私は現在ウサギの面倒を見ているので、今日はウサギと人の歴史について
簡単に調べてみました。
日本では縄文時代の貝塚からウサギの骨が出土することから、
その頃(遅くとも約3000年前)には既にかなりの数が生息していたと
考えられます。
日本最古の歴史書である古事記(712年編纂)には「因幡の白兎」
が登場し、英雄オオクニヌシの命に助けられたという逸話があります。
これらのことからウサギは古くから日本人になじみのある動物である
といえます。
ちなみに私が世話をしている日本白色種(体毛が白く、目が赤い)は
日本に在来していたウサギと、海外のウサギとを掛け合わせ
品種改良によって生み出された種で、肉や毛皮の生産を目的とした
畜産動物として扱われていた時代もあったようです。
少し神経質ですが大人しく、なつくと可愛いものですが、結構な
大きさに育つことと、後ろ足のキックの威力は油断できないので
触れ合う機会がある方はご注意ください。
(※写真はイメージです)
よねむら