食環研には色々な種類の分析機器が揃っています。
より良い検査を行うために新しい機器を導入している一方で、
ず~っと長~く使っている機器もあります。
そこで今回は、普段なかなか表に出てこない、
ご長寿な機器を紹介したいと思います。
分光光度計
U-3200(日立製)
この機器は食品検査課にあります。見た目がレトロですね。
正直、最初にこれを見たときは「これは…使える…のか…?」と
心配だったのですが、ちゃんと使えます。
令和ではなかなかお目にかかれない、懐かしさを感じる画面ですね。
外部PCも接続せず、記録方法も感熱紙へ印字する方式です。
食環研に来たのは2004年。
それ以前は別の施設で使われていたそうです。
これだけの年月が経過しても感度が安定しているとは…驚きです。
食環研には新しい機種の分光光度計(吸光光度計)もありますが、
この機器もまだまだ活躍しています。
新入社員世代の方たちがちびっ子だったときから、
食環研で稼働していたのかと思うと…何だか感慨深いですね。
もしかしたら、食環研にある一番古い機器かもしれません。
これからも皆で大切に使っていきたいと思います。
食品検査課のβ