ルイジアナ州では、湿地帯を食い荒らす外来種の齧歯動物、
ヌートリアの数がハリケーン「カトリーナ」によって激減しましたが、
5年後その数が急速に回復しているそうです。
ヌートリアは回復力の強い種で、
大災害にも対応できる能力を持っています。
ヌートリアが湿地帯の草を食べると、
土壌が露出して引き潮や潮の流れで侵食されやすくなるため、
ヌートリアの増加は問題を悪化させます。
湿地帯が普通の海のようになってしまうともう元には戻せません。
海岸の湿地帯が1.6キロ失われるごとに
高潮が約30センチ高くなると指摘されています。
ちけん(114)