毎年、畑(ハウス)の土の消毒の手伝いをしています。消毒に使用する農薬は揮発性があります。トラクターで土を混ぜながら農薬を撒いていきますが、晴れている時は、目や喉が痛くなります。そのため、農協で販売している専用のマスクを使用し、涼しい朝4時頃から始めます。
まんべんなく撒き終わると、シートで土を覆いかぶせていきます。さらに、隙間をなくすようにシート間や柱の脇などをクリップで止めていきます。ハウスの中だと、どうしても連作となり病気にかかりやすくなります。毎年、この消毒(農薬)は欠かせない作業で、かなり良い運動になります😊
残留農薬検査を担当している私には、大量の農薬が体に入ることは良くないとわかっています。食べる野菜には残留農薬基準値が設けられ、安全に流通するように検査が行われ、監視されています。しかし、生産者はたくさんの農薬を吸い込むリスクの中、使用しています。商品価値のある野菜を作ることの大変さを実感できる良い機会となっています。人体への影響がない農薬や有機溶媒を使用できればいいのに、と毎年願うばかりです。
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