フィス長です。SLAMDUNKを観てきました。
小学校から大学までがっつりバスケをしていた私としては、耳をかすめるバッシュのスキール音が思い出され、目頭が熱くなりました。
朝9時に体育館に入り、帰ったのは夜の7時。それでも飽き足らず、ストリートコートへ。
膝まで雪が積もった日は、かき分けてでも体育館に向かい。
学校の廊下でドリブル練習しているところを先生に見つかり、ボールを奪われるも、すぐに取り返し、そのまま逃げ去る。
防災訓練で集団下校があった時は、一人体育館でバスケをして先生にめちゃくちゃ怒られる。
そんなものですから同級生たちのアイドル話には全く入っていけず。というよりもバスケに夢中で、他の情報が入る余地も無かったと言いますか。
肝心の映画はというと、これがまた良かったですね~。昨今のバスケはポジションレスが進んでいますが、5ポジションでくっきり役割が区別されていた時代を改めて見るとまた新鮮です。
「アウトサイドオフェンスできる河田がいると、湘北は速攻出しづらいんだよな。それに深津のディフェンスも強いし…。そうなると湘北はハーフコートオフェンス中心になっちゃうから、ゴール下からゴール下に走らなくてはいけない赤木(センター)は疲れるだろな~」
「赤木がロングレンジ打てる選手だったら、リョータのスピードを活かした赤木&リョータのピック&ロールからミッチーへの展開や、合わせで流川のカットインもありか」
「強豪校のPGのディフェンス圧力の怖さ、めっちゃわかる~」
「リョータのバッシュはコンバースのハイカット履いてたんだ…あや子さんのバッシュはエアマックスペニーだったのか、熱いぜ!」
という具合に、バスケ好き・スラダン好きには、“その話で何杯でも飲める”という、ひたすら噛み続けられる最良の珍味が散りばめられた極上の映画でした。
以上、このブログが”だれに理解されよう”という気持ちを忘れ、興奮を興奮のままに文章にしてみると、文章一つ一つを理解してもらう以上に読み手と通じ合えるのではないか、という、どこかスラダンにも通じているような気がするつもりのブログ投稿でした。