皆様、蘭奢待をご存じでしょうか。
奈良県にある正倉院に収蔵されている巨大な香木で、正式名称は黄熟香といい、天下第一の名香と謳われています。織田信長や足利義満・義政などもその香りに魅了され、天皇に許可を乞いその一部を切りとり手元に置いた歴史もあります。
現在、宮内庁正倉院事務所のプロジェクトにて再現された蘭奢待の香りを体験できる特別展が開催されていると知り、上野の森美術館まで出かけてみました。

こちらの展示では、蘭奢待の香りが体験できる他に、正倉院事務所が研究・製作を進めてきた1300年前の正倉院宝物の姿を再現した「再現模造」を見ることもできます。
会場内はとても混みあっていましたが、普段なかなか接することのできないものを体験でき、良い時間を過ごすことができました。
美術館のあとは期間限定、自家製かぼちゃアイスが付いたあんみつを食べて一休み。

素晴らしい休日…。
特別展、まだ開催されていいるので気になった方はぜひ足を運んでみて下さい。
(蘭奢待の実物はございませんのでご注意を。レプリカがあります)
美術館のショップに魅力的なグッズもたくさんありました!
ARC/いし
