一ノ倉沢の紅葉は見頃です(その2)

前回につづいて一ノ倉沢の紅葉情報です。
どこから入るのかよく判りませんでしたがとりあえず道路から沢を遡上していきます。
5分ほどで進むとここからは沢を左斜面からまいて登るようです。特に準備がなくてもここまでは一応歩いてこれそうでした。ここでまず放射線量測定。少し高い値です。

沢を渡って登って行きます。こちらにもロープが張ってあり、少し緊張しながら進みます。10分程で沢に下りれる場所にでましたが、先行者の足跡を頼りに斜面を進むことにしました。すると徐々に藪漕ぎ状態からやがて道はなくなりました。なんとか沢に下りる道まで引き返し、一息。放射線量測定。ここは低い線量でした。

どっと出た汗が引くのを待ってから再出発。ここからは沢登りみたいでたのしく進めます。

20分くらいでカール状の滝壺にでました。ここから先は岩登りの本格的な装備が必要になります。張り付けそうな岩場があったらとクライミングシューズとチョークバッグを持ってきましたがそんな雰囲気でもなさそうなのであきらめました放射線量は意外と低めでした。

やっぱり滝の上が気になるので少し右側の斜面をよじ登ってみるともう一段滝があるようでした。奥が深そうです。

ここの斜面が思った以上に放射線量が高くて高度感もあるのでかなり緊張気味に引き返しました。

紅葉は来月上旬まで見頃がつづきそうなので、いろいろ反省してまた来ようと思います。
(イワザキ)

谷川岳 一ノ倉沢の紅葉

谷川岳天神平ロープウェイ駐車場(¥500)から一ノ倉沢へ紅葉トレッキングへ出発。
放射線量測定値は異常なし。
一般車両は車両規制(紅葉シーズンのみ)されているので、ここから先は落葉の積もった車道をのんびり歩いていきます。

40分ほどで紅葉のマチガ沢へ到着。登山部の谷川岳登山では西黒尾根から登頂しましたが、沢の手前の厳剛新道から山頂を目指すと岩場やマチガ沢など変化に富んだルートで楽しめます。
マチガ沢で放射線量を測定すると0.35μSV/hの高い数値を計測しました。
やはりこの辺りの山脈が壁となって、原発由来の放射性物質がせき止められたのは事実のようです。
さらに20分ほど進むと、お目当ての一ノ倉沢に到着。
休憩用のベンチで放射線量を測定すると全く異常なし。かなり放射性物質の濃度はばらつきがあるようです。

少し近づくと放射線量が上昇しました。

谷川岳一ノ倉沢はせまる岩壁と紅葉のコントラストが魅力の紅葉の名所ではありますが、言わずと知れた日本アルプスの剣岳や穂高岳に並ぶ岩登りの名所です。岩登りする方は放射能のリスクより大きなリスクのなかで楽しんでいるので気にしないと思いますが、個人的興味から一般観光者の入らない沢の内部も測定しようと思います。
つづく。(曇天のせいか写真の出来がいまいちなのでもう一度行こうと考えているカメラより被写体のちからで勝負のイワザキ)

赤城山の紅葉

赤城山の紅葉はすでに見頃を迎えているようです。
覚満淵の駐車場から歩き始めて、まず入り口で放射線量を測定。
道路上なので全く問題ないようです。

覚満淵は最後にとっておくとして、黒檜山、駒が岳の登山口で放射線量の測定。
特に問題なし。

紅葉の木立のなかを快適にのんびりと。

ちょいちょい休憩しながら1時間ほどで最初のピーク、駒が岳。
放射線量の値は少し高めの値ですが大丈夫でしょう。

稜線づたいに一度下って登り返すと1時間ほどで黒檜山大神の祠があります。
山頂と勘違いしやすいですが、本当の山頂はもう少し先にあります。
とりあえず放射線量測定。ここは放射性物質が堆積しなかったようです。

5分ほど進めば黒檜山の山頂。人がいっぱいいたので放射線量だけ測定して、来た道を戻ることにしました。駒ケ岳につづいて山頂は少し放射線量が高めのようでした。木立があったり雲がかかったりするからでしょうか?

覚満淵に帰ってきて放射線量を測定すると、ここもばらつきがありましたが比較的高めの値(平均0.2μSV/h)。淵底の粘土質に放射性物質が堆積しているのでしょう。

赤城山の放射能汚染については、少し騒がれていたようですが、特に心配する事もないようでした。山頂付近はすでに葉が散り始めていました。大沼湖畔から中腹はこれから見頃になるでしょう。(第二登山部から写真部にしようか悩んでいるイワザキ)

上高地(その2)

そろそろ紅葉の季節かと思いましたがまだ早かった上高地。
河童橋から梓川の右岸を歩いて少しすると岳沢の入り口があります。

樹林帯のなかを緩やかに登っていきます。
雪崩で崩れた登山道もきれいに整備されて迂回ルートになっています。

もうひと登りすると風穴です。しかし、この日は外気も涼しいためか、何の音沙汰もなくただの穴でした。

すこしすると視界が開けて岳沢のガレ場に到着。
とりあえず、河童橋を見下ろしながら放射線測定
少し高め?標高のせい?異常なしでしょう。
ここで残り時間が無くなってしまったので引き返すことにしました。

名残惜しいので梓川の支流で一枚。
あと2週間もすればきれいに紅葉するでしょう。

上高地への道すがら放射線測定をしてきましたが、携帯している積算線量計はどうも下限表示がすでに0.05μSv/hのようで舗装の上と、地面の上とで放射線測定の値に若干の差がある程度でとくに異常はありませんでした。ここまで来てこんなことを気にする人もいないでしょうが・・(イワザキ)

紅葉にはまだ早い上高地

今回は少しだけ日本アルプス気分。
大正池から望む穂高連峰。左の雲に隠れているのが奥穂高岳、右が前穂高岳、間の吊尾根から手前に伸びているのが岳沢。

今回も積算放射線量計を携帯しています。これで放射線量測定をしてみたいと思います。
とりあえずバスターミナルにて放射線量測定、0.08μSV/hで異常なし。
梓川にて放射線量測定、0.12μSV/hでこの程度は自然にある放射能として異常なし。
積算線量計の誤差範囲とも考えられます。

少し紅葉してきた風に一枚、六百山。

穂高岳の入り口、岳沢登山口。

今回の日帰り旅を企画してくれた山歩き同好会の二人とはここでお別れ。

すでに帰りのバスの出発時刻まで残りあと2時間となり、ようやく復活した岳沢ヒュッテまでは間に合いそうもないので、とりあえず岳沢のガレ場まで行くことにしました。
生ビールはおあずけです。

来年、ひそかに計画している奥穂高岳。
うまくすれば日帰りでいけるらしいです。
つづく。(イワザキ)

皇海山偵察行(その2)

前回、根利方面から途中断念した皇海山の登山口をめざして、今回は追貝から偵察に出発。
とりあえず、老神温泉で放射線量測定。渓谷の道路上にて異常なし。

林道入り口にはおなじみの「自己責任でどうぞ」の看板がありました。

途中岩壁をくり抜いただけのトンネル。

これが原因の崩落現場。

とりあえず放射線量を測定。なぜか少し高い数値ですが?

靴ひもを締めなおして出発すると、今度は土石流によって道が寸断。

崩落地点から5キロほどで登山口。崩落地点の手前には登山者の車が3台ほど停まっていました。5キロくらいなら1時間プラス(往復2時間)で日帰り登山も問題ない事が確認されました。とりあえずここでも放射線量測定、誤差範囲にて異常なし。

さらに3キロほど進むと前回轍が発見された橋に辿り着きました。

これで納得。今回の偵察行は終了としました。

使用した放射線量計「MEASURE WORKS AT2503A ATOMTEX」
線量率測定範囲は0.1μSv/h~0.1Sv/h。(イワザキ)

またも台風に阻まれた。やっぱり皇海山は遠かった・・

先週、袈裟丸山の沼田方面からの登山口を探しに栗原川林道に入ったら、袈裟丸山ではなくて「皇海山→」の看板が出ていました。ついついつられて林道を奥へ奥へと進み、ついに皇海山の登山口を発見。

皇海山に向かうルートは庚申山、鋸山を経由するのが主流だったのですが、どうやら現在は栗原川林道から直登で行けるようです。
登山行程も短く、5時間程度で往復できるようです。

20年前に足尾方面から庚申山経由で皇海山をめざしたときは、鋸山への鞍部が台風で削り取られ、断崖に苦戦して時間を費やしてしまい他の部員の安全も考えて、あえなく鋸山から六林班峠へと下ったのでした。
いまはルートが整備されたようなので、また庚申山経由で鋸山(ここが高度感があっておもしろい)にも登ってみたいですね。

さて、いよいよ皇海山をめざして栗原川林道へ。先週下見した利根方面から入ろうとしたところ、なにやら看板が増えている。

台風15号の影響でしょうが、もともと注意喚起の看板がやたらに多いし、沼田(追貝)方面へ通り抜けが出来ないだけだろうと考えそのまま進みました。
途中、道が沢のようになっていたり、多少崩れていたりもしましたがそのまま奥へ。

今度は少しリアルに通行止め。

仕方無いので徒歩で。まだ登山口まで10キロ以上あるはずだけど、あきらめが悪いので、本当に通行できないのか確認してみました。

まあ、このくらいはぜんぜん大丈夫。

この石、車は無理か?バイクなら問題なし。

あ、・・ほんとに駄目だ。

M I:Ⅲのトムクルーズならジャンプで飛び越しただろうけれど(この日の夜にTVでやっていた。結局、着地に失敗して犯人には逃げられた。先に見てなくて良かったと思う)、安全に斜面を迂回してさらに進む。この先はどうなっているのだろう?

3キロ程進むと、橋の上の半乾きの土にバイクのタイヤ跡を発見!

たぶん一昨日の大雨が最後だから、昨日か今朝の痕跡のはず。すると、沼田(追貝)からは登山口まで入れる事に?
時間もお昼近くになってしまい、希望の轍も発見したので、ようやく納得して引き返しました。

何度見ても無理。

次は栗原川林道の反対側、沼田方面から入ってみたいと思います。
ただ、発見したタイヤ跡は行き帰りの一本のみ。トライアルバイクのようなキャラメルを並べたような形だった。
私の愛車、老いたセロー(ヒマラヤカモシカの事らしい)で、果たして辿り着くのだろうか?
(イワザキ)

台風12号

台風12号も通りすぎたことで、空も少しずつ秋の気配がしてきたようです。

そろそろ活動再開ですかね~

初夏の石門にて

あなりすとの突っ走った投稿がないので寂しく感じる、今日この頃。(イワザキ)

利根川源流 いわな釣り

登山部の活動も、皆それぞれ忙しくて、おあずけ状態。

とりあえず一人で涼しい山奥へ。

かるく道路脇から沢を少し上がってみましたが、全然釣れませんでした。

今度は、もう少し本格的に源流部へ突入する予定です。(イワザキ)

千畳敷カール

登山部補欠部員です。
休みにちょっと涼を求めて千畳敷カールまで行ってきました。
あまり天気は良くありませんでしたが南アルプスまで見渡せました。
天気のいい日は富士山まで望めます。

千畳敷カールは約二万年前の氷河が岩肌を削り取ってできた平坦な扇状の土地で数多くの高山植物が咲き乱れていました。

3連休もあってかロープウエーは3時間待ちでしたが、2600mまでいくと天気も良く爽快でした。

秋の紅葉シーズンは最高らしいです。
是非、行ってみてください。
補欠部員より