アクチノバシルス・プルロニューモニエ(APP15型)
国内の養豚場からActinobacillus pleuropneumoniae血清型15と思われる株を分離しました。
従来APPは14型(13,14型はバイオタイプ2型、5型のみa,bの亜型がある)までの報告でしたが新たにオーストラリアにおいて血清型15が提唱されました。
今回、オーストラリアより分与していただいた15型を用いて免疫血清を作成し、国内で分離され、未同定だった菌株について型別判定したところ関東地方において15型と思われる菌株がありました。
この菌株の薬剤感受性を行ったところペニシリン系、キノロン系、クロマイ系、セフェム系に高い感受性を示した。テトラサイクリン系、マクロライド系、アミノグリコシド系、ST合剤は耐性を示した。
今回、15型が分離同定されたことから本血清型は国内において広く浸潤していることが示唆された。
PCV2とPRRS-リアルタイムPCR検査例
炭水化物と食物繊維と糖質の関係について
炭水化物と食物繊維と糖質の関係は?
炭水化物は、全量から水分,たんぱく質,脂質,灰分の合計を引いた値として求められます(「差し引きによる炭水化物」と呼ばれる)。
これは、栄養表示基準と五訂日本食品標準成分表の両方でそう定義されています。
栄養表示基準では、炭水化物の値からさらに食物繊維の値を引いたものを糖質としています。
五訂日本食品標準成分表の項目に糖質はないので、こちらには糖質は登場しません。
四訂では炭水化物の内訳が繊維と糖質という表記でした。
・炭水化物(g/100g)= 100-(水分(g/100g)+たんぱく質(g/100g)+脂質(g/100g)+灰分(g/100g))
・糖質(g/100g)= 炭水化物(g/100g)-食物繊維(g/100g)