多剤耐性菌

ニューヨクに腸チフスのメアリーと呼ばれた人がいたそうです。
7年間のうちに6回家政婦をし、7回腸チフスを大流行させ、最終的に数千人以上の人に感染させたそうです。
メアリーは不顕性感染といって症状を示さないまま保菌していた人だったんでしょう。
帝京大学病院や獨協大学病院で多剤耐性の緑膿菌やアシネトバクターが問題となっています。
緑膿菌やアシネトバクターは、通常、台所などの一般的な生活環境中に広く分布し、誰でも汚染を受けていますが、免疫力の少ない(減少)している人が感染すると重篤な症状となり死に至る病原菌です。
20世紀に奇跡の薬としてペニシリンが発見されましたが、これ以来、抗生物質の開発に拍車がかかり、新規抗生物質開発と病原菌の戦いの「いたちごっこ」が始まった。
奇しくも、インフルエンザが流行する季節が近づいているが、みなさんもメアリーにならないように注意してください。
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