島根県の養豚場で1月22日、汚水を故意に流出していたことが発覚し、浄化装置の修理・増設中、農場内に2つの池を掘り、未処理の糞尿汚水をためていました。住民は「川の清掃完了が放流同意の条件」としていたものの、3月22日頃には満杯となり、汚水があふれる恐れが出てきたため、26日朝から処理水の放流を再開させました。処理水の検査では、水質基準を満たしていましたが、住民側は反発しているようです。今後は毎日排水状況を確認し、週2回程度の水質検査が行われるようです。
卵の賞味期限
日本脳炎
死亡家畜
アローカナ
養豚飼料
ある養豚雑誌にカンショ(サツマイモ)畑に豚を放牧した実験が載っていました。豚に飼料としてカンショを与える方法は昔からあったそうですが、生のイモは貯蔵が難しく手間と経費がかかることや、輸入穀類と比較して栄養価当たりの価格が高いなどの難点があり、最近はあまり用いられていないようです。
この実験ではカンショ畑を金網で囲い、そこに豚を放牧していました。豚は畑で栽培されているカンショを直接食べるので、イモを貯蔵する必要がありません。豚が土に埋まっているイモを見つけられるのかと疑問に思いましたが、豚は1日~2日でイモを掘って食べることを覚えたとのこと。豚の嗅覚ってすごいんですね。
カンショを与えると背脂肪が厚くなったり、白く引き締まった脂肪が生産されるなど利点もあるそうです。飼料に用いるには難点も多いカンショですが、輸入穀物が高騰し、飼料も値上がりしている今こそカンショ飼料を見直す時期なのかもしれないですね。
インドの牛乳
行き場のない怒り
今年の冬は温度変化が激しく、家畜を飼育する側の人間も、される側の家畜も体調不良が目立ちました。
昼頃農場に伺うと「あったけぇんね」とか、作業されて体を動かしている方は「あっちぃんね」とおっしゃっていたのに、夕方には一転「さみぃんね」と言われることがしばしばありました。
そんななかで、母豚の削痩が多かったのも事実です。
ある生産者が餌をくれてもくれても痩せていく母豚を見かねて、飼料メーカーの担当者と上司を農場に呼びつけたそうです。
「おたくんとこの餌は、くれたってくれたって痩せてくんさねぇ」「餌がわりぃんじゃねんかい?」
などなど、ここぞとばかりに不満をぶつけたらしいのです。
そこで、メーカーさんが生産者に餌の給与量を確認し、実際に農場に入って給与量を実測したら、なんと生産者から聞き取った妊娠期給与量と実測量が800g/日、授乳期給与量が900g/日も少なかったようで、尚且つ給餌器の下は豚がこぼした餌が沢山・・・
結局、最初は威勢のよかった生産者も自分の管理不備を認めトーンダウンしたそうです。
餌の原料の1つであるトウモロコシが南米産(ブラジル)からの輸入量が増えているようですし、皆さんも定期的に餌の量を実測してみてください。
意外と自分が給与している量が少なかったり、または多かったりするかもしれません。
ちなみに、私が伺っている農場で実測したところ半数以上の農場でマニュアルより少ない状況でした。
文句を言う為に呼んだメーカーさんに、自分で食べようとして取っておいたお気に入りのお茶菓子を出して、その場は和やかに済んだみたいです。
結局振り上げた拳の行き場所がなく、奥さんとの夫婦喧嘩が勃発したのは笑い話ですが、母豚の体調が悪くなってしまうのは、笑い話では済まなくなってしまいます。
ご注意を!!!

