谷川岳は冬が始まっています(その2)

さて、紅葉目当てに一ノ倉沢に行く予定が、なぜか山登りになってしまった今回、マチガ沢の登山口で既に目的のひとつとしていた肩の小屋をめざして再出発。

ひと汗かいて谷川岳肩の小屋に着くと、ビール(ほんとは発泡酒でした)が最後の一本!私はギリギリ手に入れることができ、後から買いに来た人達を尻目に美味しくいただきました。何とも言えない充実感に自己満足。
谷川岳山頂の双耳峰のひとつトマノ耳にて。
山頂の記念撮影が順番待ち状態だったので放射線量だけ計測

このままもう一つの山頂であるオキノ耳へ向かおうとしたのですが、双耳峰のコルについた雪が凍結しているようで、狭い登山道に登り下り合わせて30人ほどの大渋滞が発生。
コルは凍結した雪が溶け始めて滑りやすい状態にもかかわらず、せっかくだからと無理に進む初級者もいて非常に危険を感じました。滑って転んだら高確率で滑落死にいたります。山は自己責任の場と思われますがあまり無理はしてほしくないものです。(私が言うのもなんですが・・)
さて、オキノ耳も山ガール達でいっぱいです。中高年の私からすると若い人達がずいぶん増えて嬉しい限りです。登山ブームの再来でしょうか?放射線量も低いレベルで推移して安心しました。

ここから一気に天神平のロープウェイ乗り場まで下ります。(途中、天狗の腰掛岩で放射線量を測ると0.05μSv/hで全く問題なし)

天神平ロープウェイについたのは午後3時くらいでしたが、降りる人で大行列。既に100mくらい並んでいて、私の後ろにも行列は増えて結局200m以上の混雑ぶり。
この時間になると太陽が山の向こうへ落ちてしまい急激に気温が下がり始めるようで、観光の人達が一斉に帰りたくなったのでしょう。登山の人は防寒着を準備していたので大丈夫そうでしたが、観光の人達はとても寒そうでした。

山に来る時は必要充分以上に準備したほうが楽しい思い出が増えると思います。
(いつも準備が過ぎて膝を壊しているイワザキ)

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