青森県は1月22日、食品製造会社「宝幸」(東京都)が八戸市の工場で製造した缶詰「さば水煮」から高濃度のヒスタミンが検出されたとして、同社に製品の回収を命じたと発表しました。
ヒスタミンと聞くと、抗ヒスタミン剤など「蕁麻疹、アレルギー」の関連ではよくその言葉を使っているが、食中毒の場面ではあまり印象がない人が多いと思います。
* ヒスタミンは,不適切な温度管理等により増殖した微生物(ヒスタミン産生菌)によって,ヒスチジンからヒスタミンが生成され,アレルギー様の症状を引き起こします。
* ヒスチジンは,アミノ酸の一種で,イワシ,カツオ,マグロ等の赤身の魚に多く含まれています。
「宝幸」が製造した「さば水煮」という商品が、新鮮ではない古い材料を用いて作られていたためにヒスタミンが生成されたのだと思います。
きっと、衛生管理も悪かったのでは?これを機会に是正してもらえればいいな・・・・・