谷川岳は冬が始まっていました

今回は雲ひとつない晴天。先週に引き続き一ノ倉沢の紅葉を撮ろうと谷川岳ロープウェイ駐車場から意気揚々と出発しました。

ところがマチガ沢を一目見て異変に気付きました。急激に色彩が激減!
(放射線量は0.25μSv/hで落ち着いている。)

山頂を見上げると谷筋に白いものが見えます。急遽、厳剛新道(ガンゴウシンドウと読むらしい)からマチガ沢上部へと紅葉を散らした原因を探ることにしました。

第一見晴らしの休憩ポイントまでくるとさらにさびしい状況になっています。
(放射線量は0.2μSv/hで意外と低い数値でした。)

西黒尾根に合流して山頂方面に向かいます。振り返ると遠くに武尊山(ホタカ山)。
尾根まで上がると放射線量はさらに低い値0.1μSv/hになりました。

春にはまだ雪もあり放射性物質は堆積しなかったのでしょう。また、谷の中はマリネリ容器(放射能を測定するゲルマニウム検出器検査するときに使用する容器)の凹み部分のようなもので放射線が周囲から集まり線量が高い数値になるのでしょうか?

見上げると山頂付近の斜面には雪がついていました。思った通りでした。この雪のせいで一気に紅葉が散ってしまったのでしょう。

しかし、雪が降って少し放射線量が下がっている気がするので、ひと冬すぎると山間部の放射線量にも変化がありそうです。

紅葉の終了も納得できたところで?目標を新たに谷川岳肩の小屋の缶ビールに変更しました。
つづく。(イワザキ)

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