壊滅的な疫病の流行でパナマの両生類30種が絶滅したと発表されました。
そのうち5種はまだ新種として認定されていないそうです。
絶滅の原因は、ツボカビ。
ツボカビは両生類の皮膚に感染し、皮膚がはがれ、昏睡状態になり死に至りますが、不明な点が多く、感染の進行が早いそうです。
カエルが森にいないと生態系全体に影響が及ぶ可能性があるといいます。
一般的に爆発的感染拡大は、新しい病原体が生態系全体を破壊させることもあるという警告のようなもので、ツボカビの感染力は非常に強力であるため、たとえば遺伝子的にはネズミとクジラほども離れた遠縁のカエルの種間でも感染して絶滅させることができると研究チームではいわれています。
ちけん