犬に寄生するダニ

犬の体に寄生するダニの多くはマダニです。マダニは犬の散歩などの際に皮膚の柔らかい部分を好んで寄生します。マダニはその口で犬の体にくっついていますので、無理に引きちぎると口の部分が皮膚に残って化膿することもあります。またバベシアという原虫を媒介し、赤血球を破壊してしまいますので、予防対策を行いましょう。

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3月

3月は比較的暖かい日と真冬のように寒い日があり、1日の中でも最高気温と最低気温の差が大きい日と、それほどでもない日があります。この気温の変動は、人間だけでなく家畜にとってもストレスとなり、体調不良や疾病を誘発します。寒暖差が大きかった日の数日後、家畜に肺炎や下痢症状が発生した農場が見受けられます。温度管理が難しい季節ですが、窓をこまめに開け閉めして温度調節をし、飼養衛生管理を徹底しましょう。

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ブロイラーの発育不良症候群

Runting-stunting syndorome:RSSという病気をご存じか?!
ブロイラーの発育不良症候群というものだが、主に生後2週齢までのブロイラーに発生します。
下痢、沈鬱、発育遅延、羽毛発育不正が主な症状です。
原因はレオウイルス、ロタウイルス、エンテロウイルス、アストロウイルス、コロナウイルスなどが挙げられているが、はっきりしない。
原因不明だと積極的な対策が採れないのが悩みである。

食品検査食品分析残留農薬
レジオネラ菌検査ノロウイルス検査食品アレルギー・アレルゲン検査

犬に寄生するノミ

犬の体に寄生するノミの多くはネコノミです。ノミは暖かい季節に繁殖しやすく、近年ではエアコンなどによって年中可能になってきているといわれています。犬の体にノミの成虫が寄生すると、痒みのために噛んだり、ひっかいたり、脱毛するだけでなく、他の病気を媒介してしまうこともあります。犬だけでなく飼主さんを刺すこともありますので、予防対策を行いましょう。

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乳房炎ワクチンが承認

牛乳房炎ワクチン Startvac が全ヨーロッパで承認されました。
承認を取得したのはスペインのHipra社です。
不活化のワクチンで既に発売されているとのことです。大腸菌と黄色ブドウ球菌性乳房炎に有効だそうです。生乳や肉の休薬期間はありません。

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ペットフードの安全性

2009年6月1日、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」が施行されました。これまで規制のなかった犬用・猫用のペットフードについて、その安全性を確保するため、事業者の届出や安全基準などを定めた法律です。これにより、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止され、消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられました。また、国は国内に流通するペットフードを監視し、問題が起きた時はその廃棄、回収を事業者に対して命令することができるようになっています。

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封入体肝炎(IBH)

弊社の病性鑑定で、最近あった疾病として、鶏ではIBHMD(内蔵型)がある。
IBHはここのところ耳にする機会が多くなってきているようだ。原因はAAVによるものだが、一般的には野外に広く蔓延しているウイルスであることから感染=発症とまではいかない。しかし、最近では10日齢ごろのブロイラーでこの病気を聞くようになった。
何が原因なのかが不明で(飼育管理?、ふ化場、種鶏?・・・)対策できないでいる。
ワクチンもないし、被害も大きい。何故・・・・・・・・・?!

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成牛のコロナウイルス

牛コロナウイルスは牛に伝染性の下痢症を引き起こします。成牛では晩秋から初春に好発し、血様下痢が見られることから冬季赤痢とも呼ばれ、全国的に発生し、周期的に流行がみられています。乳牛では泌乳量の顕著な減少がみられますので、ワクチン接種の徹底や導入牛の隔離・観察、消毒等の飼養衛生管理を徹底しましょう。

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輸入ソーセージの牛肉混入

2010年2月16日、農林水産省は、オーストリアから輸入したソーセージに牛肉が混入していたことから、同国から輸出される豚肉及び豚肉製品について、輸入に必要な検疫証明書の発行を保留したことを発表しました。オーストラリアからの牛肉の輸入は、BSE(牛海綿状脳症)の影響によって2001年以降禁止されています。2月15日、動物検疫所中部空港支所がオーストリアから対日輸出されたハム等の現物検査を実施し、牛肉を含むソーセージが含まれていることを確認したため、当該貨物の輸入手続を停止し、今後は、オーストリア政府に対し、衛生条件に違反した検査証明書を発行した原因について、詳細な調査と改善措置を要請するようです。

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豚の栄養

豚は高い産肉能力を目標に選抜・育種が行われ、その増体速度は早く、生まれてから6か月で90倍の体重に達します。子豚は体脂肪量が体重比の1%程度とされ、人間の新生児の16%と比較するとかなり低いので、豚では幼齢期のエネルギー要求が高いことがわかります。豚の栄養にはこのような生理的特性を支え、生産能力を十分に発揮できるような質と量が要求されます。

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