梅毒検査で「偽陽性」が出たらどうすればいい?原因疾患と正しい検査結果の見方を解説

梅毒検査で陽性反応が出た際、「本当に梅毒に感染しているのだろうか?」「性交渉の心当たりがないのに、どうして陽性になるの?」と、強い不安やショックを感じる方は少なくありません。特に、近年の梅毒感染者数の増加傾向を受けて、検査への関心や不安は高まっています。
しかし、梅毒の検査には複数の種類があり、そのうちの一つでは「偽陽性(梅毒ではないのに陽性と判定されること)」となる可能性が十分にあります。これは、梅毒以外の疾患や妊娠といった生理的な変化でも起こり得る現象です。
この記事では、梅毒検査で偽陽性が出る具体的な原因を、検査方法の違い(RPR法とTPHA法)に基づいて詳しく解説します。

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目次

梅毒検査は2種類ある!「偽陽性」が起こりやすいのはどっち?

梅毒の検査には、大きく分けて2種類あります。医療機関では通常、この2つの検査を組み合わせて診断します。

検査方法 名称 目的

特徴 偽陽性
RPR法(非トレポネーマ検査) 非トレポネーマ検査 現在の感染の活動性 感度が高い 起こりやすい
TPHA法(トレポネーマ検査) トレポネーマ検査 過去・現在の感染の有無 特異度が高い 起こりにくい

RPR法(非トレポネーマ検査)

RPR法の特徴
 
RPR法は、梅毒トレポネーマ菌に感染した際に体内で作られる「カルジオリピン」という脂質に対する抗体を検出します。この抗体は、梅毒以外が原因でも産生されることがあります。
そのため、RPR法は「感度が高い(感染を見逃しにくい)」反面、「特異度が低い(梅毒以外でも陽性になる)」という特徴があります。偽陽性はこの検査で多く見られます。
偽陽性が多い理由として、梅毒の感染抗体とは関係のないリン脂質を測定するので非特異反応が起こりやすくなります。
そのため、細胞が壊れる状況なら梅毒以外でも反応することがあります。

TPHA法(トレポネーマ検査)

TPHA法の特徴
 
TPHA法は、梅毒トレポネーマ菌そのものに対する特異的な抗体を検出します。この抗体は一度感染すると、治療後も生涯にわたって体内に残ることが多いです。
RPR法に比べ「特異度が高い(梅毒である可能性が高い)」ため、この検査が陽性であれば、過去に梅毒に感染した経験があると考えられます。

偽陽性が出たときの対応

一般的には 複数の検査を組み合わせて総合判断します。

RPR法(非トレポネーマ検査) TPHA法(トレポネーマ検査) 判定
陰性 陰性 感染していないまたは感染初期
陽性 陰性 早期の感染または偽陽性の可能性がある
陰性 陽性 過去に感染した疑いがある
陽性 陽性 現在または過去の梅毒感染が疑われ、梅毒に感染していることが強く疑われます。

必要であれば 追加検査 や 専門医の診察で最終判断する必要があります。

梅毒は治療で完治できる病気なので、正しい対応をすれば心配する必要はありません。
繰り返しますが梅毒検査には複数の種類があります。

もし偽陽性と言われたら?次に取るべき行動

梅毒検査で陽性反応が出ても、すぐにパニックになる必要はありません。特にRPRのみ陽性の場合、偽陽性の可能性を考慮する必要があります。
具体的には以下のようなことが大切です。

必ず医療機関を受診する

検査を受けた医療機関(あるいは専門の性感染症内科、皮膚科、産婦人科など)を再度受診してください。結果だけ聞いて終わりではなく、医師に直接相談することが不可欠です。

精密検査を受ける

診断を確定させるため、より特異度の高い精密検査(例:FTA-ABS法など)を行います。これにより、梅毒特有の抗体かどうかを高い精度で判定できます。

原因となっている疾患の特定・治療

精密検査で梅毒が否定された場合、RPR陽性の原因となっている背景疾患(自己免疫疾患や他の感染症など)がないかを調べます。必要に応じて、内科など専門の診療科で検査・治療を進めます。

念のため治療を開始することも

梅毒感染が完全に否定できない場合や、妊娠中などでリスクを排除したい場合、念のため梅毒の治療(ペニシリンの投与)を開始することがあります。治療自体は安全性が高いことが多いため、医師と相談して進めましょう。

まとめ

 梅毒検査における偽陽性は、主にRPR法という検査方法の特性によって起こるもので、決して珍しいことではありません。妊娠、自己免疫疾患、他の感染症など、様々な原因が考えられます。
検査結果に不安を感じたら、自己判断せず、必ず医療機関で精密検査を受けましょう。正確な診断と適切な対応により、不安は解消され、万が一の病気の早期発見にも繋がります。

弊社「食環境衛生研究所」では、自宅で検体を採取して送るだけで、簡単に梅毒検査ができる「性病検査キット」を用意していますので、梅毒感染が疑われる際には検討してみてください。

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この記事を書いた人

臨床検査技師
所属学会
・日本臨床衛生検査技師会
・日本性感染症学会

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