H5N1

北海道稚内市の大沼で採取されたカモのふんから、強毒性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたという。
ウイルスはH5N1型で、強病原性鳥インフルエンザと断定されました。
周辺の生産者に注意を喚起しましたが、今のところ異常は見られないとの事です。
今年は、豚型インフルレンザ、口蹄疫と畜産にとっては悪いイメージが先行していますので、せめて鳥インフルエンザの発生はないと願います。
これから寒くなりますので、みなさんも、カゼには注意をしてください。
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CCD

ミツバチの死
米国を中心に、世界各地でミツバチの大量死、大量失踪が近年報告されている。ハチが巣から消えうせ、巣自体が機能しなくなる「蜂群崩壊症候群」(CCD)は原因も分からず、まるでミステリーだった。
ところがここにきて、米軍と大学が共同研究を実施し、「大量死」の原因の解明につながったという。今後の被害を食い止めることができるだろうか。 

■ウイルスとカビが次々に襲いかかる
CCDはこれまで、農薬や遺伝子組み換え作物などが原因として疑われてきた。
だが最近になって、米国で有力な研究発表が出ました。
2010年10月6日付の米ニューヨークタイムズ紙(電子版)によると、米軍の科学者とモンタナ大学のジェリー・ブロメンシェンク教授の研究グループによる「共同チーム」が、オンライン科学ジャーナルで明らかにしたもので、健全なハチの群れと、CCDが発生し死滅した群れを数千にわたって調べたところ、CCDに襲われたすべての群れで、ある種のウイルスとカビの両方が見つかったといいます。
いずれも低温で湿度の高い場合に急増し、ハチが栄養をとる邪魔をする。どちらか一つだけではハチを死滅させるには至らない。二つが何らかの形で次々とハチに襲いかかり、巣を崩壊に追い込んでいるというもの。
まだ完全な解明には至りませんが、解決の糸口となるといいですね!!

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眠れ ねこ ねこ ♪

[#IMAGE|S60#]朝晩は秋を感じる時期になりました。朝起きたら窓の外で虫の音が涼しげに聴こえました。
夏の疲れがお肌にも出る季節になりましたね!  紫外線を浴びることでコラーゲンが破壊されてしまうのです。
皮膚は、70%のコラーゲンから出来ているのです。  
体内で作り出すコラーゲンだけでは不足してしまうと、美容のトラブルの原因になります。
また、身体には古いコラーゲンを新しいコラーゲンに入れ替える働きがあります。
しかし、体内環境が悪化すると、入れ替えの周期が延び体内環境の老化に繋がります。
その結果、老けた印象になったり、体内の働きが鈍くなります。
コラーゲンは皮膚だけでなく、骨を作るのに欠かせない成分であり、軟骨の主成分もコラーゲンです。
効率よく接種するには、コラーゲンを含む食べ物プラス、助けるビタミンCや鉄分を取りましょう。

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多剤耐性菌

ニューヨクに腸チフスのメアリーと呼ばれた人がいたそうです。
7年間のうちに6回家政婦をし、7回腸チフスを大流行させ、最終的に数千人以上の人に感染させたそうです。
メアリーは不顕性感染といって症状を示さないまま保菌していた人だったんでしょう。
帝京大学病院や獨協大学病院で多剤耐性の緑膿菌やアシネトバクターが問題となっています。
緑膿菌やアシネトバクターは、通常、台所などの一般的な生活環境中に広く分布し、誰でも汚染を受けていますが、免疫力の少ない(減少)している人が感染すると重篤な症状となり死に至る病原菌です。
20世紀に奇跡の薬としてペニシリンが発見されましたが、これ以来、抗生物質の開発に拍車がかかり、新規抗生物質開発と病原菌の戦いの「いたちごっこ」が始まった。
奇しくも、インフルエンザが流行する季節が近づいているが、みなさんもメアリーにならないように注意してください。
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石油分解菌

石油分解菌をご存知ですか?
原油を分解する菌のことですが、今、メキシコ湾で増殖中だそうです。
みなさんも知っていると思いますが、イギリスのBP社が開発していたメキシコ湾の海底油田開発で事故が起こり、大量の石油が流失しているものです。「もったいないですね」
これを、バクテリアが分解することにより、環境汚染はくい止められますが、少なくなりつつある石油が・・・・・・・・・・・。
一般的に、将来的には化石燃料の枯渇が騒がれていますが、大手石油会社に言わせると、掘る技術が進歩すればいくらでも石油はあるとよく言います。
海底数千メートル以上の奥底とかには、たくさんの石油があるというもの。
今すぐに石油がなくなることはないだろうが、もしなくなれば、この便利な生活は一変し、原始時代のようになってしまうのでしょうか。
いや!!日本の電力の1/3は原子力だから、概ね18時間(1日の2/3)が電気がまったくなくなる計算となるのだ。
1日の2/3が静かになる計算だ。
このせわしい世の中、これもいいじゃないか?
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新菌種

日本とアメリカのチームが羊の糞から好熱細菌を発見した。
摂氏70℃で最も活発に増殖でき、77℃でも増殖できるという。
稲わらなど農業廃棄物を効率よく分解することからバイオ燃料への応用が期待されます。
写真で判断すると芽胞を有し大型桿菌であることからBacillus属のようだが? [#IMAGE|S28#] 

農研機構より

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化学物質過敏症

非常に微量の薬物やある種の化学物質の摂取によって健康被害が引き起こされるとするもの。
人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれています。
つまり、化学物質過敏症」とは、「特定の化学物質に接触し続けていると、あとでわずかなその化学物質に接触するだけで、頭痛などのいろいろの症状が出てくる状態」をいう。
化学物質の摂取許容量と同様に、発症原因および症状、その進行・回復速度や度合いも多種多様であるといわれる。
化学物質の曝露は、大気汚染や室内空気汚染、食品の残留農薬などであり、体の耐性の限界を越えることによって、その後は微量の化学物質に曝露するだけで過剰なほどに敏感となり、アレルギーに似た症状や、情緒不安、神経症、行動過多を引き起こすものです。

最近マスコミでも取り上げられているように、ある時期より急に、微量の化学物質に曝露するだけで、体調異常の症状を引き起こす人々が増えています。
化学物質に暴露する可能性のある人は、換気をまめにする、マスクや防護メガネ、グローブを着用するなどして化学物質から身を守る必要があります。
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北里研究所

第一三共(株)と学校法人北里研究所は、北研の生物製剤研究所が行うワクチンの製造・研究開発機能を担う合弁会社を新たに設立することで基本合意しました。

合弁会社の商号;北里第一三共ワクチン(株)
設立;2011年4月1日
本店所在地;埼玉県北本市
出資比率;第一三共(51%)、北里研究所(49%)
主な事業;人体用、動物学的製剤の製造及び製造販売業

北里研究所は弊社の受託試験部が発足以来、長いお付き合いとなっています。
現在もGCP試験が進行中であることから今後の進展が気にかかるところです。
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株式会社食環境衛生研究所

枯草菌は、いろんな抗生物質を産生するよ!!

山梨大学とメルシャンはブドウの病気予防に有効な細菌を見つけた(日経産業新聞7月29日)。
バチルス・サブチルスKS1と名付けられた枯草菌で、灰色かび病や晩腐病菌などに効果を示すという。
この細菌が数種類の抗生物質を作り出すことで病原菌を寄せ付けなかったり増殖を防ぐとのことだ。
今後、研究が進めば化学農薬なみの効果が期待できるとのことです。
イツリン、プリパスタチン、サーファクチンなどの抗生物質を出す枯草菌の報告は多数ある。まさかメルシャンと山梨大学ともあろうものがこれじゃーないよね!! ちゃんと確認しているでしょう?

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「 頭の悪くなる元素 ― 鉛(なまり)― ②」

その① →  鉛の害

前回は「鉛の害について」でしたが、
今回は鉛汚染の問題についてお話します。
正直な話、人の手が入っている土地で、
鉛汚染が全く存在しない場所はありません。
鉛って、知らないだけで、以外と身近な元素なのです。

しかしなぜあまり問題とならないかというと、
鉛汚染の人体への影響がすぐに現れるわけではないからです。
鉛摂取のほとんどが空気飛散や食べ物など口からの摂取で、少量であれば何ら問題ないのですが数年~数十年かけて少しずつ体内に蓄積していきます。比較的代謝が活発な成人でも、一度体の組織内に取り込まれた鉛は体外に代謝するまでが平均5年かかるという文献もあり、知らず知らずのうちに汚染されているということもしばしばあるようです。

さらにやっかいなことに、
鉛をはじめとする重金属類は分解して無くなったりしません。
一度汚染された土地は、客土でもしない限り、100年経っても汚染土壌です。
つまり、一度土壌が汚染されたら最後、
来世に負の遺産を残すことになります。

畑の鉛汚染が心配なそこのあなた!!
土壌を直接調べるのも1つの手段ですが、鉛が濃縮されやすいといわれる「トウモロコシ」「ヒマワリ」を育てて分析するのがもっと賢いやり方です。

食品の分析は是非食環境衛生研究所へ☆

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