震災見物について一言

 ガソリン供給や道路事情の改善で東日本大震災の被災地への交通アクセスが改善されるにつれ、被災地への“見物人”が増え始めているらしい。
行方不明者の捜索やがれき撤去の妨げになるケースもあり、宮城県亘理町は被害が大きい地域に入る車両を規制することを決め、町長が発行する通行許可証を5日から被災者に配り始めた。

 県南部の亘理町は震災で死者238人、行方不明54人の被害(4日現在)を受けた。
 町災害対策本部によると、津波で住宅が流されたり、海岸から離れた場所に漁船が漂着するなど無残な姿の被災地に県外ナンバーの車で乗りつけ、騒ぎながら写真を撮ったりする人が最近になって徐々に目立つようになった。

 先週末には、がれきをよけてようやく1車線分が確保された道路に、こうした車が数珠つなぎになる光景も見られたという。中には県外から駆け付けた被災者の親類などが交じっている可能性もあるが、防犯ボランティアが身元や目的を尋ねると言葉を濁して立ち去る人が多いという。

 町内では自衛隊や他県からの消防応援など計300人以上が行方不明者を捜索しているが、捜索しようとしても、撤去したがれきを運ぶダンプカーが渋滞に巻き込まれてしまい、捜索やがれきの撤去に予想以上に時間がかかってしまっているようだ。「毎日jp」
 
 社会全体で節電、自粛の真っ只中、ガソリンを消費して観光とはどうなのか。
世界から日本の行動が見張られているのだ。最近の報道では、日本の我慢強さ、行動、礼儀など称賛されているが、こんなことが起こっているとは残念でたまらない。こんな時だからこそ、日本が一丸となって頑張らねばならない。

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