ際には、信頼性や精度がやはり気になることかと思います。
自宅で手軽に検査できる性病検査キットは便利で手軽ですが、種類が別れており検査キットでわかる性病も異なるので、慎重に選ぶ必要があります。
この項目では、性病検査キットを選ぶ際に確認すべき主なポイントについて解説します。
信用ある検査機関や医療機関が販売している商品かどうか
性病検査キットはさまざまな会社が販売しており、中には販売元の情報がなかなか出てこないような商品もあります。
検査キットを選んで購入する場合は、必ず販売・提供元の会社や機関などを調べて、信用性を確かめておきましょう。
以下のような観点で、販売元の情報を確認すると尚良いです。
- 臨床検査室の認定:ISO 15189(臨床検査室の国際規格)や、日本の「臨床検査精度管理調査」に参加・認定されている検査機関であるかを確認する。(参考:https://www.shokukanken.com/quality/iso17025/)
- 医療機関との連携:検査結果に基づき、医師の診断や治療につなげられる仕組みがあるか。
- 利用者の口コミ・評価:厚生労働省や医療機関が推奨しているか、または第三者機関による評価がされているか。
検査キットの種類
検査キット選びで特に重要なのが、キットの種類によって検査できる性病が異なるという点です。
前の項目でも説明しましたが、性病によって検査方法が異なります。(性病検査キットで調べることができる性病は?)
性病の検査キットの種類は主に以下の4つです。
- 尿検査
- 血液検査
- 咽頭ぬぐい検査
- 膣分泌液検査
それぞれ検体をキットで採取して、検査機関に郵送し結果を待ちます。
昨今ではオンライン上で診断結果が確認できるため、郵送のスピードによっては当日か翌日中には性病の感染有無が判明します。
性病検査キットの値段
性病検査キットは、販売元や検査可能項目によって値段が異なります。
数ある性病のうちどれかひとつのみを検査できるキットと、複数の性病を検査できるキットがあります。
当然、複数項目の検査ができるキットは単体検査キットよりも割高となります。
また、郵送先の検査機関によっても値段が変わります。
主に、性病検査キットの販売を行なっているのは「民間企業」「クリニック」「専門検査機関」「病院」ですが民間企業の検査キットは安い傾向があり、検査機関やクリニックが販売する検査キットは平均、病院の検査キットは高めで、検査の質や信頼性などから値段は変わります。
関連記事:性病検査キットの費用について|無料や安く受ける方法も解説
検査結果が出るまでにかかる時間と通知方法
検査結果が出るまでの時間や検査結果の通知方法も気にすべきポイントです。
急いで検査結果を知りたい人にとっては重要といえますので、検査キットを購入する前によく確認しておきましょう。
結果が出るまでの期間 | |
---|---|
郵送検査採取した検体を送付後、2~7日程度で結果が通知される。タイミングやオプションなどでは当日中に結果がわかる場合もある。 | |
即日検査対応のキット梅毒やHIVなど一部の性病では、郵送せずにその場で15~30分程度の時間で結果が分かるタイプもある。 |
- オンラインで確認(匿名で結果を閲覧可能なシステムがある)
- メールや電話で通知(プライバシーに配慮した連絡方法かを確認)
- 書面郵送(第三者に知られるリスクを防ぐため、封筒の記載内容を事前に確認)
プライバシーを守りながらスムーズに検査結果を確認できるかも、選ぶ際の重要なポイントです。
即日性病検査キットが買える場所
まず一般的に、性病検査キットはドラッグストアや薬局ではほとんど販売されていませんが、スギ薬局やドンキホーテなど一般店舗では性病検査キットの販売がされています。
ただし、限られた店舗のみということで値段は少し割高です。
基本的に、性病検査キットが購入できるのは主に以下の通りです。
- インターネット通販(楽天市場など)
- 郵送検査サービス
- オンライン診療
性病検査キットの購入先について、詳しくは以下の記事をお読みください↓
性病検査キットはどこで売ってる?購入できる場所や注意点について解説


即日性病検査キットと即日精密検査はどう違う?
性感染症(性病)を早急に検査したい場合、「即日性病検査キット」と「即日精密検査」という2つの選択肢があります。
一見似たような言葉で紛らわしいですが、それぞれ明確な違いがありますのでよく把握しておきましょう。
比較表(即日性病検査キットと即日精密検査) | ||
---|---|---|
即日性病検査キット | 即日精密検査(病院・クリニック) | |
検査方法自宅で自己採取(尿・血液・咽頭ぬぐい液、膣分泌液)病院で医師や検査技師が採取・検査 | ||
結果が出るまでの時間15分~数日(キットの種類による)即日~数日(検査内容による) | ||
検査精度やや低め(特に簡易検査タイプ)高精度(PCR検査・抗体検査など) | ||
診察の有無なし(陽性の場合は別途医療機関を受診)あり(医師による診察) | ||
プライバシー匿名OK(オンライン購入可能)実名での受診が必要 | ||
費用数千円~1万円程度数千円~数万円(保険適用の有無による) | ||
即日治療の可否不可(別途病院へ)可能(その場で薬の処方や注射が受けられる) |
即日性病検査キットの特徴
即日性病検査キットは、自宅で簡単に性病の検査ができるキットです。
検査方法のベースはイムノクロマトグラフィー法と呼ばれる抗原抗体反応を利用した検査方法で、尿・咽頭ぬぐい液・膣分泌液の採取や、指先からの微量採血による検査などがあります。
尚、調べたい性病によって使用するキットが異なります。
主に自宅で完結する検査キットは簡易検査となり、精度は即日精密検査よりも低めです。
説明書などに採取方法や判定方法などが記載されていますが、慣れていない場合だと正しく検査できないデメリットもあります。
結果が出るまでの時間は15分~1時間ほどですが、郵送検査の場合は数日かかるケースもあります。
即日性病検査キットのメリット
- 手軽に検査できる(オンライン注文が可能)
- 匿名で検査が可能(プライバシーが守られる)
- 医療機関へ行く必要がない
即日性病検査キットのデメリット
- 検査精度が医療機関の精密検査より劣る場合がある
- 検査できる性病の種類が限られていることがある
- 陽性の場合は医療機関で再検査・治療が必要
上記のメリット・デメリットから、即日性病検査キットを使うべき人は以下に該当する人といえるでしょう。
- すぐに検査したいが、病院に行く時間がない人
- プライバシーを守りながら検査したい人
- 症状がないが、念のため検査を受けたい人
イムノクロマトグラフィー法とは?
イムノクロマトグラフィー法(Immunochromatography, IC法)とは、抗原抗体反応を利用した迅速診断技術の一つで、簡単かつ短時間(約10~30分)で検査結果を得られるのが特徴です。
この方法は、妊娠検査薬やインフルエンザの迅速診断キットなどにも応用されており、性感染症(性病)の簡易検査キットにも広く用いられています。
イムノクロマトグラフィー法は、以下のようなステップで検査を行います。
- 検体を採取(血液、尿、唾液、咽頭ぬぐい液など)
- 検査キットの試薬に検体を滴下
- 検査キット内の抗体と反応し、特定の性病抗原や抗体を検出
- 陽性の場合、試薬が色素を発色し、判定ラインが現れる
イムノクロマトグラフィー法は、毛細管現象を利用して試薬を吸い上げ、抗原抗体反応によって特定の病原体の有無を検出します。
即日精密検査の特徴
即日精密検査は、医療機関(病院や専門クリニック)で受ける検査のうち、その日のうちに結果が判明する検査のことです。
検査方法は、高精度の検査機器を使用しPCR法・抗原検査・抗体検査・培養検査など、対象となる病原体ごとに最適な手法が選択されます。
病院や専門クリニックに行き、医師の診察を受けつつ行う検査なので、検査精度も安心感も高いです。
ただし、費用はやはり高めなのと、病院に行くという手間がかかります。
- 検査の精度が高い(病院で実施するため確実)
- その場で診察を受けられる
- 陽性ならすぐに治療を開始できる
- 病院に行く必要がある(対面診察が必須)
- 匿名では検査できない場合が多い
- 検査費用がキットより高い場合がある
即日精密検査が適している人は以下のような人が該当します。
- 確実な検査結果を求める人
- すでに症状がある人(排尿時の痛み、異常なおりものなど)
- 陽性の可能性が高く、早急に治療を受けたい人
即日で性病検査したい場合は「検査キット」と「精密検査」どちらを選べばいい?
性病検査を即日で受けたい場合、「自宅でできる即日性病検査キット」と「医療機関での即日精密検査」のどちらを選ぶべきか迷うことがありますが、結論としてケースバイケースといえます。
前述したようにどちらの方法もメリットとデメリットがあるので、ご自身が必要だと思う方法を選ぶのが良さそうです。
参考までに、状況別でどちらの検査方法を選べば良いかをまとめてみました。
状況 | おすすめの検査方法 |
---|---|
すぐに検査したいが病院には行きたくない | 即日性病検査キット |
症状はないが、感染機会があって不安なので確認したい | 即日性病検査キット |
より確実な検査結果が欲しい | 即日精密検査(病院) |
陽性の場合、すぐに治療を受けたい | 即日精密検査(病院) |
すでに症状が出ている(痛み・おりもの・発疹など) | 即日精密検査(病院) |
また、どちらかではなく「不安な場合は即日性病検査キットで検査してから、陽性または疑わしい結果が出たら病院で精密検査を受ける」というのも一つの方法です。
ただし、性行為などのすぐ後などは性病の判定が出ない可能性があるということも頭に入れて、症状が出てきた、数日経過したなどのタイミングで検査を受けましょう。
まとめ
性病になってしまったと不安に思うような状況に陥った場合、すぐに検査をして安心したいという気持ちになるかと思います。
「病院に行かなくちゃ」「お金がかかるのかな・・・」など多くの不安で頭がいっぱいになってしまいますが、そんな時に性病検査キットは不安を少し和らげるツールのひとつになり得ます。
検査キットには「即日その場で検査できるキット」、「専門検査機関でしっかりと検査してもらう郵送検査キット」があり、それぞれ精度や判定までの時間が一長一短であることをまず覚えておきましょう。
検査キットの確実性や信頼性は今後の治療に関わる大切な要素なので、しっかりとした検査機関が販売している検査キットを使うようにしましょう。
また、検査キットを使用して陽性だった場合は、病院やクリニックの治療を受けに行く必要があります。
検査キットで陰性だった場合でも、気になる症状が出始めたら必ず病院などで早めの治療を受けることをおすすめします。


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