風邪のひき始めはいつも喉からのF子ですこんばんは
湿度が低いせいなのか喉が痛いです そろそろ加湿器の出番…!
最近上司の畜産コンサルティングに同行させて頂く事がよくあります
農場内を回らせて頂いて採血をし その後前回の採血の検査結果等を見ながら畜産コンサルティングを行います
畜産コンサルティングでは単に検査結果を説明するだけではなく 例えばある病気の感染により抗体価が高かった場合にどのようなワクチネーションプログラムを組んでいるのか・洗浄消毒はいつどのようにしたのかを農場の方に訪ね その病気の抗体価が高くなった原因を探ります
しかし原因が例えばワクチン接種するタイミングの問題であったとして「じゃあタイミング変えましょう」でその農場がタイミングを変えられる状況であればいいのですが 時間的な制約等でそのタイミングでしかワクチン接種できないという状況の農場もあります
その時には更に深く話を伺い 農場の都合等を考慮しながら一番良い解決策を農場の方と見つけていきます
「説明して終わり」でも「説明して原因探って終わり」でもないのです 「説明して原因探ってベストな解決策を見つけて終わり」なのです
それが畜産コンサルティングであります
と…書くのは簡単ですが 実際は色々な制約を考慮しながら策を考えるのはとても骨の折れる作業です
F子にはそんな真似はできません…いつか真似できるようになりたいと思いつつ。
先日 畜産コンサルティングでとある養豚農場に伺った際に豚の人工授精の話になり 豚の人工授精について前々から知りたかったF子は農場の方に食いついて
そこで色んなタイプの人工授精器を見せて頂き 更には実際に人工授精器を一つ使わせて頂く事が出来ました(そして持ち帰りました)これが人工授精器 左側のボトルを強く握ると右側の白い部分が子宮内で広がります
農場の方によると この人工授精器は非常に使いやすくて着床もし易いとの事ですがその代わりか値が張るそうで 普段はもう少し値段の安い人工授精器を使っていらっしゃるのだそうです
(「値段の分は技術でカバーするんだ」とおっしゃっていてかっこ良かったです)よろしければ別角度からもどうぞ ボトルの部分には予め採取した精液を入れます
畜産コンサルティングで面白いと感じるのは こういったお話が聞けた時 です