大食いについて

俺はかつて大食いチャレンジャーであった。最近その事をなぜか思い出したのでその中でも特に印象に残っている戦いがあるので紹介したいと思う。今から約10年前、戦場はある中華料理屋、メニューは①ラーメン大盛り3杯(つゆは残してもOK)②チャーハン5合③ギョーザ50個(だった気がする。うろ覚えでスマン!)+大盛りライス1杯+大盛りスープ1杯、の中から選択で制限時間は30分、完食で無料、失敗したら一律3,000円、そこはわりと良心的でがんばれば完食可能、失敗しても金銭的ダメージはそれほど大きくない事を売りにしていた。その店のことを知った俺はツレを2人引き連れ、前日までの調整一切無しでその店に向かった。店に行ってから知ったのだが本来なら前日までに予約が必要らしいが特別に3人だけだし特別にOKにしてもらった。俺はチャーハンを選択したのだがそれはもちろん考えがあってのことである。ラーメンはつゆが熱いので食べづらい+途中で麺がのびてしまうので×。ギョーザは他にライスとスープがあり、食べるのにそれぞれ違う動きをしなくてはならないのでリズムをとるのが難しい、よって×。その点チャーハンはラーメンほどは(多分)熱くはないし、同じ動きで食べ続けられる。なにしろ1つの皿に全て盛られているので残量が一目で分かり、ペース配分がしやすいなどいいことずくめである。もはや俺に迷いはなかった(ちなみに他の2人はラーメンを選択した。店のオヤジが言うには選択する割合はラ:チャ:ギョ=3:2:1くらいらしい)。待つ事15分
3人ほぼ同時に対戦相手(料理)が目の前に現れ、3人全く同時に戦いのゴングが鳴った(つづく)(たかはし)。

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