会社の玄関から怪しい光が
2014年度新卒者採用会社説明会(2回目)
7月5日 食品検査、畜産検査、食品環境衛生営業部門合同の会社説明会を行いました。
前橋テルサの会場には、今回も80名以上の学生に来ていただけました。
しかし、会社に戻ってからティッシュで顔を拭いて青色が付いたので気付いたのですが、私が会場で汗を拭いていたタオル
新品をそのまま使用していたところ、説明会で汗を拭うたびに色落ちしていたようで、顔色が徐々に青くなっていたようです。
おそらく、会場の学生たちには気付かれていないとは思いますが、気付いた方にはご心配をお掛けしたかもしれません。この場を借りてお詫びさせていただきます。
ともあれ、小さな失敗はありましたが、個人的には95点の大合格点でした。
皆さまのエントリーをお待ちしています。(イワザキ)
2014年度会社説明会(1回目)
きれいになりました!
5月~6月にかけて群馬県では春の環境美化運動を行っています。
当社もこれに合わせ、分析センター有志の社員で本日ボランティアの道路清掃を行ってまいりました。
場所は会社付近の社有耕地周辺の、国道沿いで交差点付近の道路わきなどです。
道路から一段低くなっており、交差点で停止した車からの投げ捨てゴミが以前から多くみられていましたので、今回はここをきれいにしてみました。
ここ数日は日中の気温も高く、紫外線も多かったのですが、女の子も含めみんな頑張ってゴミを回収してくれました。
開始から30分であっというまにゴミ袋が一杯になりおどろきです。
すっかりきれいになりました。
となりにはわが社の畑!!いまはブロッコリーが植わっています。
みんなお日様を浴びてすくすく育っているようです。
頑張ってくれたみんなに感謝!!
残留農薬検査「料金」の秘密
弊社の残留農薬検査料金は現在、
一斉分析149項目を ¥31,500 からご提供しております。
この値段、高いと思います?安いと思います?
スーパーの特売記事を見て数十円単位の安さを求める主婦目線からいけば、
「3万円なんて高すぎる!!もっと安くならないの?」
という声が聞こえてきそうな気がしますが・・・
そもそも、この値段の内訳ってどうなっているのでしょう?
今回は残留農薬検査の価格についてご説明いたします。
農薬検査料金の内訳は簡単に以下の4つです
・ 検査に使う消耗品代
・ 分析機器の使用費
・ 人件費
・ 報告書などの諸経費+利益分
まず、検査に使う消耗品とは、例えばキャベツの農薬を計りたい場合、
もちろんそのままでは計ることができません。
「前処理」という操作が必要です。この前処理というのは、
固体のキャベツから農薬成分を抽出して、液体にして、
液体の中に入っている農薬以外の物質をできるだけ除いて、
分析機器に入れられる状態まですることです。
ここで大事なのは、「農薬以外の物質をできるだけ除く」という操作。
これを怠ると、分析機器が間違った結果を出したり、壊れたりしてしまいます。
この除去作業には、「固相カラム」というものを複数個、使い捨てで
使わねばならず、これが意外と高い消耗品になります。
続いて分析機器の使用費。
弊社の一斉分析149項目には、LC/MS/MS
(島津社製LC+AB sciex社製MS/MS )
という機器を使用しています。この一式の機器の値段が、
定価で約¥65,000,000と聞いています。
新築で家を建てても、おつりがくるくらいの値段ですね。
この高価な機器、細心の注意を払って使わねば、維持費も馬鹿になりません。
機器の異常でメンテナンスの人を呼ぶだけでも
数十万単位でお金がかかります。
後は、人件費。残留農薬検査にも公定法があるとはいえ、
誰にでもできる仕事ではありません。
前処理にも機器の運用にも高度な技術・知識が必要な作業となります。
確かに、パートや派遣を使って人件費を減らし、
その分、低価格で出している競合他社もありますが、
どんな人物が担当で、本当に正確なデータが出ているのか、疑問です。
弊社でも香辛料や濃縮液の農薬分析等、
技術的に難しい局面があることは確かですが、
工学博士・環境計量士を筆頭に、分析に心得のある研究員が、
日々、知識・経験・情報の蓄積にて、正確なデータを出す努力をしております。
いかがでしょうか?
値段の内訳を聞き、考えが変わった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
弊社研究員の一人としましても、新規分析法開発による作業の効率化など、
さらに価値あるサービスを提供する企業努力を続けていく次第でありますので、
残留農薬検査が必要でしたら、是非弊社へお問い合わせ下さい。
( Analyst 25 )
福島で放射能測定します
福島で放射能測定します
一昔前に数年間ですが福島県に住んでいたことがありました。
私がいたのは山間の小さな村で、お店もスーパーとコンビニが一軒ずつしかありませんでした。
住んでた家の目の前は田んぼで、夜は外灯が少ないせいで真っ暗でしたが星はとてもきれいに見えました。
やや盆地になっていたので夏は暑くて冬は寒かったのですが、いつの間にか同居していた猫2匹と一緒にのんびり過ごしていました。
近所のおじさんからわけてもらうトマトやりんごがとてもおいしかったです。福島は第2の故郷です。
福島を離れてからはあまり訪ねる機会もなく、今どうなっているのかもわかりませんが、福島原発からは60kmくらいの場所ですので、現地の事を考えると心が痛みます。
先日、福島県での放射能測定のお仕事を受けまして、現地で放射能測定をしてまいります。
現在年間20ミリシーベルト以上の放射線量の地域は避難区域となっています。1時間あたりの放射線量に換算すると、20ミリ÷365日÷24時間=0.0022ミリシーベルト/時間となります。
つまり1時間あたり2.2マイクロシーベルト以上の放射線量ということです。この数字は簡易放射線量計による放射能測定ではかなり高い数値となります。
およそ地面の土には1kg当たり数万ベクレルの放射性物質がないとこのくらいの数値にはなりません。
慣れ親しんだ土地は変わらずであってほしいです。
そのうちイスカンダルまで放射能除去装置を取りに行かなくてはならなくなる時がくるのかもしれません。
生食用食肉(牛肉)の規格基準について
富山県等で発生した腸管出血性大腸菌(O111)による食中毒事件では、肉を生で食べた方数名が亡くなられ、重症者も多数報告されています。
生肉や加熱不十分な肉を食べることには、腸管出血性大腸菌による食中毒になるリスクがあります。若齢者、高齢者、抵抗力が弱い方は、生肉や加熱不十分な肉料理を食べないように特に注意しましょう。(厚生労働省の生食用食肉(牛肉)の規格基準より抜粋)
そこで新たに生食用食肉(牛肉)の規格基準について「腸内細菌科菌群が陰性でなければならない」という成分規格が設けられました。「腸内細菌科菌群」は、腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌属を含む衛生指標菌として設定されました。
もちろん食環研でも「腸内細菌科菌群」について試薬、培地などを準備して検査を行える体制を整えました。
また、腸管出血性大腸菌(O157)による食中毒事故も毎年報告されています。この7年間では死者は出ていないようですが、発症者は毎年100~1000名と、とても安心といえる状況ではありません。食品加工に携わる業者の方、飲食店の方、特に家庭の食事にも注意が必要と思います。いっそ細菌が見えればいいのにとも思いますがそれは漫画の世界ですね。しかし、衛生管理をしていくとだんだんこの辺に細菌がいるなとか、こうゆう環境では菌が増殖するなとかだんだん見えてくるような気がしてくるのは気のせい?(イワザキ)
残留農薬の話 「その1」
一時期、世間を騒がせた食品の残留農薬汚染。
最近のニュースにおいては放射性物質の話題に押され、
残留農薬の基準値違反について触れることも少なくなりました。
農家、食品輸入業者、食品メーカーからしてみれば、
この不景気なご時世、残留農薬検査を行うにもお金がかかる、
仮に検査に出したとして、ほとんどが「不検出」(農薬がほぼ含まれない)
という結果が出ることに、「残留農薬検査は本当に意味があるのか?」
と疑問に思ってしまうことと思います。
確かに、弊社でも残留農薬依頼検体の7~9割は「不検出」となります。
「作物の9割から農薬が出ない」ということは、
食品の生産現場を知らない消費者にとって、
「最近は無農薬で作物を栽培している所が多いからなのでは?」
と受け取れるかもしれません。
しかし現実は、食品のほぼ9割以上が
(直接・間接含めて)農薬を使用しております。
野菜、果物、穀物類における残留農薬はもちろん規制対象となっていますし、
食肉にしても、エサの飼料、また、ハエ等の防除に使う殺虫剤や抗菌剤にも、
農薬と同じ成分が使用され、農薬規制の対象となっています。
正直な所、農薬汚染のリスクが0な食品はありません。
強いて言うならば、医療品、サプリメントなど、
プラントで生産される形式の化学物質くらいでしょう。
では、農薬を使用しているのに残留農薬が検出されない理由は何か?
それは長くなってしまうので次回にお話しします。
( Analyst 24 )
殺ウイルス試験
最近、清潔と安全に対する消費者の意識が高まり、「抗菌」をうたった商品が日常生活の中に溢れていませんか?
抗菌・・・殺菌・・・除菌・・・・・・・・・?
私もあまり理解しているわけではありませんが、ちょくちょく試験依頼が舞い込んできます。誰もが理解しているようで完全に理解していないようです。
レジオネラ試験
ウィキペディアによれば、
抗菌とは、本来、細菌の増殖を抑制したり殺したりすることだそうです。しかし、その定義は曖昧で殺菌剤、抗生物質、防カビ剤といった広い範囲での微生物を制御する物質を含んでいう場合もあります。
抗カビ試験
また、殺菌とは、病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルスなどの微生物を死滅させることです。
両者の違いが分かりますか。抗菌は、細菌の増殖を抑制(必ずしも殺す必要もなく増殖を抑えれば)効果があり、殺菌では死滅(完全に微生物を「ゼロ」にする)する必要があるようです。
また、似たような言葉で除菌があります。除菌とは対象物質から増殖可能な細菌数を有効量減少させることだそうで、抗菌と同義語?でしょうか? でも、抗菌では細菌の増殖抑制だけでなく殺したり(殺菌)も含まれますのです。
殺ウイルス試験(発育鶏卵試験)
では、抗菌をうたうためにはどうしたらよいでしょうか?
食環研は、農林水産省からGLP、GCP、および学術研究機関の適合施設として認定され、また、群馬県より衛生検査所、環境計量事業所として登録を受けている検査・分析機関です。
当研究所では、これらの通常の抗菌試験に加えて、さまざまなご要望にお応えすべく、特殊な菌を取りそろえて抗菌試験や殺菌試験に対応しております。
殺ウイルス試験(細胞培養)
迷ったら、食環研へ !!
ご一報をお持ちしております。