スギの花粉はスギの雄花より放出されます。
シーズンは2~4月ごろ。今が最盛期です。
スギ花粉症の人はスギに含まれるアレルゲン物質が原因となり発症するようです。
食品のアレルゲン物質と一緒ですね。
Crj1およびCrj2というタンパク質がアレルゲン物質として現在までわかっています。
このCrj1とCrj2はすべてのスギ花粉にまんべんなく入っているわけではありません。品種や個体差があるようです。またこのCrj1・2のタンパク質はすぐ花粉1g中に0.1~1mg程度含まれており、重量比としては約1000分の1程度に過ぎません。
空中に舞っている花粉量はおそらくごく微量と思われますが、その中のアレルゲン量もごくごく微量です。
今度実験でスギ花粉の量を測定します。この時期の空中の花粉の中のアレルゲン量がどのくらいあるのか測ってみますので結果はまたお知らせしますね。[#IMAGE|S56#]
ヤギ
バイオセキュリティ強化資材
バイオセキュリティ強化資材として、バイオセラミックス(BCX)という紹介されていた記事があった。ここで紹介されていたBCXは、材料として鶏糞を用い、それを還元焼結処理することで炭素と窒素原子が除去された無機物にした鶏糞由来BCXというものだった。この鶏糞由来BCXの効果は、非常に魅力的でトリインフルエンザウイルス、トリアデノウイルスを不活化するし、しかも長期間持続(記事では5ヶ月野外に撒いて風雨にさらしても効果あり)というデータが得られているそうだ。さらに、エサとして鶏への給餌も大丈夫とのこと。
微生物の感染源の主役級である鶏糞が、BCXに加工するとこんなにいいことづくめの材料になるなんて、これこそエコカー越えのエコ利用ではないかなと思う。今後は、抗微生物効果の詳細なメカニズムが解明されるのに注目したい。
副所長の東北たべぐるめ(4)仙台市たこ福
らーめん大好き。
副所長の東北たべぐるめ。
第4回は、こちら!
立て続けにらーめんばかり紹介していたので・・・
趣向をかえて。
「たこ福」
宮城県仙台市宮城野区榴岡2-1-10 猪飼ビル 1F
月~土 7:00~21:00 /日・祝 10:00~19:00
最近は、揚げたこ焼きも多いですが(それはそれで好きですが)
ここのは、外側ふわっ中身とろってな感じです。
大量のねぎと醤油ベースのたれ。
マヨネーズ、鰹節、青海苔の一体感。
たまりませんね。
仙台駅東口からすぐのところにあります。
ぜひ、ご賞味あれ!
クロマグロは美味しい
クロマグロの国際取引禁止案いわゆるモナコ案が委員会」で否定された。
まだまだ安心できないが「ホット」した感じ。
発展途上国や中国が反対に回ったことが大きかったようだ。発展途上国とすれば、今後の漁業に大きな問題となるし、中国などは同時に採決されたサメ「フカヒレ」の問題も大きかったようだ。
何より、(また、2年後の委員会でこの問題は取り上げられるだろうが)当面は、心配しないでマグロが食べられることが嬉しい。
将来、酒飲みとして、週1回の刺身(マグロ)も食べられなくなる日が来るとしたら寂しいなー
渓流も解禁
もう、県内の渓流も解禁です。出だしで釣れるのはほとんど放流魚。
そんなわけで、前回の追加です。
群馬県の畜水産食品の残留有害物質モニタリング検査について。
県内の養殖業者より鱒と鯉について収去し、検査を行ったそうです。
〈検査薬剤一覧〉←鱒について
・合成抗菌剤(11種)
スルファメラジン、スルファジミジン、スルファモノメトキシン、スルファジメトキシン、スルファキノキサリン、スルフィソゾール、ピリメタミン、チアフェニコール、フロルフェニコール、オルメトプリム、トリメトプリム
・寄生虫駆除剤(2種)
フルベンダゾール、チアベンダゾール
・抗菌性物質(2種)
マラカイトグリーン、ロイコマラカイトグリーン
*マラカイトグリーンは、少し前に中国産うなぎで有名になりました。
*鯉については、好きでないので割愛します。
以上、すべて陰性だったようです。ひと安心です。
でも他にも、ゴルフ場や果樹園、大規模農場等の下流の水質汚染は?等など、考え出すときりがありません。
まあ、そんな小さな事は忘れて、楽しく遊んで、美味しくお魚をいただきましょう!
きっと、大丈夫です。と思います。
副所長の東北たべぐるめ(3)石巻市うま八ラーメンき山
カドミウム(Cd)
農水省の行った調査において、畑作物中のカドミウムに関しサンプリングに問題があったことが判明した(朝日新聞)。
日本の土壌は鉱山開発などによって地域的に高く汚染されている地区がある。農水省の調査では、こういった高い地域を除外して調査をしたものだった。
日本では、米のみに基準値が設定されており、その他、野菜等は基準値がない。この基準値を設定するための調査でもあったはずなのに。「ちょっと片手おちかな?。」
事業仕分けなどにより予算も削減される中、あれもこれもと大変だなーと思う。次から次と、いろんなことを要望される。
こんな厳しい中でも、昨年から、本格的に調査を再開しているようですよ!!
DDTのお話
DDT[Dichloro-diphenyl-trichloroethane(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)]
現在、発がん性および環境ホルモンとして機能することが判明したため、世界各国で全面的に使用が禁止されている有機塩素系の殺虫剤、農薬です。
DDTと聞いてプロレス技を連想する方も多いかもしれませんが、実はこの名称DDTの危険性の高さを印象づける名称として、プロレスの技、グループ名、諸団体の名称などに当て字で使われているそうです。(wikiより)
殺虫効果が発見されノーベル賞を受賞するにまで至ったこの物質が、ここまで危険な評価を受けるのはとても皮肉な話だと思います。