悲しい閉店

前橋市内のある町にすむ実家の母と久しぶりに外食をして、その町の商店街に古くからあるお店が、ふたつ、閉店したことを知りました。両店とも、「初めてのおつかい」のころから馴染んだ、思い出の店でした。

そのうちの一つの店の閉店理由は、「惣菜で食中毒をだした」らしいとのこと。この業界にいながら、ニュースが入ってこなかったのは、お店が小さく、事件としては小さなものだったからなのかもしれません。でも、地元密着のお店のため、噂の広がりも速く、致命傷となったのでしょう。

正直なところ、お付き合いしていただいている業者・お店で、検査により、食中毒に至る危険のあったケースを回避できたことは多く経験しています。日ごろは、世の中の役に立つ仕事ができているという自負を感じていますが、今回のような悲しい知らせを耳にすると、まだまだ、会社として力不足だなと実感します。

食中毒がでなければ、お客さんもお店も、痛い思いをせずにすんだ。

閉店したのが思い出のお店だっただけに、そして自分がそれを予防するための仕事を同じ市内でしているだけに、悲しい知らせでした。

お店のおじさん、これからどうするんだろう。。。

(いな)

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