アイスランドの火山噴火の影響で飛行制限を続けてきた欧州各国ではフランスやイタリアに続き20日夜(日本時間21日朝)、英国も空港閉鎖を解除し、運行を再開したという。15日始まった空港路の混乱は5日ぶりの正常化に向かうそうだ。
学生時代にイギリスのヒースロー空港を利用したこともあり、ヨーロッパの状況を想像してみたが安心できない飛行機に乗るのは私としてはご遠慮したいところである。
おまけにアイスランド当局は「火山活動が弱まる兆候が診られると」語ったそうだが、火山活動は数ヶ月単位と長期にわたる例が多いこともあり、再び火山灰を噴出する可能性は残るそうだ。
一方で欧州の航空当局は火山噴火の対応に不慣れで「今回の飛行規制は過剰反応だった」との意見もある。フランス政府によるとバカンスシーズンを直撃され、2億ユーロ(250億円)の損失が発生したという。
安全や経済を考慮しながら最善策を今後検討されていくのであろう。