そもそも炭水化物とは?

そもそも「炭水化物」とは、炭素(C)水素(H)酸素(O)から成り、
一般式CnH2mOmの形の分子式を持つ化合物です。

といっても、一般的な人は「何のことだかさっぱり」だと思いますので・・

簡単にまとめますと、
ブドウ糖」 「果糖(フラクトース)」 「ガラクトース」という
代表的な3種類※の物質があって、( ※ 厳密にはもっと多くの物質がある )
これが一個だけ分離してる状態(単糖)だったり、
2、3個くっついている物質(オリゴ糖)だったり、
縄や網みたいに沢山つながっている物質(多糖類)だったり、
そういった構造を持っている全ての物質を総称して、
「炭水化物」と呼んでいます。

例えば、「ブドウ糖」と「果糖」が1個ずつくっつくと
しょ糖」(砂糖の主成分)という「オリゴ糖」に分類される物質になり、
良く聞く「デンプン」という物質は「ブドウ糖」が
縄や網みたいに沢山つながってできている「多糖類」の物質です。

つまり、「単糖」の種類と数によって組み合わせ自由自在な、
物質全部を、「炭水化物」といいます。

なので、一言で「炭水化物」といっても、
実は、幅が広すぎて、その性質も様々・・

もし、興味がおありでしたら「炭水化物は本当に太るのか?」についても、
後日、一筆論じたいと考えておりますので、
どうぞ、食環研ブログに遊びに来て下さい。よろしくお願いいたします。

( Analyst  3 )

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