HIV/エイズを知ろう!

性病の一種である、HIV/エイズについて知っていますか?

◎HIV/エイズとは?
HIV:ヒト免疫不全ウイルス
エイズ:HIVに感染した状態のこと

◎感染経路や症状
⇒性行為による感染、注射器の使い回しによる血液感染、産道や母乳からの母子感染など
その中でも、最も多いものは性行為による感染

⇒HIV感染後2~4週間経過すると、発熱、咽頭痛、筋肉痛など、インフルエンザ様の症状が出る
多くの場合、自然に消え、無症状のこともある。

◎治療方法
⇒早い段階で感染が分かれば、HIVウイルス量を減らす薬を投薬し、エイズ発症を遅らせることが可能
しかし、服薬を止めてしまうと再びウイルス量が増加するため継続的に服薬する必要がある

◎予防
⇒不特定多数との性行為を控える
性行為の際は、コンドームを使用する

📝HIV/エイズに関するコラムはこちら
HIV/エイズとは?|感染経路と予防法を理解しよう

📝その他、性病に関するコラムはこちら
淋病とは?|感染経路とその予防策について
クラミジアとは?|男女別の症状の違いや対策について解説
梅毒の初期症状を見逃さないための重要ポイントを紹介

淋病(りんびょう)を知ろう!

性病の一種である、淋病(りんびょう)について知っていますか?

淋病とは?
⇒淋菌の感染による性感染症

感染経路や症状
⇒性交渉やオーラルセックスを行った際に粘膜や体液を介して
男性🚹排尿痛、稀に無症状
女性🚺症状は軽度、進行して症状がでる、稀に排尿痛

淋病の治療方法
⇒抗菌薬の投与。
投与後、2~3週間で完治するといわれているが、抗菌薬が効かない薬剤耐性の淋菌が報告されている。

淋病の予防方法
⇒性行為を行う際にはコンドームを着用する
不特定多数との接触を避ける

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梅毒を正しく知ろう!

みなさんは、梅毒について正しく知っていますか…?
「梅毒は性病の一種、感染者と性交渉をすることで感染する」ということを知っている方は多いと思います。

ですが、「梅毒」には見えない脅威が潜んでいます💦
誤って認識されやすい点について確認し、正しく理解しましょう!

梅毒の感染経路は、感染者との性交渉のみ。
性交渉だけでなく、キスなどでも感染する可能性がある。

感染後、初期症状で発疹がでても、自然に消えれば完治。
初期症状の発疹が治ったとしても、完治したわけではなく治療が必要。
無症状期間中に他人に感染させてしまう場合がある。

感染しても、死に関わるような重大な健康被害は無い。
適切な治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、脳や心臓に重大な合併症をもたらすことがある。

梅毒について、正しく知っていたでしょうか??
この機会に、みなさんも梅毒について色々と調べて理解を深めましょう!

梅毒検査を受けるタイミングは?

2024年上半期の感染者数が過去2番目に多い数となった「梅毒」ですが、検査を受けるべきタイミングがあるのを知っていますか…?

「梅毒」は、感染してすぐに検査をしても陰性になる可能性が高いです。

感染しておおよそ1ヶ月経過した頃から個人差はありますが、検出し始めます。その後、感染から2~3か月経過すると確実な結果がわかります。

そのため、感染の可能性があった日から、おおよそ1ヶ月以上経過してから検査することが推奨されています。

また、確実な結果が出る期間までの間に、陰性と診断されても、陽性となる可能性が残っているため注意しましょう!

梅毒感染の予防をしましょう!

2024年上半期の感染者数が過去2番目に多い数となった「梅毒」ですが、梅毒への感染を予防するには、どうしたら良いのでしょうか…?

~予防方法📝~
①梅毒感染者との性交渉を避ける。
②性交渉の際は適切にコンドームを使用し、粘膜の直接接触は避ける。
③不特定多数の人との性交渉を避ける。
④梅毒に感染しても無症状の人もいるため、パートナーが感染している場合は、無症状でも検査を受ける。
⑤他の人へうつさないために、梅毒感染が疑われる場合、感染に心当たりがある場合は、医療機関を受診する。

また、一度梅毒に感染し治療が終わっても、今後の新たな感染を予防できるわけではありません。
しっかりと感染予防をしていきましょう!