オーエスキー病

2008年12月1日、新しいオーエスキー病対策要領が施行されました。オーエスキー病の清浄化達成を平成22年度と定め、養豚農家の抗体検査を実施し、浸潤地域においてはワクチンの全頭接種推進に取り組んでいます。清浄化には、ワクチン接種の徹底、定期的なモニタリング検査、陽性豚の淘汰、陰性豚の導入などが必要となります。撲滅には個々の農場の取り組みだけでなく、地域一丸となった取り組みが重要となります。撲滅による経営改善や地域的なまとまりなど、多くのメリットもあります。個々の農場に合ったワクチネーションを行うために、日齢別の抗体検査を受けるようにしましょう。 
 弊社で衛生管理指導を行っている群馬県の農場では、2009年3月の時点で母豚及び肥育豚でほぼ全頭が野外抗体陽性であったが、抗体検査結果を基にしたオーエスキー病対策の徹底後、約半年で母豚以外は野外抗体陰性となり、AD撲滅に向けて順調に進んでいるところです。

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