東北営業所のある宮城県でも
ようやく桜の花が咲き始めました。
今日は雨なので、昨日の写真↓
営業所の入っているビルの入り口では、
いつもどなたかがキレイなお花を飾ってくださっています。
ありがとうございます!
4月に入ってもう10日経ってしまいましたが、
今年度もよろしくお願い致します。
なかま
食環境衛生研究所 の従業員が書き込むブログです
1か月ぶりの投稿になってしまいました。。。
畜産コラムに新しい記事を掲載したので、紹介します。
題名:分娩前後の母豚への抗酸化剤補給による子豚の出生時生存率に対する効果
今回は、「分娩前後に母豚へ抗酸化剤を給与させることで、死産の割合が減少する」、ということを研究した文献です。以前の研究では、同様に母豚へ抗酸化剤を給与させたことにより、子豚の出生時体重の増加や未熟子豚の減少するということが確認されているようです。
文献の話からは逸れますが・・・
抗酸化物質は、ビタミン(E、C、βカロテン)、フラボノイド(アントシアニン、イソフラボン、カテキン、ケルセチン、ルチン)、非フラボノイド(クロロゲン酸、エラグ酸、セサミン、クルクミン)、カロテノイド(リコピン、ルテイン、カプサイシン、フコキサンチン)などがあります。
比較的よく耳にする物質で、多く含まれている食品もご存じだと思います。
が!
いくら体に良いといっても、同じ食品ばかり摂っては意味がありません。
食事はバランスの良さが大事です(^^)/
受託試験部
ヨシダ
新年度がスタートしました。
前橋は桜前線がピークを迎えていますね。
菜の花も満開で、景色が色鮮やかです。
それでは前回に引き続き
今回はカビ毒の種類とその特徴について、
ということで「アフラトキシン」というカビ毒ついて
紹介します。
1. アフラトキシン類
アフラトキシンは熱帯から亜熱帯地域にかけて
生息するアスペルギウス属等が生産するカビ毒です。
主な汚染食品は、トウモロコシ、落花生、豆類、香辛料、木の実類です。
食品から検出される主要なものに4種類(B1, B2, G1, G2)があり、
動物の体内に入った場合、B1及びB2が代謝されM1, M2となり、
乳中に含まれることが確認されています。
アフラトキシンを人が摂取した場合、
肝臓に発がん性があるとされ、
特にアフラトキシンB1が最も発がん性が高いとされています。
また動物が飼料中に含まれるアフラトキシンを摂取することで
肝障害を引き起すことがあります。
アフラトキシンの特徴は非常に熱に強く、
一旦作られると、通常の加工調理過程では
ほとんど分解はされず除去が難しい点です。
食品衛生法では
総アフラトキシン(アフラトキシンB1、B2、G1及びG2の総和)を
10 μg/kgを基準値とし、
基準値を超過する食品は取り扱いできないことになっています。
最近の輸入食品等の違反事例として、
先月にアメリカ合衆国産の生鮮アーモンドから
13 μg/kgが検出されています。
次回も、その他カビ毒をご紹介します。
研究検査部 山田
今回は、春の大根についてお伝えします!
今回は、昨年よりも早めに播種を行っていますし
昨年よりも作付面積が倍以上になっています
さて本題ですが
そして
この時期まだ温かくないので
保温の為
“パオパオ”も使用しています!
基本的には播種時に種を2粒入れ
ある程度まで成長してきたら
“間引き(芽を1つにする作業)”
害虫等の管理をしっかり行い
順調に成長すれば
5月15日前後?に収穫が出来るかも?
さらに晩々Gと一緒に今回から“新しい品種”を栽培していきます
それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・“秘密”
以上!
アグリビジネス N.A
今回は食品の「カビ毒」について。
このカビ毒は、度々輸入品の胡椒やピーナッツ、米等から
検出され、メディアにも取り上げられています。
また日本でも2011年に国産の米が毒性の強いカビ毒である
アフラトキシン類という毒素によって汚染された
事例があります。
先ず、「カビ毒(マイコトキシン)」とは
その名の通り“かび”が産生する化学物質で、
人や家畜の健康に悪影響を及ぼします。
カビ毒の特徴は、①通常の調理や加工温度や時間では
分解が難しく、②非常に毒性が強い点があります。
そのため、一度できてしまうと取り除くことが
非常に難しいのです。
また、カビの場合は繁殖すると肉眼で観測することが
可能ですが、カビ毒の場合は見た目ではわかりません。
カビ毒は、気温と湿度が高い場所で長い間貯蔵や、
不衛生な環境に乾燥・貯蔵することで
農作物にかびを生育するため産生されます。
そのため、かびを発生させない管理が大切です。
しかし、上記にもあるようにカビ毒は肉眼で見ることは
できないため、基準値における機器分析等による測定が
必要になっています。
農林水産省では2002年度から毎年度、カビ毒による
国産農産物の汚染実態の把握のための調査を実施しており、
国内におけるリスク管理も進められています。
次回は、カビ毒の種類とどのような健康被害があるかについて
ご紹介しようと思います。
研究検査部 山田
群馬県食品自主衛生管理認証制度マニュアル作成セミナーが2月12日に群馬県庁で開催されました。
当社成瀬も講師として参加させて頂きました。
また、取得するための経緯や取得後の変化等の貴重なお話をして頂いた
株式会社オルビスの大熊さま、鳥山畜産食品株式会社の鳥山さま
誠にありがとうございました。
畜産コラムに新しい記事を掲載したので、紹介します。
題名:豚の成長率に対する経口投与したキトサンの効果
この論文では、マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplasma hyopneumoniae)が陽性の農場において、キトサンを豚に経口投与することによる成長期の豚に対する効果および費用対効果を評価しています。
詳しくはこちら→畜産コラム
キトサンとは、カニの甲羅やエビの脚などから抽出されるキチンを化学的に処理したもののことです。
キチンは不溶性ですが、キトサンは胃酸に溶けます。
また、キトサンは人間の消化酵素では分解されないため、不溶性食物繊維の1つとされています。
キトサンは「免疫力を向上させ、自然治癒力を高める」ということで注目されており、最近では「コレステロールが高めの方の食品」として、特定保健用食品(トクホ)に認定されている商品もあります。
受託試験部 ヨシダ
今回は、これまでお伝えしていなかった
野菜をお伝えします!
それは長葱です!
これまで栽培したことがなかったのですが今回初挑戦しました!
使用した品種は
羽緑(はねみどり)です
羽緑は葉色が濃淡で
白根は、太く、長くなりやすいのが特徴の品種です!
播種をしたのが
3月下旬で
5月中旬に定植をしました
定植をしてからしばらくすると
ネギとネギの間(株間:かぶま)に生える草を除草し
ネギとネギが植えてある列と列の間(畝間:うねま)を
追肥をすると同時に機械で土を寄せる作業を繰り返し
ついに
苦労して管理した長葱を堀出し
一晩ビニールハウスの中で保管し
翌日会社で購入してくれた
皮むき機で仕上げをし
仕上がったネギが
こちらです↓
長い時間がかかりましたが
初挑戦の出来は・・・
アグリビジネス N.A