運動をして汗をかいた時、皆さんは自販機やコンビニなどにちょっと立ちより水分補給をすることがあるしょう。では、ここでの水分補給は何のためでしょうか。もちろん運動によって不足してしまった栄養成分を補うことが目的です。ではその栄養成分とは何でしょうか。まず第一は水分です。汗をかくのは、運動によって上昇した体温を冷ますために必要なことですが、そのために身体からは水分がどんどん発散されています。それによって脱水症状になったり、体温調節機能や運動能力の低下を引き起こします。それを補うためには水分の補給が必須となるわけです。さらにもうひとつ重要な栄養成分があります。それは、汗と一緒に発散されていしまう塩分です。塩分が不足してしまうと熱疲労からなかなか回復することができなくなってしまいます。通常、水分の補給には0.1~0.2%程度の塩分が必要といわれています。0.1~0.2%の塩分とは、ナトリウム量が40~80mg(100ml中)が目安です。あなたのお手元のペットボトルに書かれた栄養成分表示をちょっとご覧になってみては。もしかしたら、今まで「運動の後の水分補給」と思って飲んでいたものが…