「梅雨入り」の傾向も例年と全く違います

5日(水)の群馬県北部、「谷川岳」の様子です。

谷川岳

まだ、山の斜面に雪が筋状になって少しだけ残っています。
地元の方に伺いましたら「例年この時期、もっと雪が見える」とのことでした。
高温傾向で雪解けが早くなっているようですね。

さて、「梅雨入り」の傾向も例年と全く違います。
九州南部の梅雨入り平年日は5月30日、6月初めには西日本各地で梅雨に入り、関東甲信が平年で6月7日頃に梅雨入りします。

>>8日(土)朝9時の気象庁予想天気図です。

梅雨前線は関東の南東海上に位置し、列島から離れています。
前線北側の高気圧に近い東日本は日差しが届きやすく、西日本は湿った空気の影響で雲が次第に厚くなるでしょう。

日曜日は西日本から梅雨前線が北上してきますが、来週は再び南下する見込みですので、各地でかなり遅い梅雨入りになると思います。

そして、梅雨入りの発表がない北海道。
今週末から来週にかけては真夏並みの気温のところが多いでしょう。
土曜日の札幌は、鹿児島と同じ27℃予想で東北よりもかなり暑くなりそう。
オホーツク海側の内陸部では30℃に迫るところがあるかもしれません。

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