前回は2008年、武道館で開催されたコンサート。
そして今回、17年ぶりに開催された待望のジブリコンサートは、
東京ドームで行われました。
ジブリ作品が大好きな我が家では、チケット当選が決まったその日から、この日を心待ちにしてきました。
5万人を収容する東京ドームは満員。それでも、音楽が始まると場内は息を呑むような静けさに包まれ、一瞬で作品の世界へと引き込まれていきました。
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
陸・海・空 各自衛隊音楽隊、
東京混声合唱団、ブルックリン・ユース・コーラス、リトルキャロル――。
圧巻のオーケストラ演奏、
自衛隊音楽隊による力強いマーチング、
そして、合唱団による迫力の大合唱。
それぞれが美しく調和し、「静」と「動」が交錯する壮大なステージが繰り広げられ、全身で音楽を感じる、ただただ感動に包まれるような、まさに、夢のような時間でした。
なかでも心に深く残ったのは、『ハウルの動く城』の《人生のメリーゴーランド》。
あの旋律が流れた瞬間、東京ドーム全体がまるで魔法に包まれたかのようでした。美しい映像と重なる生演奏は、まるで映画の世界に入り込んだような感覚。
身体の奥から震えるような、忘れられない感動を味わいました。
久石譲さん、素晴らしい音楽を本当にありがとうございました。
次回の公演も、心から楽しみにしています。
第一食品検査課 110