共有と共感の駐車場活用法を考える

オフィス周辺のどこでもシェアサイクルは自然に見かけられるようになり、平成以前の消費と所有の時代から、令和以降の共有の時代への流れを感じます。

音楽や映画も、ネットで使用権を買い共有するのが当たり前の時代。そのようなサブスクリプションサービスと車の自動運転化によって、自動車シェアリングもいつかは自然なものになってくるのでしょう。

そうなると駐車場に車を眠らせておく必要が無くなるので、自宅やマンションに駐車スペースも必要なくなってくるかもしれません。

今後そのようなスペースは何に変わっていくでしょうか。

ネット世界では、情報の共有と、さらに一歩踏み込んで「いいね」ボタンのような感情の共感が、自然と人々に受け入れられるようになりました。所有から共有へ、共有から共感へ精神性が広がっている現代、そのような共有と共感の場は実世界でも今後増えてくるかもしれません。

そうなると駐車場の空きスペースに、私は寄合場のようなものが出てくるのではないかと想像します。縁側や茶室など、一昔前、ふた昔前の日本には、共有と共感の場所が当たり前のようありました。

「あなたの家に茶室を」などのホームセンターのチラシが家に届く時代が来るかもしれません。

フィス長 マツヲ

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