豚流行性下痢について

平成25年10月に我が国では7年ぶりの豚流行性下痢の発生が確認され、平成25年10月から平成26年8月末までに38道県817農場において発生が確認されています。
平成26年9月以降は平成27年5月10日現在、27都道県220農場において発生が確認されています。

本病は糞便等を介して直接的又は間接的に経口感染するため、本病の発生予防及びまん延防止には、飼養衛生管理の徹底が不可欠です。

豚流行性下痢は食欲不振と水様性下痢を主徴とする豚の急性伝染病で、家畜伝染病予防法により届出伝染病に指定されています。症状は同じく届出伝染病に指定されている伝染性胃腸炎(Transmissible gastroenteritis;以下TGE)と酷似しており、診断には病性鑑定が不可欠です。

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