真菌って微妙

微生物は「細菌」、「真菌」、「ウィルス」、「原生動物」の4つに分類されています。
その中で真菌について。
聞き覚えのある総称では、便宜的に“カビ(糸状菌)”、“酵母”、“キノコ”の3つに分けられますが、実際には、有性胞子の形態に基づいて接合菌類、子のう菌類、担子菌類、不完全菌類の4類に分けられています。
・接合菌類には、“カビ(糸状菌)” の仲間
・子のう菌類には、“カビ(糸状菌)”、“酵母” の仲間
・担子菌類には、“酵母”、“キノコ”の仲間(キノコはここだけ)
・不完全菌類には、“カビ(糸状菌)”、“酵母” の仲間
と、複雑に入り乱れています。
そこで個人的に少し気になるのが、食品微生物検査依頼の検体が“キノコ”の場合の真菌数測定。
検査については問題無いけれど、複雑に考えるとおもしろい。

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レジオネラ菌検査ノロウイルス検査

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