【食環研ウエザー】
20日の二十四節気大寒を過ぎまして1年で一番寒いとされる時期ですが、今週初めは、平年より気温が高めでしょう。
前橋本社周辺では、月曜日に3月中旬並みの暖かさになりそうです。
関東北部では雪が緩んで雪崩が発生しやすい状態です。
雪の多い地域にお出かけの際には十分ご注意ください。
暦通りの冷え込みになるのは、寒気が入ってくる火曜日の後半からです。
今週の寒気のポイントは「西回り」であるということ。
これは24日(水)朝9時の上空1500mあたり気温予想などが分かる図で、
気象庁が提供している「高層天気図」というものです。
青線でなぞったのは1500m付近で-6℃のライン。
降水現象があれば平野部でも雪になる目安の気温です。
少々分かりにくいですが、日本列島をすっぽりと覆っていて、寒気が西回りで日本列島に入ってくる様子が確認できます。
ということで、下の予想のように23日後半から、松山市の西日本営業所と鹿児島市の鹿児島駐在所周辺では、冷え込みが強まり雪の降る時間があるでしょう。
東北営業所よりも、低い気温の見込みです。
ノーマルタイヤは危険です。
冬用タイヤかタイヤチェーンを準備してください。
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